みなさん、こんばんは
5月ももう終わりですね。
岩手も暑かったり涼しかったりと、まだ
まだ波がありますが、ほぼ20~25℃
という気温が続いています。
確実に夏に向かっているなと実感する
今日この頃です
先日まで岩手も高校野球も、春の県大
会が行われていました
花東は、準決勝で盛大付に破れ、3位
決定戦にまわりましたが、そこで9-2
と圧勝して東北大会行きを決めました。
仕事の合間に、その3位決定戦を観戦
しに行ってきました。
2-1と1点リードビハインド状態で迎え
た中盤に、一挙7点の集中打を見せ、
相手を圧倒。
注目の大谷は投げませんでしたが、投
も打も順調のようです
県大会初戦では、相手のサードがレフト
を守り、レフト・センターは左中間・右中
間を守る外野4人体制の「大谷シフト」を
敷いたようです。
しかし、大谷はガラ空きのサードに内野
安打を打ったとか
センバツでは、大阪桐蔭・藤浪から本塁
打を放っているだけあって、投も打も超
マークされている大谷です。
バックネット裏にはスカウト陣らしき面々
が陣取っていました。
夏が楽しみです
さあ、それでは今日の本題に入ります。
自分には仕事上において、大きなきっかけ
を与えていただいた方がいます。
その方は、その分野では第一人者の方で、
今まで多くの方を指導されています。
自分もご指導の恩恵をいただいている一
人なのですが、その方がメルマガを書い
ていた内容をご紹介します。
以下にメルマガの文章を引用します。
==================
今日はちょっと、遊び(ゴルフ)の中で学んだ
ことなどをシェアしようかと思います。
毎日打ちっぱなしに行っていると、やっぱり
毎日同じ人にも会います。
~中略~
また、中には指導をしてもらっている人も
います。
いわゆる、レッスンプロって人でしょうか、
よく解りませんが・・・
~中略~
その指導者さんは、とにかくフォームを
しっかりとして、真っ直ぐに飛ばすことを
徹底的に教えていたようでした。
当然、窮屈なフォームを強いられるわけ
ですから、ボールはそんなに飛んでいま
せん。
と言うか、ポーンと軽く打つ程度です。
ゴルフの世界では、そうやって教えて
いくのがセオリーなのかどうかは解り
ませんが、僕は、それは違うんじゃな
いかと思いました。
~中略~
僕もゴルフ初心者なんでよく解りますが、
初心者って、飛ばしたいんです。
別に真っ直ぐ飛ばなくても、とにかく飛
距離が出れば楽しいんです。
ゴルフを長年やっている人から、
「ゴルフは飛距離ではなく、何打で廻れる
かが大事なんだ」
と言われたことがあります。
~中略~
ですが、多くの初心者レベルでは、打数
よりも先ずは飛距離、飛ばして何ぼだと
思います。
つまり、レベルに応じた教え方をしないと、
面白くないんです。
初心者は、スパーン!!と気持ちよく
カッ飛ばしたいのに、全然違う事(真っ
直ぐ飛ばすこと)を教えられても楽しく
ないんじゃないかと思います。
楽しくないと続かないですよね。
実際、僕はほぼ我流ですが、ある程度
飛ぶようになってきて、今は真っ直ぐに
ということを意識するようになりました。
好き勝手練習しているんで、なかなか
上手くはなりませんが、それでも楽しい
から毎日通っています。
なかなか上手くならない、ちょっと難しい
から面白い、まさに、僕が教えているビ
ジネスと全く同じです。
~中略~
最初に少し触れましたが、ゴルフもビジ
ネスも、上手い人ってのは、毎日継続し
ているんですね。
だったら、最初に教えてあげるのは窮屈
なセオリーとか正論ではなく、
どうやったら楽しんでもらえるのか
どうやったら毎日継続してもらえるのか
ということではないでしょうか?
毎日継続するって、超当たり前のこと
です。
ですが、その超当たり前のことが実は
一番難しい。
だから僕は実践者さんにも、うちのスタ
ッフにも、最初は自由に伸び伸びと楽し
むように指導しているわけです。
僕はゴルフを遊びで始めましたが、ゴル
フを始めることによって、初心者の目線
というのを再認識することが出来ました。
~中略~
日頃、教えるという立場の人間である
がゆえ、教えられる側、初心者さんの
気持ちや目線などを理解してあげるこ
とも大事だなぁと改めて思った次第です。
==================
自分は、この方の考えと全く同感です。
ここではゴルフの話ですが、野球とて
同じことのように思うのです。
自分もゴルフを少しかじったことがあり、
一時期打ちっぱなしにも通い詰めたこと
もありました。
だから、
「初心者は小手先のことより遠くに飛ばしたい」
という気持ちわかります。
まずは技術習得や相手に勝つ云々より
も、「楽しさ」を得たいという気持ち。
これはまさに野球を始めた頃の子ども
たちの価値観と同じではないでしょうか
バッティングとて、「遠くまで飛ばす」という
醍醐味があり、楽しさがあります。
(前々々回記事でも書きました)
レベルが上がるにつれて、小技・足技を
絡めて点を取るなどの戦術や、勝負の
駆け引きなど、違った楽しい部分も出て
きます。
しかし、それらは野球の醍醐味を知った
あとにくるものだと思います。
まずは、
「野球が好き」
「野球は面白い」
という気持ちを大切に考えるべきです。
全てはそこがスタートなのですから。
そして、指導者は子どもたちの興味の
先やレベルを理解し、その子に合った
接し方や指導が望ましいと思っています。
「楽しさ」を知れば、「やる気」が出て
きます。
「やる気」が出てくれば、自分で主体
的に「考える」ようになります。
「考える」ようになれば、新たな「気づき」
が生まれます。
「気づき」が生まれれば、「工夫」が
生まれます。
「工夫」が生まれれば、それまで良く
なかった部分が「修正」されていきます。
「修正」されれば、プレ―もよくなり
「結果」もついてくるようになります。
「結果」が出れば、「楽しさ」がさらに
大きくなります。
というような好循環が生まれてくるので
はないかと思います。
だから、楽しくないと続かないのです。
また、当然のように上達もしないのです。
ゆえに、そのきっかけを上手に与えて
やるのが大人の役割だと思っています。
それでは、この「楽しい(面白い)」とは・・・
これには2つ意味があると思います。
1つは「FUNNY」、そしてもう1つが
「INTERESTING」。
前者は、単純に
「滑稽なことに対するおかしさ、面白さ」
後者は
「興味・関心があることに対する面白さ」
という意味であると思います。
しかし、そこを理解していない指導者は、
「楽しい」を前者とばかりイメージしてい
ます。
だから、ヘラヘラ・ダラダラ・ペチャクチャ
というように、子どもたちのペースでやる
こと、あるいはやらせることが「楽しい」
野球だと。
だから楽しい野球などありえないと感
じる傾向にあります。
ゆえに、それをさせないために、はな
っから怒鳴り散らしたり、口うるさく言
って、子どもたちを抑制しようとばかり
する大人もいます。
そして、それこそが「楽しさ」の対極で
ある「厳しさ」だと言わんばかり・・・。
そういうことではなく、大切なことは後者
の「興味を持たせる」ように子どもた
ちを導くことなのです。
そういう野球の楽しさ、醍醐味を伝える
ことが大切なのです。
先述の循環(プロセス)を子どもたちに
味合わせるような指導できたら最高だ
と思ってます。
少なくとも、
「勝つことが最大の喜びであり、楽しみ」
だなんて決して教えないでください
そういうことを刷り込まれ、価値観を
持ってしまった子は、そこから外れた
ときに悲劇の一途をたどることにな
ります。
だから、絶対にそんなことは教えて
欲しくないのです。
「楽しさ」について、もっと深く考える
べきだと思います。
あのイチローが、小学校3年生から
高校入学までの間、定休日以外は
バッティングセンターに通い詰めた
ことは有名な話です。
でもイチローは、親に言われて通っ
ていたわけではありません。
それは
「野球が好きだから」
「バットを振るのが楽しいから」
です。
言われてやっていたら、途中で投げ
出してしまっていたことでしょう。
恐らくイチローの父親も、
「あーせい、こーせい
」
「それじゃだめだ、こうしなさい
」
などと、口うるさく言ったりしてはいな
かったのではないでしょうか
親としてきっかけだけは与え、しっか
りと向き合い、そして見守ってあげて
いたのだと思います。
それがイチローの
「野球が好き」
という心を大切に育てることにつなが
っていったのだと思っています。
そして、毎日積み重ねたからこそ、
あそこまでの選手になれたのだと
思うのです。
子どもの興味を育てることはいかに
大切かということだと思います。
そのためには、子どもの目線になり、
子どもの気持ちを理解してあげること。
それができて初めて、指導のスタート
ラインに立てるのだということを理解
すべきだと思います。
まずはスタートラインにしっかり立つ
ことから心がけていきましょう。
全てはそこからだと思っています。

5月ももう終わりですね。
岩手も暑かったり涼しかったりと、まだ
まだ波がありますが、ほぼ20~25℃
という気温が続いています。
確実に夏に向かっているなと実感する
今日この頃です

先日まで岩手も高校野球も、春の県大
会が行われていました

花東は、準決勝で盛大付に破れ、3位
決定戦にまわりましたが、そこで9-2
と圧勝して東北大会行きを決めました。
仕事の合間に、その3位決定戦を観戦
しに行ってきました。
2-1と1点リードビハインド状態で迎え
た中盤に、一挙7点の集中打を見せ、
相手を圧倒。
注目の大谷は投げませんでしたが、投
も打も順調のようです

県大会初戦では、相手のサードがレフト
を守り、レフト・センターは左中間・右中
間を守る外野4人体制の「大谷シフト」を
敷いたようです。
しかし、大谷はガラ空きのサードに内野
安打を打ったとか

センバツでは、大阪桐蔭・藤浪から本塁
打を放っているだけあって、投も打も超
マークされている大谷です。
バックネット裏にはスカウト陣らしき面々
が陣取っていました。
夏が楽しみです

さあ、それでは今日の本題に入ります。
自分には仕事上において、大きなきっかけ
を与えていただいた方がいます。
その方は、その分野では第一人者の方で、
今まで多くの方を指導されています。
自分もご指導の恩恵をいただいている一
人なのですが、その方がメルマガを書い
ていた内容をご紹介します。
以下にメルマガの文章を引用します。
==================
今日はちょっと、遊び(ゴルフ)の中で学んだ
ことなどをシェアしようかと思います。
毎日打ちっぱなしに行っていると、やっぱり
毎日同じ人にも会います。
~中略~
また、中には指導をしてもらっている人も
います。
いわゆる、レッスンプロって人でしょうか、
よく解りませんが・・・
~中略~
その指導者さんは、とにかくフォームを
しっかりとして、真っ直ぐに飛ばすことを
徹底的に教えていたようでした。
当然、窮屈なフォームを強いられるわけ
ですから、ボールはそんなに飛んでいま
せん。
と言うか、ポーンと軽く打つ程度です。
ゴルフの世界では、そうやって教えて
いくのがセオリーなのかどうかは解り
ませんが、僕は、それは違うんじゃな
いかと思いました。
~中略~
僕もゴルフ初心者なんでよく解りますが、
初心者って、飛ばしたいんです。
別に真っ直ぐ飛ばなくても、とにかく飛
距離が出れば楽しいんです。
ゴルフを長年やっている人から、
「ゴルフは飛距離ではなく、何打で廻れる
かが大事なんだ」
と言われたことがあります。
~中略~
ですが、多くの初心者レベルでは、打数
よりも先ずは飛距離、飛ばして何ぼだと
思います。
つまり、レベルに応じた教え方をしないと、
面白くないんです。
初心者は、スパーン!!と気持ちよく
カッ飛ばしたいのに、全然違う事(真っ
直ぐ飛ばすこと)を教えられても楽しく
ないんじゃないかと思います。
楽しくないと続かないですよね。
実際、僕はほぼ我流ですが、ある程度
飛ぶようになってきて、今は真っ直ぐに
ということを意識するようになりました。
好き勝手練習しているんで、なかなか
上手くはなりませんが、それでも楽しい
から毎日通っています。
なかなか上手くならない、ちょっと難しい
から面白い、まさに、僕が教えているビ
ジネスと全く同じです。
~中略~
最初に少し触れましたが、ゴルフもビジ
ネスも、上手い人ってのは、毎日継続し
ているんですね。
だったら、最初に教えてあげるのは窮屈
なセオリーとか正論ではなく、
どうやったら楽しんでもらえるのか
どうやったら毎日継続してもらえるのか
ということではないでしょうか?
毎日継続するって、超当たり前のこと
です。
ですが、その超当たり前のことが実は
一番難しい。
だから僕は実践者さんにも、うちのスタ
ッフにも、最初は自由に伸び伸びと楽し
むように指導しているわけです。
僕はゴルフを遊びで始めましたが、ゴル
フを始めることによって、初心者の目線
というのを再認識することが出来ました。
~中略~
日頃、教えるという立場の人間である
がゆえ、教えられる側、初心者さんの
気持ちや目線などを理解してあげるこ
とも大事だなぁと改めて思った次第です。
==================
自分は、この方の考えと全く同感です。
ここではゴルフの話ですが、野球とて
同じことのように思うのです。
自分もゴルフを少しかじったことがあり、
一時期打ちっぱなしにも通い詰めたこと
もありました。
だから、
「初心者は小手先のことより遠くに飛ばしたい」
という気持ちわかります。
まずは技術習得や相手に勝つ云々より
も、「楽しさ」を得たいという気持ち。
これはまさに野球を始めた頃の子ども
たちの価値観と同じではないでしょうか

バッティングとて、「遠くまで飛ばす」という
醍醐味があり、楽しさがあります。
(前々々回記事でも書きました)
レベルが上がるにつれて、小技・足技を
絡めて点を取るなどの戦術や、勝負の
駆け引きなど、違った楽しい部分も出て
きます。
しかし、それらは野球の醍醐味を知った
あとにくるものだと思います。
まずは、
「野球が好き」
「野球は面白い」
という気持ちを大切に考えるべきです。
全てはそこがスタートなのですから。
そして、指導者は子どもたちの興味の
先やレベルを理解し、その子に合った
接し方や指導が望ましいと思っています。
「楽しさ」を知れば、「やる気」が出て
きます。
「やる気」が出てくれば、自分で主体
的に「考える」ようになります。
「考える」ようになれば、新たな「気づき」
が生まれます。
「気づき」が生まれれば、「工夫」が
生まれます。
「工夫」が生まれれば、それまで良く
なかった部分が「修正」されていきます。
「修正」されれば、プレ―もよくなり
「結果」もついてくるようになります。
「結果」が出れば、「楽しさ」がさらに
大きくなります。
というような好循環が生まれてくるので
はないかと思います。
だから、楽しくないと続かないのです。
また、当然のように上達もしないのです。
ゆえに、そのきっかけを上手に与えて
やるのが大人の役割だと思っています。
それでは、この「楽しい(面白い)」とは・・・

これには2つ意味があると思います。
1つは「FUNNY」、そしてもう1つが
「INTERESTING」。
前者は、単純に
「滑稽なことに対するおかしさ、面白さ」
後者は
「興味・関心があることに対する面白さ」
という意味であると思います。
しかし、そこを理解していない指導者は、
「楽しい」を前者とばかりイメージしてい
ます。
だから、ヘラヘラ・ダラダラ・ペチャクチャ
というように、子どもたちのペースでやる
こと、あるいはやらせることが「楽しい」
野球だと。
だから楽しい野球などありえないと感
じる傾向にあります。
ゆえに、それをさせないために、はな
っから怒鳴り散らしたり、口うるさく言
って、子どもたちを抑制しようとばかり
する大人もいます。
そして、それこそが「楽しさ」の対極で
ある「厳しさ」だと言わんばかり・・・。
そういうことではなく、大切なことは後者
の「興味を持たせる」ように子どもた
ちを導くことなのです。
そういう野球の楽しさ、醍醐味を伝える
ことが大切なのです。
先述の循環(プロセス)を子どもたちに
味合わせるような指導できたら最高だ
と思ってます。
少なくとも、
「勝つことが最大の喜びであり、楽しみ」
だなんて決して教えないでください

そういうことを刷り込まれ、価値観を
持ってしまった子は、そこから外れた
ときに悲劇の一途をたどることにな
ります。
だから、絶対にそんなことは教えて
欲しくないのです。
「楽しさ」について、もっと深く考える
べきだと思います。
あのイチローが、小学校3年生から
高校入学までの間、定休日以外は
バッティングセンターに通い詰めた
ことは有名な話です。
でもイチローは、親に言われて通っ
ていたわけではありません。
それは
「野球が好きだから」
「バットを振るのが楽しいから」
です。
言われてやっていたら、途中で投げ
出してしまっていたことでしょう。
恐らくイチローの父親も、
「あーせい、こーせい

「それじゃだめだ、こうしなさい

などと、口うるさく言ったりしてはいな
かったのではないでしょうか

親としてきっかけだけは与え、しっか
りと向き合い、そして見守ってあげて
いたのだと思います。
それがイチローの
「野球が好き」
という心を大切に育てることにつなが
っていったのだと思っています。
そして、毎日積み重ねたからこそ、
あそこまでの選手になれたのだと
思うのです。
子どもの興味を育てることはいかに
大切かということだと思います。
そのためには、子どもの目線になり、
子どもの気持ちを理解してあげること。
それができて初めて、指導のスタート
ラインに立てるのだということを理解
すべきだと思います。
まずはスタートラインにしっかり立つ
ことから心がけていきましょう。
全てはそこからだと思っています。