最近の子供たちのネガティブ傾向な言葉
に私は懸念していますガーン

「ビミョー・・・」

「たぶん・・・」

「ムリ

「できない

「めんどうくさい・・・」

・・・・

たくさんあります。

これらはどこからくるのでしょうか



私にはあるキーワードが思い浮かびます。

それは「逃げ」

つまり、恐怖感や不安感、嫌悪感からの
逃避を表しているように思えるのです。



確かに「~的な」とか「~みたいな」とい
う、曖昧で感覚的な表現を使うのが昨
今の風潮ではあります。

大人ですらそういった表現を使います
ので、社会環境も大きく影響している
ことは否定できません。

「はい」、「いいえ」とはっきり言うよりも、
自分の感覚やイメージを伝えるような
「微妙」や「たぶん」が流行とも言えます。



子供たちは明確な発言を避け、自らが
物事を左右する決定打を放つことを極
端に怖がる傾向にあります。

だから、そういうことは他の子に委ねて
自分は無難なところを歩もうとするのです。

では、子供たちは本心から無難な線を
行きたいと思っているのでしょうか



逆に目立つ子、周囲から注目されたり、
リーダーシップを積極的に取る子には
あまりよく思わないという傾向があります。

これは、恐らく自分も本心ではそうした
いという気持ちがある証拠なのかなと。

つまり、羨望や嫉妬心からそういう
「出る杭」を打とういう意識が形成さ
れていくのではないでしょうか



誰でも自己顕示欲はあります。

誰でも自分をアピールしたいと思って
います。

誰でも目立ちたいと思っています。

誰でも注目されたいと思っています。

誰でも認められたいと思っています。

ゆえに、それができない自分がいるから
こそ、余計に「羨む」気持ちが芽生え、そ
れが「妬み」へと変わっていくのでしょう。



できればそうしたい、なのにできない・・・。

怖い・・・。

子供たちは何に怯えているのでしょうか



それは明らかに

「ミス」

「失敗」

に対するものではないかと思います。

確かに誰だって自分の行動がネガティブ
な結果を引き起こし、その責任を被るの
を嫌います。

しかし、ミスや失敗はつきもののはず。

成功か失敗かは50:50です。

その失敗の50を意識しすぎるあまり、
思い切ったプレーが出来ないとスポ
ーツの楽しさを感じることはできません。

三振を怖がるあまり、当てに行くバッテ
ィングなどはやる方も見ている方も楽し
いはずがないでしょう。



それでは、なぜミスや失敗に対してそこ
までの感情をいだくのか・・・

それは明らかに大人が原因であること
は言うまでもありませんね。

大人が子供たちの潜在意識に、

「失敗は悪」

という意識を植え付けてしまっているの
です。

これも全て「勝つことが何よりも優先」と
いうスポーツの本質を無視した

「勝利至上主義」


という歪んだ価値観によるもの。

まさに子供たちはその犠牲者と言って
言い過ぎではありません。


次回はこの勝利至上主義について、
もう少し書いてみたいと思います。



【シュガーの今日のひと品】

子どものココロを育てるコミュニケーション術/岩崎 由純
¥1,400
Amazon.co.jp


この本ですが、正直目からウロコでしたよきゃぁ~


これぞ指導者や親など大人に読んで欲しい
一冊です
本


そのうち内容はシェアしたいと思います笑1