ヒーロー大戦ゼノバース・終幕『最終決戦~べリアル編~』 | 雷のエルのブログ

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主にFigmaやフィギュアーツを使ったフィギュア劇場。
他にはGETしてきた戦利品や、ゲーム、コレクションの紹介をしていこうと思います。

タイムパトローラー(リュウヤ&トランクスゼノ)vsウルトラマンべリアル・アトロシアス

べリアル「さあ、かかってくるがいい。ひよっこ共。」
トランクスゼノ「べリアルの戦闘力は強大です。初めから全力でいきましょう。」
リュウヤ「はい!」

リュウヤ&トランクスゼノ「はあっ!」
べリアル「ほう、そんな変身も出来るのか。だが、俺には及ばない。」

トランクスゼノ「それはどうかなっ!」
ビュン!


リュウヤ「はあっ!」
ズン!

べリアル「どうした?お前の攻撃はその程度か?」
リュウヤ「何!?」
トランクスゼノ「リュウヤさんの攻撃が、全く効いてない!?」

べリアル「甘いわ!」
ドスッ!
リュウヤ「ぐうっ!?
トランクスゼノ「リュウヤさん!」

リュウヤ「ぐっ…!」
トランクスゼノ「大丈夫ですか!?」
ブウン…!
べリアル「さっさと二人仲良く…」


べリアル「地獄へ落ちろっ!」
リュウヤ&トランクスゼノ「うわあぁーー!!」

トランクスゼノ「念の為に持ってきた仙豆を、早く!」
モグモグ、ゴクン…

リュウヤ「ふう、危ないところでした…」
べリアル「ほう、そんな回復が出来るのか。だが、苦しむのが伸びただけの事。」
トランクスゼノ「こうなったら、二人同時に気功波で決めましょう。」
リュウヤ「分かりました。」

リュウヤ&トランクスゼノ「はああーっ!」


ブウン…
べリアル「ふはは、残念だったな。
トランクスゼノ「くっ…!バリアを張って防いだか!」

べリアル「今度は俺の番だ!くらうがいい!
ドドドッ!
リュウヤ、トランクスゼノ「うあああっ!!」

べリアル「はははっ!いくら超サイヤ人でも、俺の前では無力なのだ!」
トランクスゼノ「俺達の力じゃ、奴に勝つ事は出来ないというのか…!?」

?「おいおいトランクス、まだ勝負はついてねえぞ。諦めんな。」
トランクスゼノ「あなたは…!悟空さん!」

べリアル「一人増えたな。何だ貴様は?」
悟空「オラも力を貸す、だから最後まで諦めんな。」
トランクスゼノ「でも、奴には俺達の攻撃が全く効かないんです!一体どうすれば…!」
悟空「べリアル…あいつの気は『神』にも匹敵する程の領域に達している。だったら…」

悟空「こっちも、『神』の力で対抗するしかねえ。超サイヤ人ゴッドを超えた、この超サイヤ人ブルーの力でな。」
悟空「勝敗は一瞬の隙で決まる。おめえ達、目を塞げ!」

悟空「ゴッド・太陽拳!」
カッ!
べリアル「!!」

べリアル「ぐっ…!?目がぁ!?なんだこれは!?」
悟空「今だ!オラのありったけの超サイヤ人ブルーの力をおめえ達にやる!この力で、一気にべリアルを倒せ!」
リュウヤ&トランクスゼノ「はい!はあああっー!」

リュウヤ&トランクスゼノ「龍拳っ!!」
べリアル「がはあっ!?」
リュウヤとトランクスゼノの放った渾身の龍拳が、べリアルの体を貫いた。

べリアル「バ、バカな…!この俺が…!」
悟空「とどめだ!」
リュウヤ&トランクスゼノ「はい!」

リュウヤ&トランクスゼノ「バーニング・フラッシュ!!」
※バーニングアタックとファイナルフラッシュの合体技。
べリアル「ぐあああーー!!」
リュウヤとトランクスゼノのトドメの攻撃を受け、ついにべリアル・アトロシアスは消滅した。

トランクスゼノ「はあ、はあ…やったか?」
リュウヤ「はい。スカウターには、べリアルの気配は全くありません。」
悟空「ああ。今のおめえ達の攻撃で、べリアルは完全に消滅したんだ。この戦い、俺達の勝ちだ。」

トランクスゼノ「ならば、あとは…これだけですね!」
リュウヤ「はっ!」
カッ!
リュウヤとトランクスゼノのエネルギー波により、怪人達を蘇らせていたギガバトルナイザーは破壊された。

トランクスゼノ「リュウヤさん、やりましたね!これで、あとは残党達を倒すだけです。」
リュウヤ「はい!」
悟空「向こうの戦いも(極・鎧武vsオーバーロード)、どうやら決着ついたみてえだな。」

こうして、オーバーロード&べリアルとの決戦は終わった。
残った怪人、怪獣の残党達もレジェンドヒーロー達によって片付けられ、ヒーロー大戦はレジェンドヒーロー達の「勝利」という形で幕を閉じたのだった。

その後、超ドラゴンボールで超神龍を呼び出し、この大戦で犠牲になった人達を生き返らせてほしい(悪人、怪人を除いて)という願いを叶えてもらった事で、漸く地球にも平和が戻った。

極・鎧武「なあ、もう一つ叶えてほしい願いがあるんだけど、いいか?」
トランクスゼノ「はい。それは構いませんが、『始まりの女』となった『マイ』さんは神龍でも生き返らせることは…」
極・鎧武「分かってる。それとは違う願いだ。」

極・鎧武、葛葉紘汰の願い。それは…
オーバーロード「ここは…?地獄にしてはやけに明るい場所だな。」

?「戒斗。」
オーバーロード「!!マイ!?お前、どうして…?ここは、一体…」
マイ「ここは、私しかいない『天国』みたいなところかな。本来、地獄に落ちるはずのあなたの魂を、紘汰がここに来られるようにしてくれたみたいなの。」
オーバーロード「そうか…あいつ…」

ギュッ…
マイ「戒斗。」
オーバーロード「マ、マイ…!?」
マイ「戒斗…私を生き返らせる為に、ここまでするなんて…ほんと、バカなんだから…」

オーバーロード「マイ、俺を軽蔑しないのか…?俺は人類を滅ぼそうとしたんだぞ?」
マイ「それは、私を生き返らせる為にやろうとしてくれた事。それに、あなたを怒る役目は紘汰達がやってくれた。
あなたは私の為にとてつもなく辛い覚悟を決めて、最後まで戦い抜いた。だから、ありがとう、戒斗。」
オーバーロード(戒斗)「マイ…」
マイ「もう疲れたよね?少し眠ろう?ここなら、私以外誰もいないから。」
オーバーロード(戒斗)「ああ、そうだな。そうさせてもらうよ。」
マイ「おやすみ、戒斗。」

ヒーロー大戦ゼノバース~終わり~