つい先日の現場の写真がありましたので、御紹介します
大阪の取引き先でもあります、不動産屋様からの緊急依頼でありました
マンションの室内から汚水が溢れて大変との事・・・
当社が業者として入る前にも何度かあった部屋だったらしく
以前の業者がしっかり直してないのかも?と担当者様が話しておられました
浴室が完全に詰まっています・・・
えっ?洗濯の排水溝も詰まっている・・・・
結局、台所以外は全て詰まっていました・・・
少々厄介な現場なようでした
勘に頼っての作業は危険だと判断しまして
まずは、排水管用のファイバースコープで排水管の中を調査しました
今回使用したカメラはこれです・・
レベルに応じて、複数のカメラを使い分けます
このカメラの長さは30mぐらいあるのですよ
でも、入れるのに少しコツがいります
ある程度慣れていないと機械を壊してしまいますので、経験が必要です
排水管カメラとしては、まだ安い方でして、最近はこの機種を使用しているメンテナンス屋さんを沢山見ます
便利でいいですが、これでも、数十万はする道具です。大切に使います
ほぼ、管が詰まっています
これでは流れませんね・・
結局、2部屋が酷い詰まりでした・・・
管理会社に報告して、状況を説明しました
排水管洗浄などのメンテナンスを実施していない物件だったようです
洗浄は後日、オーナーと協議するので
何とか、住人さんが使える様にしてもらえないかという事でした・・
あくまで応急処置と言う事になりますが
現場で出来る限りの事はさせて頂きました
詰まりの場合、状況に応じて色々な道具を使います
ポンプを使ったり
ワイヤーで油脂や塊を砕く作業があったり
高圧洗浄をしたり
オリジナルで作った道具もあります
作業員が瞬時に判断して、的確に作業をいたします
状況判断が難しい現場もありますが
そこは大変な現場ばかりをこなしている、スタッフですので何とか目処を付けます
当社としましては、きっちり完璧にして現場を終了したいのですが
管理されている会社の指示もありますので
今回は小型のワイヤーで詰まっている管の中の塊を砕く作業を行いました
カメラ同様、入れて砕くのにコツがいります
適当に入れてしまうと、ワイヤーが曲がったり、途中で引っ掛かってしまい
作業どころじゃなくなります
かなり強固な詰まりでしたので大変でしたが
穴が大きくなったのがわかりますか?
2部屋共、同じ箇所で詰まっていました・・
本来なら、これでも不十分なんですが
今後の対策をしっかり説明しておきました
きっちりと直さないと、再度詰まりが発生してしまいます。
出来れば住んでいる住人さんの為に
早めに実施したいものです
作業後、再度排水管カメラで排水管を見ましたが
一応、綺麗に流れていました
すぐに、再発の心配はないと思いますが
毎日お水や汚れが流れて行く場所です
詰まって、階下漏水などの被害も、起こりますので
早めの対応が必要です
以上、現場の報告でした