今回は福山雅治

”生きている生きてく”

から感じること【その2】になります。


それでは今回もまずはこちらを笑1

前回とは違うバージョンです。




それでは改めて歌詞を以下に。



不思議なものだ 子どものころは
大人になんて なれないのに
大人になれば「ときめく」だけで
いつでも子どもになれる
いままで生きて 出した答えは
正解よりも 間違いの方が
多いよ 僕は間違いながら
大人になって来たんだ
こんな僕の人生の いい事や駄目な事が
100年先で頑張ってる
遺伝子に 役に立てますように
いまを生きてる

いままで人を 好きになって
傷つけた事 よく覚えている
伝える事や 判り合うって
好きになるほど難しい
こんな僕の青春の 傷跡や 甘酸っぱさが
100年先で恋をしてる
遺伝子に 勇気になれますように
今日を生きてく

失敗とか後悔から
覚悟することを学んだ
逃げられない苦しみに 悲しみに勝つために

大きな夢をひとつ持っていた
恥ずかしいくらい バカげた夢を
そしたらなぜか 小さな夢が
いつのまにか叶ってた
そうだ僕は僕だけで 出来てるわけじゃない
100年1000年前の遺伝子に
誉めてもらえるように いまを生きてる
この生命で いまを生きてる
今日も生きてく



この曲の歌詞から、過去・現在・未来
の繋がりの強さ
を改めて気づかされ
ます。

現在の自分は過去の自分からのアウト
プット


そして、現在の自分は、未来の自分の
ためのインプット


それを考えると、現在とは過去・未来
の中継点
です。

しかも、その現在はものすごい速さ
で通り過ぎていきます


現在があっという間に過去になり、
未来になっていく
・・・。

だからこそ、現在を疎かにしては
ならない
・・・。

そう思うのです。



”いままで人を 好きになって
傷つけた事 よく覚えている
伝える事や 判り合うって
好きになるほど難しい”

親も指導者も、子どもの成長を願って
いるのは一緒。

もちろん誰しもが子どもへの愛情を
持って接していることと思います。

しかし、その思いが強すぎて、子ども
たちの望んでいることを追い越してし
まっている
・・・。

これが、即ち行き過ぎた指導や親の
でしゃばりの元のになっている

思っています。

だから、子どもたちにその思いが伝わ
らないし、互いの信頼関係を築けな
のだと。

思いが強ければ強いほど、子どもと
の距離が離れていくことを大人は
自覚すべき
だと思うんです。

ゆえに、

”きっかけを与えて、あとは見守る”

この姿勢が大人には絶対必要なんです。

我慢が必要なんですよビックリマーク



”失敗とか後悔から
覚悟することを学んだ
逃げられない苦しみに 悲しみに勝つために”


失敗や後悔から、人は学習し、そして
それを糧に成長していきます。

しかし、その結果だけをみて怒鳴る
指導者。

必要以上に、あれやこれやと心配し、
手をかける親。

これでは、子どもが自身で生きていく
力を奪っているようなもの。



これから、社会の荒波に出ていく
子どもたち。

この詩にあるように、辛いことに
立ち向かう勇気と覚悟、打ち勝つ
精神を身に付けていってほしい

と思っています。

そのためには、怒鳴って否定したり、
必要以上に先回りするようなことは
絶対してはいけない
のです。

”キミならできるよ”

その言葉と、”見守る心”だけが
あればよいのです。



”大きな夢をひとつ持っていた
恥ずかしいくらい バカげた夢を
そしたらなぜか 小さな夢が
いつのまにか叶ってた”


花東の話になりますが、あのチーム
は、岩手という野球後進県から、
気で”日本一”を狙っています


3年前に雄星を擁してセンバツ準V、
夏ベスト4と、残念ながら日本一
には手が届きませんでした。

でも、”日本一”を本気で目指した
からこそ、そこまで行けた
のだと
思うのです。

恐らく、甲子園出場が目標ならば、
甲子園すら出場できていないので
はと思います。



どんなバカげた夢でもいいのです。

でも、それは大きいほどよいと思い
ます。

夢を持てば、行動が変わります。

行動が変われば、運が勝手に寄って
きます。


そういう子は、夢へとまっしぐら
に突き進むことになる
ことでしょう。



そして、大人はどんな現実離れした夢で
あっても現実に引き戻すようなことは
してほしくない
のです。

やはり

”キミならできるよ”

と言ってほしい。

是非、応援してほしいのです。

ドリームキラーでなく、”ドリームサポ
ーター”として子どもを支えてほしい


そう思っています。



”現実をみろ!”何て言うのは、人生
をあきらめた大人が使う言葉


無限の可能性を秘めた原石である子
どもと、そんな大人を一緒にしてほ
しくない
のです。



”そうだ僕は僕だけで 出来てるわけじゃない
100年1000年前の遺伝子に
誉めてもらえるように いまを生きてる”



まさに、過去があるから今がある。

そして、過去に頑張ってきた我々人類
の先輩方のおかげて今がある
・・・。

ご先祖様とかではなく”遺伝子”って
いう表現がとても深いですよね笑1

上手く表現できないけど、なにか固体
としての人間そのものというよりも、
もっとミクロ的な感じ・・・。

つまり、”思い”とか”志”とか、人
間の中に宿る崇高な精神
とでも言うべ
きか・・・。

そういうものに対しての彼の強い思い
をこの詩に感じます。



誉めてもらいたいというのは誰しも
が思うこと。

ましてや子どもは大人からの自分
自身に対する評価に対しては
敏感
のように思います。

”すごいじゃん笑

”よくやったな笑2"

”今のは素晴らしい笑1


そういうときの子どもたちの笑顔は
サイコー
ですきゃぁ~


子どもたちって、

”誉められたくて生きている”


そう思いませんか!?

だって、そういうときの子どもたちって
ものすごく嬉しそうな顔するじゃない
ですか。

それが”生きがい”みたいなね笑1

それこそが、何をするにもサイコー
の原動力になる
んじゃないかって思
うんです。



人から評価されたいと思うのは小学生
だけじゃなく、中・高生や大人も同じ
こと。

それくらいになれば、自身の方向性や
やるべきことがはっきりしてくる
と思
います。

でも、誰も評価してくれなければ、早
い段階であきらめてしまうことになる

かも知れません。



確かに、道を選んだのは本人かも知れ
ない。

でも、それを続けるエネルギーは、周
囲人の反応や評価にある
と思います。

野球を途中で辞めていく子には、そう
いう部分が乏しい
のかも知れません。



少年野球人口が減ってきてる現状に、
すごく不安に感じています。


大人は、この現状としっかり向き合って、

”なぜ”や”どうしたらよいか”

もっと考えるべきではないでしょうか!?

100年先で頑張る遺伝子のためにもガンバ