今回は「指導者のイライラの原因を考える」の「その3」です。


「野球に何らかのコンプレックス抱いている方」

即ち、コンプレックス=マイナス感情ということです。



例えば、幼い頃に指導者や親から同じようなことをされ、
精神的苦痛を受けてきたなどということはないで考え
られないでしょうか?

また、あまり上手じゃなく、指導者との相性の悪さも
手伝って、日の目を見ずに野球人生を終えたなどという
場合もあるかも知れません。

よく、人は同じことを繰り返すとを聞きます。



野球(面白そうだから始めた)

大人の誹謗中傷、無理な要求

辛い、苦しい

面白くない←←←
↓        ↑
やる気がでない
↓        ↑ 悲惨なループドクロ→→→→耐え切れず野球をやめるしょぼん
無理にやる
↓        ↑ 
上手くならない→



野球をやめないまでも、こんな悲劇のフローを経験
してきた人は、大人になってから同じことを子供に
も要求しがちです。

正しいかどうかはともかく、自分の常識や価値観を
大切にしてしまいます。

私もそうです(^^




確かに数十年前は

「苦しいことをすれば試合に勝てる」

と思われていた時代でした。

「水分補給はNG」

と言われた時代でした。。

私もその中で野球を経験してきました。



でも今は違います。

それらの常識が覆っています。

野球も同じ。

昔の野球と今の野球は明らかに別物です。



ましてや今や情報化時代。

今の子供はネットが使えますから、我々が子供
の時と比べものにならないほどの知識量を持って
います。

つまり、昔の子供より今の子供の方が遥かに賢い。

だから、子供に教える際には、「なぜか」もセット
で教えないと説得力がないのです。

一つ一つに理論や根拠が求められる時代なのです。




先に、自分の経験が大きく影響し、それを繰り返す
ものだと書きましたが、やはり例外な人はいます。

それは、何が正しいのかに途中で気づき、今までの
常識や価値観を修正しようとしている人。

つまり

「謙虚に学んでいる人」

です。



怒鳴る人ほど謙虚に学ぶ姿勢が欠落しています。

なぜなら、学んでいないから引き出しが少ない。

だから、一方的に怒鳴るしか術がないのです。



一方、学んでいる人は、たくさんの引き出しを
持っています。

だから、効果的な言葉を選んで、子供たちに
かけることができます。

それこそが「指導」だと思います。

「死導」であっては困るんです。



「謙虚に学ぶ」

今の時代だからこそ大切なことだと思います。

ましてや、これからの時代を担う子供たちを
育成する責任を負っているわけだからなおさら
のこと。

学ぶ姿勢もなく、易きに逃げる、前時代的な指導者
が1日でも早く淘汰される世の中になることを望ん
でいます。



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考える野球/遠藤 友彦

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タイトル通りです。

指導者の方々に一読して欲しい一品です。


「俺は考えているよ!」

って言う方いらっしゃるかもしれません。


でも、そういうことを言う人に限って、実は
考えていないのです。

考えている「つもり」なのです。

なぜなら、私が前述した「謙虚さ」が欠落
しているから。

学んでいない言い訳に過ぎないんです。



学びましょう!

学ぶことは楽しいですよ音譜

自分も子供たちも幸せになりますニコニコ


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