アメリカで産声を上げたベースボール野球ボール

日本に伝来したのが1871年(明治4年)。

米国人のホーレス・ウィルソンという方が
、当時の東京開成学校予科(現在の東
京大学)で教えたのが始まりとされています。

そして、プロ野球が誕生したのが1936
年とされていますから、約75年の歴史
が、伝来からだと140年の歴史があります。



ちなみに1919年(大正8年)には軟式
ボールが発売されたのを機に、少年野
球が盛んになっていったとのこと。

そして翌1920年(大正9年)から全国
大会まで開催されるようになったそうです。

プロ野球より歴史が長いということにな
りますね。



一方、サッカーはというと日本に伝来した
のが、1866年、あるいは1872年という
説があるようですが、ほぼ野球伝来と同
時期となっていますサッカーボール

そしてJリーグが発足したのが、1993年
ですから、まだプロ化から20年足らずです。



サッカーは今ではかなり人気が高いスポ
ーツですが、歴史的には野球の方が日本
に長く根付いているスポーツです。

歴史的には野球に軍配ですが、サッカー
にはすべての面で立ち遅れている気が
してなりません。

特に顕著なのが指導者ライセンスではな
いでしょうか



サッカーの場合は、少年・少女を指導で
きるD級から、トッププロを指導できるS級
までの各段階のライセンスが存在します。

あるいはゴールキーパーに特化した指導
者ライセンスもあると聞きます。



ところが、野球はどうでしょうか

プロの指導者も含めて、そんなライセンス
制度があることを聞いたことはありません。

プロは別として、アマチュアなら誰でもで
きる状況にあると思います。

ましてや、少年野球となればそのへんの
野球好きな近所のオヤジでもやると思え
ばできることでしょう。

いわゆる、

「近所のオヤジのボランティア指導」


が当たり前になっているのが少年野球の
現状であり、長い間実践されてきた形です。

訳も分からず怒鳴る指導者がサッカーよ
りも野球に多いのは、こういう理由もある
と思っていますはぁ?!



確かに手当もいただかない無償のボラン
ティア指導は、それだけで素晴らしいこと
だと思っています。

ただ、ボランティアなだけに義務や責任と
いう点では弱い・・・。

ゆえにその恩恵を受けている側からすれ
ば感謝こそすれ、指導内容に物申すこと
などなかなかできない・・・。

だから、行き過ぎた指導があったとしても
見て見ぬフリ・・・。

なんていうケースがあったりしないでしょ
うか

いずれにせよ、ボランティアは所詮ボラ
ンティアですから、限界があると思います。



まあ、どういう事情であれ大事な子供を
預ける親の立場からすればしっかりとし
た指導を望むのは当然のこと。

ましてやゴールデンエイジを迎える小学
生の時期の指導の善し悪しは末代にま
で影響することでしょうから・・・。



ゆえに、

専門知識がある

技術・経験がある

人間的魅力がある


そういう人材の育成のためのライセンス
制度(プロ化)
が必要だ私は思うのです。



義務と責任を負って指導にあたるプロ
の指導者がいる環境が欲しいものです。

そうでない限り、指導者の「当たり外れ」
に悩む図式は永遠に続くことでしょうガーン

「当たり」に出会ったらラッキーですが、
「外れ」は子供の将来に影響しかねな
いので深刻ですうぅー



簡単に「ライセンス」とか「プロ化」とか
言っても難しいのは分かります。

でも、私の夢というか希望でもありますかお

この訴えを聞いてくれる機関があれば
いくらでも主張するのですがね・・・汗