自分の血のつながった人や大切なパートナーが、カルトに嵌ったり、パワハラを受けたり、トラブルを抱えた場合、あなたはどうするだろうか?戦う覚悟があるだろうか?弁護士や身近の信頼できる人といったあらゆるルートを駆使して向かわざるを得ない。こういうケースは、絶対に一人で立ち向かってはいけない。静観は事態を悪化させるだけように感じる。龍さんの小説「最後の家族」で、引きこもりで家庭内暴力を奮う主人公に対して、主人公の母は、絶対逃げずに、あるゆる方法を考え、立ち向かった。
 常に、俺は自分を含めて大切な人がこのようなトラブルを抱えたらどうしようという不安感を抱えている。だが、実際に事が起こった時、最後の家族の主人公の母のように、立ち向かってゆくことしかできない。