整形外科医(ryuuta19)の独り言 -26ページ目

Degerative cyst :勉強①

当直中、あんまり暇だから(こんなことは珍しい)教科書を読む。



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なかなか平易な英語で書いてあり、症例ごとに短くまとめてあるのでお手軽な教科書。

日本語の教科書がなかなかないんだよなあ。



で、ここから勉強のメモ。


glenoidに発生したDegenerative cystについて。

30歳以下なら骨腫瘍を考える。

ABC、FD、MM、meta、CSなど。

Ewingの肩甲骨発生は珍しい。

40歳以上ならMMも考えよ。蛋白電気泳動しなさい。

造影MRIではrimだけが造影される。metaやMMなら腫瘍全部が造影される。

生検するときは後ろから。前には腕神経叢があるから。

Open Biopsyの時は小円筋と大円筋の間から。

BiopsyでCystと診断がついた場合は疼痛如何で手術を決定するが、保存的治療をまず試みる。

関節の状態が悪ければ人工肩関節を考慮する。

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来年のブルべの予定は…直前までわかりません

※2013年6月20日に一部追記しています


2013年も「1か月に1回ブルべ」を希望したいけど、そうそううまくいくのかな…


とりあえず

1月20日 熊本200km エントリ済み

2月10日 熊本300km エントリ済み

3月9日 長崎300km インドの学会に出席予定なのでDNS

3月16日 嘉麻400km エントリ済み

3月31日 広島200km 体が空いていればスタッフ? 時期が微妙かなあ。→いろいろあってDNSだな

4月20日 広島300km スタッフ?

4月27日 岡山600km みんなAJ福岡のヘブンウィークに行くだろうから、こっちしてみる?獲得標高8000mっておい。ヘブンウィークの日程が決まらないとちょっとわかんない。→仕事決定…

5月11日 広島400km スタッフ?

5月25日 長崎400km 日整会があるから無理だろね。

6月1日 広島600km スタッフ?エントリ済み

6月8日 嘉麻600km エントリ予定、できればここいらでSR取得といきたい。→学会とかぶってDNSだな

7月13日 岡山1000km 参加したいけど骨軟部腫瘍学術集会があるのでダメだあ。

7月27日 岡山400km エントリ済み

9月8日 嘉麻200km

9月13日 宮城1000km 1000km走りたいけど予算と時間がねえ。

9月21日 長崎200km どMなコースに挑む?エントリ予定

9月22日 長崎600km どMなコースに挑む?

9月29日 岩国200km スタッフ?

10月5日 嘉麻300km 去年と同じ牧ノ戸ならうれしいなあ。雨なしで。エントリ予定

10月12日 岡山600km


基本的にはAJ福岡主催の熊本、嘉麻、大村発着のブルべに参加する。

広島ブルべは実際に走らずスタッフかな?東広島微妙に遠い…

岡山ブルべは定員30名だから抽選にもれるかも。んで輪行しなくちゃ。お金もかかるなあ。


ざっと見てみると・・・4月5月は最悪ひとつも走れないかも(゜o゜)

ヘブンウィーク(GW中に九州1周しちゃう)も全部は参加できないし。

とりあえず赤色の部分は何があろうと参加したい…例によって社会人力の見せ所ですな。

下っ端のN先生は多分転勤になるので、誰が派遣されてくるかによるなあ(笑)


まあなんにしても「無事故、無落車」で。


んで家庭円満かつ仕事もバリバリで生きたいですなあ。

腰痛診療ガイドラインを読む:これで終わり

治療
非特異的腰痛の場合、ベッド上で安静にするよりも痛みに応じて活動性を維持した方がよいとしている。
薬物療法はGradeAで推奨されている。
急性or亜急性(痛くなってから3か月以内)であれば温熱療法とコルセットは効果ある。
慢性腰痛(3か月以上)には運動療法が有効。
運動療法の種類、頻度、強度、期間については報告が様々なため明らかではない。
海外の文献では代替療法(マッサージ・鍼・徒手療法)は効果があるとはいえない


予防
運動療法、認知行動療法はエビデンスの高い論文がある。
腰痛があってもなるべく活動性を維持(早期復職とか)した方が痛みの改善が早い。


なんてことがガイドラインでは触れられている。


あくまでもガイドラインはガイドラインなので、金科玉条絶対に守らないといけないよ、ということではない。あくまでも指標にすぎず、目の前の患者さんに対してどのように適応していくかが問題だ。


難しいのは慢性腰痛に対する運動療法だろう。様々な報告があるのは、対象となる患者さんが様々だからだ。年齢でわけようにもすごく運動している人から全く運動していない人もいたり、腰周りの筋力も違ったり、いろいろバイアスがかかるから一概には言えず難しい。


腰痛診療ガイドラインで触れられているのは以上。はっきり言っちゃえばあんまり目新しい知見はない(あたりまえか)が、これから先また改訂されていくと思うのでまた勉強しないとね。

腰痛診療ガイドラインを読む:続き

原因のある腰痛と、原因のない腰痛の見分け方としては、
①神経症状があるかどうか(下肢痛とか膀胱直腸障害とか)
②危険信号red flagsがないかどうか
の2点。


危険信号とは
発症年齢が20歳以下、もしくは55歳以上
時間や活動性に関係ない腰痛
胸痛を伴う
癌、ステロイド治療、HIV感染の既往
栄養不良
体重減少
広範囲に及ぶ神経症状
構築性脊柱変形
発熱
が挙げられる。


ふむふむ。こういうのがあると詳しく調べなさい、ということだ。

希望があれば非特異的腰痛っぽい患者さんには検査しちゃうけどね・・・


ルーチンにX線写真は要らないよ、というエビデンスの高い論文が多いらしい。
いわゆる非特異的腰痛ならば、検査せず4-6週は保存的治療でよいよ~ということになる。


癌の既往があると癌による腰痛の可能性が0.7%から9%に上がっちゃうよ、なんていう論文もある。知らんかった(恥)


原因のある腰痛ならば原因を解決するように努力すればいい(それでも問題は多い)。

問題は非特異的腰痛の方だ。どういう治療をすればよいかガイドラインは論じている(?)。



続く。


腰痛診療ガイドラインを読む。

腰が痛いと日常生活で感じることがある人は多いだろう。
日本では約8割の人が腰痛を感じたことがあり、また4割から5割の人が現在腰痛を自覚しているという論文もある。僕ら整形外科医が最も診る機会が多いのも腰痛だ。

んで、今年ガイドラインがでた。



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主にガイドラインに書いてあることをかみ砕いてまとめておこうかと…


腰痛の原因はたくさんある。


脊椎系だと 腰椎椎間板ヘルニア 腰部脊柱管狭窄症 脊椎すべり症 骨粗鬆症 脊椎腫瘍(転移性腫瘍含む) 脊椎感染症 脊椎外傷(椎体骨折など) 脊柱靭帯骨化症など
内臓由来だと腎尿路系疾患(腎結石、尿路結石、腎盂腎炎) 婦人科系疾患(子宮内膜症など)
血管由来だと腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤
心因性だとうつ病、ヒステリー

などなど。


…Zzzz 寝ちゃダメドキドキ


整形外科医はこういう原因のある(特に脊椎系)腰痛を診断することには長けているといっていいのと思う。

残念ながらというか原因がはっきりしない腰痛(非特異的腰痛)というのがある。


腰痛で整形外科に来たらまずX線写真をとることが多いと思うのだけど、非特異的腰痛の場合、ガイドラインではルーチンでX線写真を撮ることを推奨していない。そもそも非特異的腰痛かどうかはとりあえず症状や身体所見で診断しなさいとある。そうかそうか。でもX線写真ぐらいとりたいけどな…だって患者さんが納得しないような(笑)



長いので続きます。