以前も元中日ドラゴンズ落合博満監督の
動画をご紹介しましたが、今回も落合論
についての動画をご紹介します。




いかに選手たちに気持ちよく野球をさせて
あげるかに注力していた落合さん。

インタビュアーの

「それだけ選手に気を配っていたんですね」

の言葉に、

「当たり前でしょ、それが仕事だから」

というようなことをあっさり仰っています
ね(3:00あたり)。

選手たちが主役であることを十分に心得て
いるからこそなのだと思います。

だから、監督がしゃしゃり出ることは一切
ありません。

ホント、世の少年指導者に聞かせたいくら
いです。



また、

「野球には正解がない」

ゆえに

「無責任な指導の押し付けはできない」

とも仰っています。


そして、選手たちに「考える力」を要求す
る落合さん。

まさにプロの考えを持っている監督さんだ
ったなと思います。



プロであるから勝つことが義務付けられて
いるのは当然。

にもかかわらず、勝利に対してのこだわり
というものを表に出さないのが落合さん。

また、焦りも感じられません。

それよりも、選手たちの力を引き出すこと
を一番に考えています。

常に本質を追求している姿を感じます。

プロ野球の監督しては珍しいというか、
異質というか・・・。

だからこそ変わり者とか変人とかのレッテ
ルを貼られたこともあったのでしょうが、
私は見習うべき点が多々あると感じています。



少年野球でみると、必ずしも勝つことが
義務付けられているものではありません。

むしろ、「勝利至上主義」を導入すること
で本来の目的が失われてしまいます。

生涯スポーツのはずの少年野球が、競技化
することで全てが狂い出します。

それを狂わせているのが「大人のエゴ」。

たいへん迷惑で自分よがりの価値観です。



それが野球の楽しさを奪い、子供たちの野
球寿命をも縮めてしまう結果になっている。

このことに世の自己中指導者は気づいてい
ないのです。

腹立たしいという、嘆かわしいというか・・・。

野球を愛し、野球のおかげで今があると思
っている私としてはホント許しがたい現状
です。

大好きな野球が子供たちを苦しめる、ある
いは将来を奪っていると思うとやりきれな
い思いでいっぱいです。



「気づいて欲しいな・・・」

そして

「もっと謙虚に学んで欲しいな・・・」

自己中指導者に対し、そう強く思いますかお



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説明不要ビックリマーク

落合さんが動画で話している内容他、
落合論がぎっしり詰まった1冊です。

私のバイブルとなる1冊でもあります。