例大祭前日
早いもので、後一時間もすれば例大祭当日ですね。
地方の方々は夜行バス(深夜バス?)で移動しているのでしょうか。
初期の頃たった50スペースから始まった例大祭は、
今、2000ものスペースを用意して行っているそうです。
この数字の飛躍がどれほど凄いのかはちょっと私には分かりませんが、
自分がその一つに名を連ねていると考えると、なんだか誇らしいような申し訳ないような気がしてきます。
そんな風に思うのは私が今回、始めての同人活動になるからでして、
自分の作品が目に見える形で評価されるのに緊張してるせいではあるのですが。
私は出来るだけ多くの人に好きになってもらえるといいなぁと。
それは自分の作品ではなく、そこに登場するキャラクターが、です。
二次創作は作り手の 作品ないしキャラクターに対する愛で出来ていると私は思いますから、
その作品を通して好きに、あるいはもっと好きになっていただければ私としては大満足なのです。
……あんまりこういうのを語っても自己満足ですのでこの辺りにて〆とします。
では明日、例大祭にてお会いしましょう。
つ-53b さーくる 流星堂
見本その2
見辛いのは相変わらずかと思いますが、見本その2を下に。
こちらは『胡蝶の夢。』のアウターストーリー、
かつ拙作でもあります『こんな夢を見た』の一部となっております。
ぎぃこぎぃこと軋んだ何かが動くような音と、左右に揺れる床の不快さに私は目を開けた。
まず目に飛び込んできたのは目をひりつかせる程に赤い髪をした女の後ろ姿。
女は肩ほどまである髪を頭の上の方で二つに結った髪型をしていて、その容姿と相成り随分と可愛らしい。
そんなことを思っていたらふと女がこちらをくるりと振り返った。
「おやお客さん、お目覚めかい?」
快活そうな笑みとともに顔を覗き込まれて私は驚き身を竦める。
そんな私の様子を気にかけるでもなく、女はオールを握りまた船漕ぎを始めてしまった。
「起きれるなら起きてごらんよ、何てことはない川の風景だけどさ」
何てことはない、と言うのに私に眺めるのを勧めるのはどういうことなのだろうか、私はむしろその言葉の方が気にかかって仰向けであった体を起こす。
はたして女と背中合わせになるように体を起こした私の目に入ってきたのはみすぼらしい船と。
その女の言うことには、ここは死者が渡る三途の川であり、女はその船頭であり、私は死者であるらしい。
そんな馬鹿な、という反論は声に出来なかった。
口が開かないのではなく、音を発する器官がないのか声が全く出せなかったから。
改めて自分の姿を見るとそれは人の形をしたもやのような姿になっていた。
それに、これは今気付いた事だが生前の自分がどのような生涯を送ったのか思い出せない。
声が出せない、もやのような体、自分が誰だか分からない、おまけにここは三途の川。
どうやら本当に私は死んでしまったようだ。
実はこの後ちょっとしたミスががが。
……確認って大事ですよね。