「子供たちが野球を楽しむためには」の3つ目のポイント
「子供たちに考えさせよう」
というテーマについてです。
これって、3つのポイントの中で一番重要だと
思っています。
まず私の実体験を書きます。
今から30年以上も前にセリーグを制覇した時の
胴上げ投手になった、元東京ヤクルトスワローズ
のMさんが臨時コーチとして来訪された時のこと。
もう2~3年前になります。
その時は、地元の少年団(うちの息子が所属する
チーム)と同じ地区の中学生の合同練習という形
で、小・中学生の両方をコーチされました。
Mさんはまず初めに、中学生にロングティーをさせ、
自らもボールトスをされていました。
なかなか中学生の打球が遠くまで飛びません。
「ほら、どうした。もっと遠くに飛ばせよ!」
激を飛ばすのですが、なかなか飛ばないのです。
その練習を終えてきて、Mさんが行った言葉は、
「この子たちは考えて野球をしてこなかったね」
でした( ̄□ ̄;)
シュガー的には、
「ガーン!」
でしたね。
なぜなら、心当たりが大いにあるからなんです。
Mさんはその言葉に続けて、こんなこともおっしゃって
いました。
「打球が飛ばないとなったら、何か工夫するはず」
「体重移動だとか、下半身の使い方だとか、
何かしらチェックし、修正しながらやるはず」
「でも、この子たちは、ただ闇雲にやっているだけ」
「これでは上達しないし、伸びていかない」
この中学の野球部は同じ少年団の子たちが、そのまま
上がってくること聞いて、Mさんは
「小学生の頃からそういう教育をされてきたのでしょうね」
「これでは、優秀な子たちを集めない限り、勝てませんね」
と、これまたズバリでした。
当時、私はコーチでなく、一父兄として参加していた訳ですが
相当なカルチャーショックを受けました。
当時参加していた監督・コーチはどう感じたか分かりませんが、
「やり方変えないとダメですよ」
って言われているということなのです。
実を言いますと、うちのチームの監督は典型的な人なんです。
「バカ野郎!」
「この野郎!」
「ゴロ打て!」
「フライ打つな!」
「見逃し三振はダメだ!」
「高めのボールに手を出すな!」
「バントも出来ないのか!」
・・・・。
当然子供たちは萎縮して、思い切ったプレーなどできません。
そして、失敗すれば、また怒鳴られるという悪循環です。
言われるから、子供たちはミスしないように、無難にプレー
をするようになります。
自主性が失われるから、自分で考えるということをしなくなり、
監督の言う通りにだけ行動しようと考えるようになります。
すなわち、「思考停止」ですね。
考えずないでプレーするから、いつまで経っても上達しません。
何でもそうですが、自分で考えたり、創り上げていくという
ところに面白さがあり、楽しさがあります。
遊びだってそうじゃないですか?
子供たち同志で遊んでいるときって、自分たちでルール作って
自分たちで考えてやっていますよね。
よく声も出ているし、楽しそうです。
それが本来の姿の姿です。
子供たちがそういう心境で野球をやってこそ上手くなるのです。
怒鳴ったって上手くなりません。
ミスを指摘したって上手くなりません。
罰ゲームでグランド20週させたって上手くなりません。
これは単に指導者の不満のはけ口に子供たちを利用している
だけに過ぎません。
将来ある子供たちをこんな大人のエゴで、潰すのは見ていられない。
一時期監督の気持ちを変えてやろうと思ったことはありました。
でも、30年以上のベテランで、頭はカッチコチ。
今までやってきたことを変えるのは、かなりの労力が要ります。
それを変えようと無駄な努力をするよりも、シュガー的指導論
で、子供たちを将来も野球が続けられるような環境に作りに
努めようと思うようになりました。
なかなか、監督の方針と折り合いを付けるのは難しですが、
監督のクッション役として頑張っています(-^〇^-)
ちなみに監督不在の時、たまにノーサインで、スタメンも決めさせて、
好きなように試合をさせることがありますが、子供たちは本当に
生き生きとしています。
シュガーも一緒に楽しんでいます(-^〇^-)
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実際これで甲子園球児になれるかどうかは別として、参考になると
思います。
でも、小学生のお子さんに「甲子園」「甲子園」ってプレッシャーを
与えないでくださいね。
まずは、野球を楽しむことが大切なんですから。
厳しいことは、中・高生になってから十分です(^^♪
「子供たちに考えさせよう」
というテーマについてです。
これって、3つのポイントの中で一番重要だと
思っています。
まず私の実体験を書きます。
今から30年以上も前にセリーグを制覇した時の
胴上げ投手になった、元東京ヤクルトスワローズ
のMさんが臨時コーチとして来訪された時のこと。
もう2~3年前になります。
その時は、地元の少年団(うちの息子が所属する
チーム)と同じ地区の中学生の合同練習という形
で、小・中学生の両方をコーチされました。
Mさんはまず初めに、中学生にロングティーをさせ、
自らもボールトスをされていました。
なかなか中学生の打球が遠くまで飛びません。
「ほら、どうした。もっと遠くに飛ばせよ!」
激を飛ばすのですが、なかなか飛ばないのです。
その練習を終えてきて、Mさんが行った言葉は、
「この子たちは考えて野球をしてこなかったね」
でした( ̄□ ̄;)
シュガー的には、
「ガーン!」
でしたね。
なぜなら、心当たりが大いにあるからなんです。
Mさんはその言葉に続けて、こんなこともおっしゃって
いました。
「打球が飛ばないとなったら、何か工夫するはず」
「体重移動だとか、下半身の使い方だとか、
何かしらチェックし、修正しながらやるはず」
「でも、この子たちは、ただ闇雲にやっているだけ」
「これでは上達しないし、伸びていかない」
この中学の野球部は同じ少年団の子たちが、そのまま
上がってくること聞いて、Mさんは
「小学生の頃からそういう教育をされてきたのでしょうね」
「これでは、優秀な子たちを集めない限り、勝てませんね」
と、これまたズバリでした。
当時、私はコーチでなく、一父兄として参加していた訳ですが
相当なカルチャーショックを受けました。
当時参加していた監督・コーチはどう感じたか分かりませんが、
「やり方変えないとダメですよ」
って言われているということなのです。
実を言いますと、うちのチームの監督は典型的な人なんです。
「バカ野郎!」
「この野郎!」
「ゴロ打て!」
「フライ打つな!」
「見逃し三振はダメだ!」
「高めのボールに手を出すな!」
「バントも出来ないのか!」
・・・・。
当然子供たちは萎縮して、思い切ったプレーなどできません。
そして、失敗すれば、また怒鳴られるという悪循環です。
言われるから、子供たちはミスしないように、無難にプレー
をするようになります。
自主性が失われるから、自分で考えるということをしなくなり、
監督の言う通りにだけ行動しようと考えるようになります。
すなわち、「思考停止」ですね。
考えずないでプレーするから、いつまで経っても上達しません。
何でもそうですが、自分で考えたり、創り上げていくという
ところに面白さがあり、楽しさがあります。
遊びだってそうじゃないですか?
子供たち同志で遊んでいるときって、自分たちでルール作って
自分たちで考えてやっていますよね。
よく声も出ているし、楽しそうです。
それが本来の姿の姿です。
子供たちがそういう心境で野球をやってこそ上手くなるのです。
怒鳴ったって上手くなりません。
ミスを指摘したって上手くなりません。
罰ゲームでグランド20週させたって上手くなりません。
これは単に指導者の不満のはけ口に子供たちを利用している
だけに過ぎません。
将来ある子供たちをこんな大人のエゴで、潰すのは見ていられない。
一時期監督の気持ちを変えてやろうと思ったことはありました。
でも、30年以上のベテランで、頭はカッチコチ。
今までやってきたことを変えるのは、かなりの労力が要ります。
それを変えようと無駄な努力をするよりも、シュガー的指導論
で、子供たちを将来も野球が続けられるような環境に作りに
努めようと思うようになりました。
なかなか、監督の方針と折り合いを付けるのは難しですが、
監督のクッション役として頑張っています(-^〇^-)
ちなみに監督不在の時、たまにノーサインで、スタメンも決めさせて、
好きなように試合をさせることがありますが、子供たちは本当に
生き生きとしています。
シュガーも一緒に楽しんでいます(-^〇^-)
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実際これで甲子園球児になれるかどうかは別として、参考になると
思います。
でも、小学生のお子さんに「甲子園」「甲子園」ってプレッシャーを
与えないでくださいね。
まずは、野球を楽しむことが大切なんですから。
厳しいことは、中・高生になってから十分です(^^♪