みなさんは子供を叱っているでしょうか
それとも怒っているでしょうか
その前に「叱る」と「怒る」の違いはと言
われたら、答えられるでしょうか
私の見解ですと、
「怒る」とは自分の不満ををぶちまけて
いるだけで、相手への思いなども一切
なく、単に自己満足を満たそうとする行為。
「叱る」とは相手の行く末を考え、相手に
気づかせて、間違いを正そうとする行為。
と捉えています。
概ねプレイについてばかり指摘する指導
者は、言わなくてもよいことに口を出し、
叱らなければならない点を見過ごしがち。
あるいは、見て見ぬ振りは最悪です
だから私の場合、子供たちの野球のプレ
ーそのものについては指摘はしません。
なぜなら野球上で起こった失敗が、子供
たちの将来に影響を及ぼすことなどない
と考えているからです。
大人の方が子供よりが勝ちたい気持ちが
強すぎると、愛情を注ぐべきが無情に変わ
り、ひいては憎悪にさえ発展します。
私は決して勝つことを目指すことはよくない
と言っているわけではありません。
誰だってやるからには勝ちたい
そのために日々練習しているのですから。
私はその思いが強すぎるあまり、大人自身
が我を忘れて暴挙に走ってしまうという点が
問題だと言っているのです
子供たちだって、やるからには勝ちたいに
決まっていますから。
だから、子供に気づかせるような「叱り」が
必要です。
何がいけなかったのか、どうすべきなのか・・・。
正直「怒る」ことは誰でもできるのです。
でも「叱る」となると簡単ではありません。
自らも冷静に、かつ相手に対して、愛情
と魂
を込める必要があるからです。
子供たちは「怒る」と「叱る」の意味は分か
らなくても、それを肌で感じるているはず。
愛情や理屈がない単なる「怒り」であるか
どうかは、子供たちといえどすぐ見破るこ
とでしょう。
そんなことでは、子供たちとの信頼関係
が築けないのは言うまでもありませんが。
私も子供たちにはたくさん叱ってきました。
時には感情を抑えきれなかったこともあり
ます。
でも、思いが伝わっているんだなってわか
りました
卒団した6年生からの寄せ書きにはこんな
ことが書いてあったんです。
「未熟だったぼくたちはコーチのおかげで、
今では一人一人が自分のためではなくて、
チームのためにがんばれるようになりました」
チームという社会の中の一員としての自覚
野球ができることへの感謝の気持ち
仲間への思いやり
笑顔でプレーを楽しむこと
・・・・
子供たちには口酸っぱく言ってきたつもり・・・。
野球が上手くなったということ以上に、
自分の心が成長したという自覚を持っ
てくれたことが何より嬉しかった
寄せ書きは私の家の机の常に見える
ところに飾っていて、今では私の心の
支えになっています

それとも怒っているでしょうか

その前に「叱る」と「怒る」の違いはと言
われたら、答えられるでしょうか

私の見解ですと、
「怒る」とは自分の不満ををぶちまけて
いるだけで、相手への思いなども一切
なく、単に自己満足を満たそうとする行為。
「叱る」とは相手の行く末を考え、相手に
気づかせて、間違いを正そうとする行為。
と捉えています。
概ねプレイについてばかり指摘する指導
者は、言わなくてもよいことに口を出し、
叱らなければならない点を見過ごしがち。
あるいは、見て見ぬ振りは最悪です

だから私の場合、子供たちの野球のプレ
ーそのものについては指摘はしません。
なぜなら野球上で起こった失敗が、子供
たちの将来に影響を及ぼすことなどない
と考えているからです。
大人の方が子供よりが勝ちたい気持ちが
強すぎると、愛情を注ぐべきが無情に変わ
り、ひいては憎悪にさえ発展します。
私は決して勝つことを目指すことはよくない
と言っているわけではありません。
誰だってやるからには勝ちたい

そのために日々練習しているのですから。
私はその思いが強すぎるあまり、大人自身
が我を忘れて暴挙に走ってしまうという点が
問題だと言っているのです

子供たちだって、やるからには勝ちたいに
決まっていますから。
だから、子供に気づかせるような「叱り」が
必要です。
何がいけなかったのか、どうすべきなのか・・・。
正直「怒る」ことは誰でもできるのです。
でも「叱る」となると簡単ではありません。
自らも冷静に、かつ相手に対して、愛情

と魂

子供たちは「怒る」と「叱る」の意味は分か
らなくても、それを肌で感じるているはず。
愛情や理屈がない単なる「怒り」であるか
どうかは、子供たちといえどすぐ見破るこ
とでしょう。
そんなことでは、子供たちとの信頼関係
が築けないのは言うまでもありませんが。
私も子供たちにはたくさん叱ってきました。
時には感情を抑えきれなかったこともあり
ます。
でも、思いが伝わっているんだなってわか
りました

卒団した6年生からの寄せ書きにはこんな
ことが書いてあったんです。
「未熟だったぼくたちはコーチのおかげで、
今では一人一人が自分のためではなくて、
チームのためにがんばれるようになりました」
チームという社会の中の一員としての自覚
野球ができることへの感謝の気持ち
仲間への思いやり
笑顔でプレーを楽しむこと
・・・・
子供たちには口酸っぱく言ってきたつもり・・・。
野球が上手くなったということ以上に、
自分の心が成長したという自覚を持っ
てくれたことが何より嬉しかった

寄せ書きは私の家の机の常に見える
ところに飾っていて、今では私の心の
支えになっています
