今日で平成23年度も終わり。

明日から新年度になりますね。

また、気持ちも新たに野球に、仕事に
打ち込もうという思いでいっぱいです

ちなみに明日はわがチームは県南
の町、一関へ遠征です笑1

ただ、明日は天気が今一つのよう
ですが雨



そんな平成23年度最終日の今日。

うちのチームに所属していた、今度
中学に上がる子の母親から一通の
メールが届きましたメール

その子は、中学の野球部には入ら
ず、シニアで野球を続ける子です野球ボール

こんな内容でした。



ご無沙汰しています。

今日で本当にスポ少とはお別れです。

スポ少では、コーチには本当に丁寧
に教えていただいたと、改めて有り難
みを感じています。

~中略~

息子が”左で打ちたい”と監督に言っ
たら、

”右も打てないくせに何を言ってる

と却下されてしまいましたが、今は念
願の左打席に立っています。

今日のシニアデビュー戦では3打数
2安打、うち1本はセンターオーバー
の2塁打でした

息子には、これからもっと野球を楽
しんでもらえたらと思っています。

~後略~



嬉しかったですね笑1

こうやって、教え子が次のステージ
で活躍するのが最大の喜びです。

この子は本来は右打ちだったのです
が、父親の提案もあり、左でも練習し
ていることを知っていました。

でも、メールにあるようにうちのチー
ムに所属している間は叶わなかっ
たんですね・・・。

本来ならば、

”挑戦してみなさい”

とその子の気持ちを尊重して、可能性
を見出してやるのも指導者の役目だと
は思うのですが・・・。

でも、その子は右でもチームで1・2を
争うくらい打ってました笑1

恐らく、監督に認められなかった悔し
さもあったと思います。

そして、見事に次のステージでその
うっぷんを晴らすかの如く活躍して
いる姿は実に爽快ですバンザイ



そういうことを知るにつけ、理想的な
完璧な環境より、少しくらい条件が
悪いくらい方が・・・・。

何て、改めて思ったりもします。

でも、それを認めてしまってよいもの
かというと決してそうではないと。



確かに、自分のことを

”そんなの理想論だ”

と・・・・。

または、

”そういう厳しい中で揉まれてこそ、
子どもは育つものだ”

という人もいます。

でも、自分から言わせれば

”理想を目指して何が悪いのか

と。

そして、

”大人の都合を押して付けて何が
厳しさだ”


と・・・。

理想を掲げないのは、単なる怠慢

ただ、自分がやりたいようにやって
いるだけじゃん・・・。

全てが言い訳にしか聞こえない。

子どもの言い訳は許さないくせに・・・。



そもそも、”厳しさ”って、自分自身
に手を抜かないことだと思う。

子どもたちを怒鳴ることでも、苦しい
練習を課すことでも、罰を与えること
でもない・・・。


やはり、子どもたちに言って聞か
せるには、大人自身がしっかりして
いないと説得力などありません。

手を抜いている指導者は、”厳しさ”
を語る資格はありません。

自分自身もしっかりやっているから
こそ。

自らも手を抜かないからこそ。

そういう人は、子どもに責任を転嫁
したり、言い訳したりしないのだと
思います。



明日から新年度。

自分の今のチームでのコーチ人生
も、あと7ヶ月で幕を閉じます。

この7ヶ月を楽しく、そして真剣に子
どもたちと向き合う時間にしたい
思っています
かお