龍さんがJMMで、「中田英寿が2ヶ月ほどトレーニングしたら、日本代表で通用する」と語っていた。俺はそう思わない。まず、今の日本人選手は、4年前よりレベルは上がっていると思う。ただ、真ん中に固まり、パスに酔うきらいがあるだけだ。それは選手の器量より日本のトレーニングシステムや布陣の問題だ。前にも書いたが、中田より本田圭佑の今の実力の方が、中田のピーク時より上だ。あの常に常に前を進む姿勢は、欧州にマッチしている。中田もペルージャでの1年目は、当時のポジションも前めだったこともあり、積極的にゴールを狙っていて、それが、10ゴールにつながったようだ。それが、徐々にパスに酔うきらいが出た様に思う。
 冷泉さんもnews weekのコラムで岡田のことを「不世出の指導者」と書いてあった。“不世出”とは俺の携帯に内蔵されている辞典で調べてみると、「めったに世に現れることのないほどすぐれていること」とのことだった。なぜ、冷泉は、岡田に不世出という言葉を使ったのか、その理由がなかった。理由を書いて欲しかった。冷泉さんは続けて、岡田は、選手とのコミュニーケーションに苦労しているみたいな旨を書いていた、コミュニーケーションに苦労するなら、不世出ではないだろうと思う。
 俺の日本代表の成績予想は、よくて1分け2敗だ。


 冷泉さんのブログ

 http://newsweekjapan.jp/reizei/2010/05/post-147.php