最近は20、30代の若い監督さんも目に
付きますが、何十年とやっているベテラン
の監督さんもいますね。

本当にそういう方々には敬意を表したい
と思います

続けるということは並大抵のことではない
ですから。

よほど好きでないと務まりません。

また、家族との時間を犠牲にしてきた部分
もあるでしょうから、本当に表彰ものだと
思いますぱちぱち



でも、でもです・・・。

長くやっていると自分の正しいかどうか
定かでない常識にとらわれがちです。

もちろん、そうでない方もいますけど。

けれども変なプライドが先にたち、
ややもすると柔軟性に欠く指導者
もいるのは事実。

そういう指導者は、おそらく現代の野球
と昔の野球は同じものだと錯覚しては
いないでしょうか



はっきり言って全く別物ですよ

野球は確実に進化を遂げています。

なぜなら昔の常識が現代の非常識に
なっているからです。

野球に限りませんが、水分補給一つ
とってもそうですよね。



戦術についてもそう。

三塁走者を走らせてのエンドランや
ノースリーからでも積極的に打たせる
チームなどが出てきています。



私は古臭い固定観念自体がナンセンス
であり、野球をつまらないものにしている
元凶ような気がしてなりません。

要するに

「~ねばならない」

ってやつです。

くせ者ですね、これって

そして、それだけならまだしも、それ
自体が子供たちの才能の芽を摘ん
でいると私は懸念しています。



是非子供たちには好きなように野球
をやらせていただきたい。

そして、大人が英知をもって、

「野球とは楽しいものである」

ということを子供たちが実感するような
指導をしていただきたいものです。

ちなみに、この英知とは

経験+新たな学び

によってこそ身に付くものであると私は
思っています。

どちらか一方だけではバランスを
欠いてしまうことでしょう。

この「新たな学び」がやがてまた
自分の経験値となります。

そして「学び」が「気づき」を生みます。



子供は、いくらでも拾ったり捨てたり
できる将棋の駒とは訳が違います。

一人一人が人格を持った価値ある
人間です。

そして全員がチームの戦力です。

戦力でない子(価値のない子)など
一人もいません。

無論、そこには上手い、下手など一切
関係ありません。

「野球が好き

「野球がやりたい


という純粋な気持ちだけで、野球を
やる資格は十分あるのではないで
しょうか

それをおかしな方向に持っていこう
としているのが、偉くもないのに偉そ
うにしている心無い大人です。



子供たちを一人の人間として認めて
あげてください

認めることで子供たちは輝きますキラハート

そして必ずや大人の期待に応える
かのように、しっかりと一歩ずつ成長
を遂げていくことでしょう



【シュガーの今日のひと品】

中学野球小僧 2011年 11月号 [雑誌]/著者不明
¥1,200
Amazon.co.jp



野球やっている方や興味がある方は、
一度は書店で見かけたか読んだこと
があるのではないでしょうか

これは中学版ですが、高校版やプロ版
などもあります。

私なんかはこの中学版がお気に入りです

本誌には軟式、リトルシニア、高校などの
指導者の方がたくさん登場して、各々の
理論やマインドなどが紹介されています。

また、最新の練習メニューや注目の選手
などの紹介コーナーもあります。

この本を読むと、野球については他より
1歩進んでるという優越感すらを感じて
しまいます(私だけ

特に昔の常識にとらわれている指導者
は読んではみてはいかがでしょうか

新しい世界が広がると思います




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