ハンサムからのホロキャスターにメールが入りました。


そのメールによると探偵の依頼が来たのだとか。




数日前バディになってくれと頼まれてしまったので

ハンサムハウスに向かうとしましょうー。





第二話 路地裏に生きるもの




ハンサムハウスに行き

ハンサムに依頼の内容を確認しました。



初の依頼は

ミアレのママともグループの代表者からでした。



(…ママ友。。。)



内容は子供たちがミアレの路地裏にたむろしているため

それをやめさせてほしいと。





ハンサム「まずは ミアレの 路地裏に 向かってくれ!

そして そこに 集まる 子供たちの 様子を 調査してきて ほしい!」



えーー。

わかりましたー。調査してきますよー。

(今回も拒否権は無いようだ…)







ハンサムハウスを出て、ミアレの大通りにやってきました。


ハンサムによるとミアレには路地裏がいくつかあり

サウスサイドストリートから行ける路地裏が怪しいとか。







サウスサイドストリートを調査していると

ありました、ありました!

ここって路地裏に続いてそう。



ミアレ路地裏



昼間なのに薄暗い。

なんだか怖いです。


なんでこんなとこに子供たちはたむろしてしまっているんでしょうか??

なにかあるのかな?




意を決して路地裏に入ると

奥から話し声が聞こえました。



これは当たりかもしれません!




もっと奥に行ってみましょう。







あ!子供たちがいる!!


あなたたちこんなとこで何してるの?




こちらに気付いた子供たちから威嚇されてしまいました。



ここはひみつきちなの



えんじ「ん! あんた だれ なのよう!? ここは ひみつきち なの!」



スクールガール「ここは わたしたちの パラダイス! はやく 帰って くださいな!」




ここは大人が知らない、子供たちだけのひみつきちだったのです。





子供たちはこれ以上他者に入ってきてほしくないようです。




みんなお母さんたち心配してるよ。

こんなとこに集まるのやめなよ。



こちらの話を聞きいれない子供たちは

ポケモン勝負をしかけてきました。


わたしが勝ったらここを通してもらうよ。

そしてこんなとこに集まるのやめること!






…… ……



子供たちとのポケモン勝負に勝ちました。



スクールボーイ「こうなったら もこおに 助けて もらうしか……」




もこお??って誰?





その時ハンサムが息を切らしやってきました。



ハンサム「すまんすまん! 遅れてしまって!

どうだ ○○○クン! なにか わかったか?」



ここは子供たちだけの秘密基地だったんです。

だからみんな集まってしまってたんです。


でも何かまだ秘密があるようで……。





ふんにゃあーっ!!



もこお「ふんにゃあーっ!!」



ハンサム「ムッ! なんだ 今の 声は!

路地裏の 奥の ほうから きこえたようだが……」



何の声ですかね??コワいな…;;







そこへ声の主が姿を現しました。




ハンサム「…なんだ ポケモンでは ないか」



人をいかくするとは穏やかではないな



ハンサム「だが 人を いかく するとは 穏やか では ないな……」



声の主はニャスパーだったのです。


しかしかなりお怒りのようです。




ハンサム「……ひょっとして ここは こいつの 縄張り なのか?」



(マチエール)「うんー そうだよー」



ハンサム「ムムッ!? 今度は だれだっ!?」



奥から人の声が聞こえました。





そこに現れたのは少女でした。


あなたはいったい誰?




(マチエール)「うーん…… だれ って いわれてもなあ」


このコのおなまえねもこおっていうんだよ

(マチエール)「それより このコの おなまえね もこお って いうんだよ

あたしが おなまえ つけたの」



もこお「ふんにゃあ! ふにゃふにゃーっ!!」



このニャスパーの名前がもこおらしい。




ハンサム「ふむ…… では こいつは きみの ポケモン か

ならば すまんが ちょっと こいつを

モンスターボールに しまってくれないか?」



(マチエール)「んー? ボールに しまうって なあに?」



ハンサム「なに?」



(マチエール)「あたし もこおの おともだち だけど トレーナー じゃないよー」



ってことはこのニャスパーは野生なんだ。




ボールかうおかねないもん



(マチエール)「ボール かう おかね ないもん

だから トレーナーじゃ ないの」



ボールを買うお金が無いか…。

って、もしかしてこの子…。





(マチエール)「でもね もこお とは とーっても なかよし!」



ハンサム「あ ああ…… そうかね…… それは 失礼した……」







ハンサム「……コホン わたしは ハンサム 探偵だ

こっちは わたしの バディ ○○○クン!」



よ、よろしくねー。





ハンサム「ちょっと ききたいんだが

きみたちは ここで いったい なにを しているんだね?」



みんなあたしのおともだちなんだ


(マチエール)「えっとね みんなで あそんでるの

みんな あたしの おともだち なんだ」



ここにいる子供たちとこの少女は友達のようです。




(マチエール)「なんで そんなこと きくの

おじさんも いっしょに あそびたいの?」


えんじ「えーっ!! ダメダメ ダーメよ!

もー! おねーちゃん! ここは こどもの ひみつきちー!

こんな おっちゃんと わたち あそびたくないもんー」



もこお「ふんにゃあ!!」



みんなお怒りのようで……。




(マチエール)「もー ふたりとも ダメだよー! なかまはずれは よくないよ!」




ハンサム「ふむ…… みんなで 遊んでいるのは わかった

だがな なにも こんな 薄暗い 路地裏で 遊ぶことも ないだろう?

ミアレには 広場も たくさん あるし

なにより 子供というものは お天道さまの 光を いっぱい 浴びるべき だぞ!」



(マチエール)「ふーん…… そうなんだ……」



そういうことわかんないや



(マチエール)「あたしも もこおも ずーっと ここで くらしてるから

そういうこと わかんないや」



もこお「ふんにゃ」




(マチエール)「路地裏で 暮らしている……?

きみ…… 家族は?」



(マチエール)「もう いないよー あたし ひとりー」



ハンサム「そうか……」



もこおはかぞくかな



(マチエール)「でも もこおは かぞく かな?

いっしょに くらしてるもん」



ハンサム「ムム……」




この子、家が無いんだ…。







ハンサム「フッ! この ハンサム ひらめいて しまったぞ!」



どうしたんですか、ハンサムさんっ。




ハンサムハウスにこないか!



ハンサム「きみ!わたしの 事務所 ハンサムハウスに こないか!

わたしの 助手として 働き 事務所に 寝泊り したまえ!

わたしは ホテル暮らし だから プライバシーだって 安心だぞ!」



ハンサムさんホテル暮らしだったんだ。





(マチエール)「え……?」



ハンサム「気ままな 路地裏 暮らしも 風情が あるだろう……

だが 雨風 しのぐ 家…… ついでに 仕事が あるのも 決して 悪くないぞ!!

問題ない! 大丈夫だ! 男 ハンサムに まかせてくれ!」



どこから自信が出てくるのか分かんないけど、

ハンサムさん男前~!




ハンサム「おい! もこお と いったな! おまえも 彼女と 一緒に 来るといい!」



ハンサムがもこおに近付こうとすると……


ふんにゃー



もこお「ふんにゃ…… ふんにゃあーーっ!!」



もこおは激しく暴れ、逃げ出してしまいました。




ハンサム「おい! どうしたんだ!?

なぜ もこおは 逃げる!?」




ハンサムさん、ポケモンに嫌われてるー??




(マチエール)「……もこお はね こわがりさん なの

にんげん…… とくに おとなの ひと こわい みたい」




だからか。

もこおがあんなにも威嚇してたのは。








(マチエール)「……ねえ ハンサムの おじさん

さっきの おはなし だけど ちょっと うれしいけど やめとくよ

もこお ここが すきだし あたし おいて いけないもん」




そっか…。


たしかに友達を置いて自分だけ行けないよね。


雨風を凌ぐ場所より友達が大事。

この子、本当に優しいんだ…。







ハンサム「ちょっと 待つんだ!」



え!?またまたどうしたんですか??




ハンサム「もこおと 仲良く なれれば 問題は ないのだろう?」



ハンサムは再び何か閃いたようです。




ハンサム「ならば 大人である わたしが 苦手で あっても 大丈夫!

わたし にはな こんなときに 頼れる バディが いるんだ!」




(マチエール)「ば …… でぃ?」




ハンサム「というわけで 頼むぞ! ○○○クン!」



え!!わたしすか!?



ハンサム「もこお と 仲良く なってくれ! きみなら きっと できる!!」



そんな簡単に!?

仲良くなれるとは思えないよー;;




ハンサム「きみになついてくれれば

バディで ある わたしの ことも きっと 認めて くれるはず!

どうか よろしく 頼む!」



うう…。

そんな上手くいくかわかんないけど

とりあえずもこお探しに行かなきゃ!







もこお探し開始!



さあどうなる??




って、依頼の内容とこれ関係あるの??







ポケモンXYモンスターボール


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ハンサムイベント思ってたより長いのね。


単なるおまけ程度だと思ってたら

なかなか面白い話だった!



わたしにマンガを描く技術があるならば

マンガ化したいものだ。

と思った。



…わたしイラストは描くけど

マンガ描いたことないんですよ。。


アニメばっか観てたから

マンガってあんま持ってないし。


マンガ描く勉強でもするかなー。