3番道路を抜け(地下水脈の穴も散策済み)サンヨウシティにやってきました。
街の西側には噴水やポケモンを模ったトピアリーがあって
とってもオシャレな街です。
サンヨウシティにはサンヨウレストランという
バトルも楽しめるレストランがあるそうです。
なんだか一度で二度おいしい的な?
街の人に聞くところ、
サンヨウレストランで働くウエイターさん3人は
元ジムリーダーだとか。
街の人にはけっこう親しまれていたのでしょう、
やめてしまったことを惜しんでいる方もいました。
なぜ3人はジムリーダーをやめてしまったのでしょうか?
その辺も気になる所です。
おっ。ここですね。
赤、青、緑…外観からとっても目立っています。
では行ってみましょうか。
デント「いらっしゃいまで こちら サンヨウレストランです」
あの…ここっ元々はジムだったんですよね?
デント「……もとは ポケモンジム でしたが 事情が ありまして」
事情??
話を聞かせてもらうことにしました。
それは1年前の事…
あの事件の後プラズマ団がいなくなり1年が経ちました。
デント、ポッド、コーンの3人は
ジムリーダーとウエイターを兼業しながら
日々ポケモンたちと過ごしていました。
ジムリーダーに就任してから時に厳しく、時に優雅に
挑戦者とバトルをしていました。
順風満帆に見えたジムリーダーとしての日々。
しかし彼らの胸の中はどんよりとした曇り空だったのです。
もっと勉強して一人前のジムリーダーにならないと
そんな焦りがありました。
そしてあの日の事件が今も頭を離れないのです。
ポッド「1年前 おれたちが Nの 城に 行ってれば
七賢人とか ダークトリニティとかに 逃げられなくて すんだんだろ!
そうすりゃ みんなから 3にんそろって……
とか いわれて いない はずだぜ!」
あの日イッシュのジムリーダーたちは
イッシュの未来を託されたある少年(少女)の元へ
少しでも力になれればとの思いでNの城へ駆けつけました。
しかしデント、ポッド、コーンの3人は
ベルからの連絡が遅れた為、駆けつけることができなかったのです。
事件が解決した後、
このことに関して3人は何度も口論になりました。
でも結局答えは出ないまま…。
デント「でも まあ いいじゃない
間に 合わなかったけれど プラズマ団は いなくなったし」
ポッド「そういうこと いってるから いつまで たっても 3人 そろって 一人前!
そんな 扱いを されるんだよ!」
そうデント、ポッド、コーンは三つ子の兄弟だったのです。
生まれたのも一緒、育ったのも一緒、
そして3人一緒にジムリーダーになった。
しかしそんな彼らのバトルや思いは裏腹に
いつしか3人そろって一人前などと言われるようになったのです。
三つ子と言えど、一人の人、1人のポケモントレーナーなのです。
ポッド「このままじゃ いつまで たっても 変わらないんだぜ?」
答えの出ない…
悶々とした日々……
ボクたちはどうしたら……
そんな3人の前に、ある人物が姿を現しました。
コーン「その 姿 ダークトリニティ ですね
しかし なぜ?」
ダークトリニティといえばプラズマ団ゲーチスの手下。
ダークトリニティはデント、ポッド、コーンの3人に勝負を提案してきました。
手の内が分からないままでしたが、
3人はダークトリニティとポケモン勝負をしました。
しかし…
ダーク「他愛も ない」
なんと勝負はダークトリニティの圧勝。
全く歯が立たなかったのです。
ジムリーダーになったばかりの頃と比べればきっと強くなっている。
それでも今の3人はダークトリニティに勝てなかったのです。
ポッド「……なんだよ なんだよ これ! ふざけるなよ!」
デント「……だって 圧倒的で」
コーン「認めざるを えません
サンヨウの ジムリーダーは 3人 そろって 一人前」
サンヨウジムのバトルのルールは
デント、ポッド、コーンの3人とバトルをし勝つこと。
言い換えれば3人で1人分のジムリーダーなのです。
気力もプライドも失った。
空から静かに雨が降り出しました。
その空気を払うようにデントが話し始めました。
デント「ポッド コーン ボク 思うんだけど」
デント「このまま 3人 そろって ジムリーダーを しているかぎり
なにも 変わらないと 思う」
兄弟の中で一番穏やかなデントの口から思わぬセリフが飛びだしました。
ポッド「まさか おまえに 先に いわれるとはね」
コーン「もちろん コーンも そう 考えて いましたよ」
そのセリフは思いもよらぬではなく、
3人が3人ずっと言えずに心に貯めこんでいたものだったのです。
デント「ジムリーダーを やめ 本気で 鍛えなおしましょう
そして 3人のうち だれかが みんなに 認められるほどの」
3人はジムリーダーをやめ、鍛えなおすことに決めたのです。
3人で一人前ではなく、
一人で一人前と言われるようになるため。
ポッド「三つ子 だもんな 考えることは おんなじ」
ポッド「だったら おんなじだけ 強くなって また 3人 そろって
ジムリーダーに なれば いいか!」
三人そろって一人前
ではなく
三人そろって
再びジムリーダーへ。
切っても切れない縁。
それが同じ血を分けた兄弟なのです。
ましてや三つ子。
それはそれは深い縁で繋がっているに違いない。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
デント「あの日が あるから ぼくたちは 上を めざせるんです」
…っぁ。
な、なんて良い話なの!
もう目からハイドロポンプーーっ!!!
(水ポケモンもびっくり☆←
あ、あのここってポケモン勝負もできるんですよね?
デント「ぼくはですね くさタイプの ポケモンが 好きな デントと 申します
ぼくと 組んで ダブルバトルを してもらえませんか?」
ぜひ~!!
おねがいします^^
デント「あっ はい ぼくで よろしければ 真心 こめて お相手 させていただきます」
レストランの奥にあるバトルフィールドでポケモン勝負の開始です!
相手をしてくれるのは
炎ポケモン使いのポッド、水ポケモン使いのコーン。
ポッド
クイタラン♂Lv.65(たべのこし)
ヒヒダルマ♂Lv.65(ちからのハチマキ)
バオッキー♂Lv.67(いのちのたま)
コーン
バスラオ♂Lv.65(ちからのハチマキ)
ヤドキング♂Lv.65(たべのこし)
ヒヤッキー♂Lv.67(いのちのたま)
炎タイプと水タイプ、そして草タイプ。
これは難しい勝負になりそう!
デント
マラカッチ♂Lv.65(ちからのハチマキ)
ナットレイ♂Lv.65(たべのこし)
ヤナッキー♂Lv.67(いのちのたま)
なんだろう…この兄弟。
すごく強い思いを感じるっ!
互いに弱点をカバーし、ダブルバトルを極めている
そんな感じがする…。
あの日の出来事が、3人を強くするんだ!
そして勝負は終了ー。
デント「……驚いた きみ すっごく 強いんだね
また 組んで もらえますか? いろいろ 教わりたいので」
はい、もちろん^^
でも次はデントさんとも戦ってみたいです。
また来ますね!
人って強いな。
そしてもっと強くなれるんだ。
そう思いながらサンヨウレストランを後にしました。
なんだか勝ち負け以上の素晴らしき人間ドラマを見たようだ。
あぁ。あたしも強くなりたい。
さて、次は何処に行こうか。
街の人が「夢の跡地」から不思議な気配がするって言ってた気がするから
夢の跡地に行ってみましょう。
ポケモンBW2
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
思い出リンクに感動した。
あぁーっ。もう泣かせるねぇ!!
BW2で三つ子がジムリーダー降板してたからショックだったけど
こういうイベントをみることが出来て
なんだかすごく清々しい気持ちになったよ。
数年後、心身ともに強くなった三つ子が
再びサンヨウジムを開く日を夢見て…。
ところで思いでリンクの最後にコーンが
「では 代わりの ジムリーダー ですけど……」
と言っていますが、続きを考えてみました←
コーン「では 代わりの ジムリーダー ですけど……
コーンの知り合いにシズイという方がいるんですが
その方なんていかがでしょうか?」
ポッド「シズイ?だれだそれ?」
コーン「セイガイハシティに住んでいる……えーと…
(あの人はなにをしている人なんだ?)……自由人っ」
ポッド「はぁ?なんだそれ!」
コーン「コーンも詳しくは知らないのですが
水ポケモンを愛しているとても豪快な方です。
水ポケモン好きに悪い人はいません。
なのでぜひこのコーンの意思を受け継いでもらいたいのです」
ポッド「はあ!?それこそなんだよ!
だったら炎ポケモンの方がずっと熱くてかっこいいぜ!」
コーン「ポッドこそあなたの代わりになるような人はいるのですか?」
ポッド「そ、それは…だな……えーと」
コーン「いないのですね。」
ポッド「い、いる!いるに決まって……」
デント「ちょっと2人とも~。
この件はぼくたちが勝手に決めれる問題じゃないですよ。」
ポッド「そうだな」
コーン「ですね」
デント「じゃあ近々ポケモンリーグにジムの閉鎖と
新しいジムの依頼をしに行きましょう」
久々にデントみたら
アニメとゲームのキャラが違い過ぎて違和感←
アニメのデント壊れすぎてるから
ゲームのキャラが薄く見える。
せっかくなのでポッド、コーンとも対戦お願いしてみる。