今日は桃の節句ですね
ということで、今日予定だった飲み会は
断りました
うちにも中2の娘がいますが、やはりこ
ういうときは家族で過ごしたいので・・・。
付き合い悪いと言われても構いません。
こうやって過ごせるのもあと何年もない
でしょうから。
それを考えると自ずと優先することが
決まってしまいました。
普段野球ばかりで、娘と時間を過ごす
ことも少ないですから、こういうときくら
いはと思っています
全然関係ない話題から入りましたが、
今日のテーマ「考える力」について。
今回も花東野球を材料に書いてみた
いと思います。
センバツにも出場する花巻東の佐々木
洋監督
私の高校の後輩ですが、8コ下なので
接点はありません。
ちなみに、佐々木監督の奥さんとは知り
合いですので、時々裏情報(
)が入っ
てくることも・・・・
冗談はさておき、花東は3年前には雄星
を擁してセンバツ準V。
そして、今年もプロ注目の150キロ右腕
大谷を擁して全国制覇を狙えるチームに
までになりました
今でこそ花東をここまでの強豪チーム
に育てた佐々木監督ですが、就任当時
は相当苦労されたようです。
県4強くらいにはなるものの、それ以上
は勝てず、そうかと思えば公立校にあっ
さり敗退してしまうなど、甲子園までは
遠かったようです。
そんな苦しんでいるとき、大学時代の恩
師を招いて、一日練習を見てもらったそ
うです。
最後にその恩師の方は佐々木監督に
「お前が練習の邪魔をしている」
と言われたとのこと
そして、
「練習メニューを選手に立てせろ」
と・・・。
これは一体何を意味するものだったので
しょうか
そんなことしたら楽なメニューばかりにな
って練習にならない・・・。
しかし、佐々木監督は現状を変えたい一
心で、選手たちにメニューを作らせました。
案の定、楽なメニューだったようですが、
佐々木監督は怒りたいのを我慢し、見守
りました。
そして、
この間の試合のミスなどを例にあげて、
練習メニューの提案をそれとなくしてい
ったようです。
もちろん強制ではなく、問いかけをする
ようにです。
そして次第に選手たちは、監督の提案を
受け入れるようになっていったとのことで
した。
つまり選手自身に気づかせるということ
を何よりも大切にしたのです。
気づかせて、そしてあたかも自分たちで
決めたようにさせる・・・。
その後明らかに選手たちには変化がみら
れ、率先して練習に取り組む姿勢に変わ
っていったようです。
つまり大学時代の恩師が「邪魔している」
というのは、佐々木監督自身があれこれ
言い過ぎること。
それが、選手たちの考える力を奪ってい
るということだったのです。
結局、試合をやるのは選手たち。
選手たち自身が考えて、主体的に行動す
ることが結果につながっていく。
答えを出すのはあくまでも選手たちという
認識が指導者にないと、ただの野球ロボ
ットを育てることになってしまうわけです。
選手たちはいつしかベンチを見ることなく
自分たちの判断で試合を進めていくよう
になったようです。
以来、甲子園出場が現実となる機会が
増えていったことは言うまでもありません。
佐々木監督はこうもおっしゃっています。
「監督が主人公だと思っているうちは
結果など出ないことに気づいた」
と・・・。
これを聞いて、耳が痛い指導者は多くない
でしょうか
あるいは、それでもまだ気づいていない指
導者はいないでしょうか
それじゃ少年野球の場合で、子供たちに練
習メニューを考えさせるというのはありでし
ょうか
私はやってみてもよいと思います。
もちろん高校生より多くのフォローは必要だ
とは思います。
でも、子供たちにだって考える力はもちろん
あります。
今は情報化時代。
我々大人たちが子供の頃とは情報量が比
べものになりませんし、当時の子供より頭
よいことは確かです。
大人の考えるレベルまではムリとしても、子
供たちなりの答えというのは導き出せるよう
な気がします。
つまりは小学生のレベルに合わせて、子供
たちができるところまで導いて上げて、あと
は見守ることが大だと思います。
私は子供たちが一球一球サインを見る姿
は大キライです
「やらされている感」があって
だから、監督不在で私が代行する試合の
殆どは
「好きに打て
」
って、ノーサインで好きにやらせます。
子供たちが主役で、監督は演出家。
それをわきまえている指導者のいるチー
ムの野球は観ていて、こちらも楽しくなっ
てくるものです。
今一度、主役は誰なのか、そして誰のた
めの野球なのかを考えてみることが必要
なのではないでしょうか

ということで、今日予定だった飲み会は
断りました

うちにも中2の娘がいますが、やはりこ
ういうときは家族で過ごしたいので・・・。
付き合い悪いと言われても構いません。
こうやって過ごせるのもあと何年もない
でしょうから。
それを考えると自ずと優先することが
決まってしまいました。
普段野球ばかりで、娘と時間を過ごす
ことも少ないですから、こういうときくら
いはと思っています

全然関係ない話題から入りましたが、
今日のテーマ「考える力」について。
今回も花東野球を材料に書いてみた
いと思います。
センバツにも出場する花巻東の佐々木
洋監督

私の高校の後輩ですが、8コ下なので
接点はありません。
ちなみに、佐々木監督の奥さんとは知り
合いですので、時々裏情報(

てくることも・・・・

冗談はさておき、花東は3年前には雄星
を擁してセンバツ準V。
そして、今年もプロ注目の150キロ右腕
大谷を擁して全国制覇を狙えるチームに
までになりました

今でこそ花東をここまでの強豪チーム
に育てた佐々木監督ですが、就任当時
は相当苦労されたようです。
県4強くらいにはなるものの、それ以上
は勝てず、そうかと思えば公立校にあっ
さり敗退してしまうなど、甲子園までは
遠かったようです。
そんな苦しんでいるとき、大学時代の恩
師を招いて、一日練習を見てもらったそ
うです。
最後にその恩師の方は佐々木監督に
「お前が練習の邪魔をしている」
と言われたとのこと

そして、
「練習メニューを選手に立てせろ」
と・・・。
これは一体何を意味するものだったので
しょうか

そんなことしたら楽なメニューばかりにな
って練習にならない・・・。
しかし、佐々木監督は現状を変えたい一
心で、選手たちにメニューを作らせました。
案の定、楽なメニューだったようですが、
佐々木監督は怒りたいのを我慢し、見守
りました。
そして、
この間の試合のミスなどを例にあげて、
練習メニューの提案をそれとなくしてい
ったようです。
もちろん強制ではなく、問いかけをする
ようにです。
そして次第に選手たちは、監督の提案を
受け入れるようになっていったとのことで
した。
つまり選手自身に気づかせるということ
を何よりも大切にしたのです。
気づかせて、そしてあたかも自分たちで
決めたようにさせる・・・。
その後明らかに選手たちには変化がみら
れ、率先して練習に取り組む姿勢に変わ
っていったようです。
つまり大学時代の恩師が「邪魔している」
というのは、佐々木監督自身があれこれ
言い過ぎること。
それが、選手たちの考える力を奪ってい
るということだったのです。
結局、試合をやるのは選手たち。
選手たち自身が考えて、主体的に行動す
ることが結果につながっていく。
答えを出すのはあくまでも選手たちという
認識が指導者にないと、ただの野球ロボ
ットを育てることになってしまうわけです。
選手たちはいつしかベンチを見ることなく
自分たちの判断で試合を進めていくよう
になったようです。
以来、甲子園出場が現実となる機会が
増えていったことは言うまでもありません。
佐々木監督はこうもおっしゃっています。
「監督が主人公だと思っているうちは
結果など出ないことに気づいた」
と・・・。
これを聞いて、耳が痛い指導者は多くない
でしょうか

あるいは、それでもまだ気づいていない指
導者はいないでしょうか

それじゃ少年野球の場合で、子供たちに練
習メニューを考えさせるというのはありでし
ょうか

私はやってみてもよいと思います。
もちろん高校生より多くのフォローは必要だ
とは思います。
でも、子供たちにだって考える力はもちろん
あります。
今は情報化時代。
我々大人たちが子供の頃とは情報量が比
べものになりませんし、当時の子供より頭
よいことは確かです。
大人の考えるレベルまではムリとしても、子
供たちなりの答えというのは導き出せるよう
な気がします。
つまりは小学生のレベルに合わせて、子供
たちができるところまで導いて上げて、あと
は見守ることが大だと思います。
私は子供たちが一球一球サインを見る姿
は大キライです

「やらされている感」があって

だから、監督不在で私が代行する試合の
殆どは
「好きに打て

って、ノーサインで好きにやらせます。
子供たちが主役で、監督は演出家。
それをわきまえている指導者のいるチー
ムの野球は観ていて、こちらも楽しくなっ
てくるものです。
今一度、主役は誰なのか、そして誰のた
めの野球なのかを考えてみることが必要
なのではないでしょうか
