ヤーコンさんを追いかけてジムの外に出るとヒュウとヤーコンさんがいました。


なにやら話をしていたようです。





ヒュウ「オマエも ジムバッジ もらったか! さすがだな」



クエイクバッジ貰ったよー!





ヒュウは俯き下を向いてしまいました。

ん?どうしたの?


なんか悪いこと言ったっけ…





言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-オレとコイツたちのつながりって



ヒュウ「あのさ… ジムバッジを とれたのは 相棒たちの おかげ だけど

オレと コイツたちの つながりって モンスターボールだけじゃ ないよな」



えっ!?


…モンスターボールで捕まえることで

人とポケモンはつながりが出来るわけだけど


全てがモンスターボールから始まるわけではない…


ヒュウくんの言うとおりだと思うよ。



な、なにいきなりどうしたの??




ヒュウ「そうでないと 奪われた チョロネコの 気持ち…… 取り戻せないよなッ!」



そういうことか…。

1度モンスターボールに入って人とのつながりができた。

そのモンスターボールに戻れなくても…

モンスターボールという籠が無くても


人とポケモンは繋がっていられる。


今もきっとチョロネコはヒュウの妹のことを思っている。

それを証明したいんだ…!




ヒュウくん、なんか泣けてきたよ。ティッシュある??





その空気をぶった切ったのはヤーコンさん。



ヤーコン「なんだ おまえら 知り合い だったのか?」



はい。幼馴染なんでふ。

あ、ヤーコンさんティッシュあります?

よく分かんないけど目からハイドロポンプです。そんなに出てないですけど。


むしろ鼻がクマシュンです笑






゚・*:.。..。.:*・゚ 間゚・*:.。..。.:*・






ヤーコン「ふたりとも なかなか だったからな いいところへ 連れて いってやるぞ!」



いいところって何処ですか??

ヒュウくん楽しみだねぇ^^




ヒュウ「そうだッ 思い出した! ヤーコンさん あんた……


なんで! なんでッ! プラズマ団を 赦してるんだよ!?」



そうだ…。

この街には元プラズマ団が住んでいる。

責任感の強いヤーコンさんが罪人を住まわせてる理由ってなんだろう…。




ヤーコン「なんにだって 受け皿は 必要よ」



受け皿ですか…




言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-自分たち以外のすべての意見を否定しかねない



ヤーコン「それに 正しさ ばかりを 求めると 自分たち 以外の

すべての 意見 考えを 否定しかねない

それが どんなに 危ないことか」



へ~。

確かに自分の意見が正しいと主張するのは大切だけど

周囲の意見を全く無視してたら、ただの独りよがりだし賛同してくれないよね。


もちろん本当に大切だからこそ言っているのに

流されてコロッと意見を変えてしまうのは自分の意思を持ってないのと同じ。





ヒュウ「フウン それが 大人の 判断って やつ?」



なんか不満げだな~。。




ヒュウ「まあ いいよ! オレは プラズマ団と 戦うからッ!


で さっき いってた いい ところ って?」




そうそう!いいところって何処ですか~??




ヤーコン「きいたこと ないか? ポケモンワールドトーナメント」



(・д・)?



ヤーコン「各地の トレーナーを 集め 強いのは だれか 決めるのよ!

じゃ おまえら 街の 南で まってるぞ!」




へ~、各地のトレーナーが集まるんだ!

なんだか凄そうだね。




ヒュウ「強い ヤツを 決める トーナメントか……

よーし! 特訓だ! 特訓に 行くぞッ!」


あっ!待ってー!



ヒュウは走り去ってしまいました。






街の南側かあ…さっそく行ってみよう。




一足先に行ったヤーコンさんとヒュウを会場前で発見しました。




あ、ヤーコンさん!この建物はなんですか??




ヤーコン「どうだ! 立派な 建物だろ!」




言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ポケモンワールドトーナメント PWT



ヤーコン「ポケモンワールドトーナメントの 会場だぞ! ホレボレするだろ」



ここがPWTの会場ですか!すごい豪華…。




ヤーコン「さ! おまえら ついてこい!」



ヤーコンさんの付いて会場に入ります。





今回参加するのはホドモエトーナメントというそうです。

ルールはなんでもオーケーだそうです。カオスですね。

8人参加のトーナメントで3回勝てば晴れて優勝だとか。





あ!あそこにいるのはもしかしてチェレンさん?


チェレンさんおひさしぶりでーす!




チェレン「なぜ ぼくまで…… 調べることが あるのに」



チェレンさんは調べ物の途中だったようです。

…まさかヤーコンさん、無理やり連れてきちゃったんですか??





言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ポケモンと共に戦う意味を伝えられるのは



ヤーコン「わかるか チェレン

ポケモンと 共に戦う 意味を 伝えられるのは おまえ なんだよ」



共に戦う意味?

その意味をチェレンさんは知っているということなんでしょうか?





言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-それにおまえの友達だったあいつはいないしさ



ヤーコン「それに おまえの 友達だった あいつは いないしさ」



チェレンさんの表情が一瞬曇りました。


どうかしたんでしょうか??

友達だったあいつとは…??





チェレン「やれやれ…… 変わらないね ヤーコンさんは」



何かを思い出し、吹っ切れたような表情のチェレンさん。


聞いちゃいけないことなのかはわからないけど

あたしより先輩なんだしいろいろ経験してるんだろうな。




チェレン「だけど トーナメント そのものは たしかに おもしろそう なんだよね

よしっ! ぼくは 受付を してくるよ」



ヒュウ「あっ オレもッ! ○○も はやくしろよ 純粋に 勝負しようぜ!」



うん!ヒュウくんとバトルするの楽しみ!負けないからね!









言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ホドモエトーナメント


ホドモエトーナメント シングルバトル




トーナメントの組み合わせが発表されました。


なんと、1回戦でヒュウとバトルです!




なんかー、すごく緊張すんだけど…^^;

このステージ派手すぎじゃん!



あ、ヒュウくんも同じこと思ってたんだ。

だよね、やっぱそうだよね^^;




ヒュウ「それは さておき…… いくぜッ 真剣勝負!!」



望むところ!!





言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-VSヒュウ



VSヒュウ


チャオブー♂Lv.25

ヒヤッキー♂Lv.25

ハトーボー♂Lv.25



ヒヤッキーだ!

何処で捕まえたの??この辺にいないからまだ会ったことないよ~;;




とりあえず、ヒュウくん勝たせてもらうわ!





ヒュウ「オマエ 強くなりすぎッ!」



ホント?やったね!みんな。



ヒュウ「……それにしても オマエの ポケモン 楽しそうに 戦うのなッ!」



みんなあたしのことを信じて戦ってくれてるの!

だからきっと楽しそうなんだと思う。



よーし!1回戦突破!






2回戦の相手は…なんとチェレンさんです。



まさかチェレンさんと当たるとは思ってもみませんでした。。



チェレン「ぼくが ジムリーダーに なって 初めての チャレンジャーだった

きみと こうして また 戦えるのは うれしいかぎり だよ」



あたしもです。

あの頃はトレーナーになったばかりだったから

わからないこともいっぱいあった。

でも少しでも成長できてるか見てくださいね!




言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ポケモンのなにを知り絆を深めたかみせてもらう



チェレン「ここまでの 旅で きみは ポケモンの なにを 知り

きずなを 深めたか みせてもらう!」



言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-VSチェレン



VSチェレン


ムーランドLv.25

ミルホッグLv.25

チラチーノLv.25

(性別固定されてない)



チラチーノかわいいーー!

その白い毛さわりたい////



て、そんなこと思ってる場合じゃなかった。

チェレンさん、勝たせてもらいます!





チェレン「ファンタスティック……!

きみも きみの ポケモンも すごく たくましくなったね!」



ありがとうございます!





チェレン「ポケモンが いてくれたから ここまで 来れた」



言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ポケモンとトレーナーではなく命と命の関係



チェレン「なぜ ポケモンが 助けてくれるか

ポケモンと トレーナーでは なく 命と 命の 関係で 考えるのが 必要かもね」



ポケモンも人も見た目は違えど生きている。


種族を越えてまでもポケモンが人に従ってくれる

そしてポケモンと一緒にいたいと願う人々は

命が共鳴しているからじゃないかな?


人とポケモンは一緒にいるからこそ世界は広がっていくんだ。






2回戦突破!


あと1勝すれば優勝だよ!




言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-トーナメント組み合わせ



あれ?このアクロマって人…。

…ヒウンシティで会った人だーー。


なんでこのトーナメント参加してんの??


ちょっと大丈夫かな…。勝てるかな?







アクロマ「わたくしが 学究の従 として 求める 理想 真実……

それは ポケモンが 持つ 本来の 力…… それを どうすれば ひきだせるのか?」



言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-トレーナーとポケモンとの信頼関係であってほしい



アクロマ「できうるならば これまでどおり

トレーナーと ポケモンとの 信頼関係で あってほしい!


あなたは それが 正しいと 教えてくれるのか 楽しみです!」




ポケモンの本来の力…。

トレーナーとの信頼関係で発揮されるのだとしたら

それは素晴らしいことだと思うんだ。


この勝負でアクロマさんの謳ってることが正しいかどうか分かるというのか…。



にしてもやっぱりこの人怪しいよ~;;






言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-VSアクロマ



VSアクロマ


レアコイルLv.25

リグレーLv.25(性別固定されてない)

ギアルLv.25



やっぱり今回も固そうなポケモンね。




でも勝たせていただきます!!






アクロマ「おみごと ですっ! いまの 勝負で 教わったことが あります」



え??いったい何を??

視点が違うのだろうか…。






て、そんなことより!


ホドモエトーナメント初参加にして初優勝ー!!



言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-ホドモエトーナメント優勝



わー!どうしようっ。優勝だって!



アクロマ「さすがです! あなたの そばにいる ポケモンは シアワセ でしょうねっ!

自分たちの 能力を 発揮できて!」




幸せかぁ…。

トーナメントで優勝できたけど、ホントにポケモンたちは自分の能力を発揮できたの?

発揮することが本当の幸せなの??







トーナメントのフロアからロビーに戻ってきました。




ヤーコン「おまえら! いい 勝負だったぞ!

これなら みんなが われこそはと トーナメントに 参加したくなる!」



このトーナメントネット中継とかされてたんですね~。

さすがです。


……うわぁ、世界中の人に見られてると思うとちょっと緊張するよね。





ホミカ「コラ! あんたたち!」



!?

タチワキジムのホミカさんじゃないですか。

ど、どうしたんですか??



言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-もっと激しく狂おしいポケモン勝負みせなよ!



ホミカ「もっと 激しく 狂おしい ポケモン勝負 みせなよ!」



え!?

いきなり煽られたっ…。





言葉はやがて思いとなりあの丘で花となる・・・-観客みんなの理性をブッとばしちゃうッ!



ホミカ「もう! ホミカがエントリーして 観客の みんなの 理性を ブッとばしちゃうッ!」



あ、出る気満々だ。



て、それだけ言いに来て帰ってっちゃった。





ヤーコン「ほら どうだ! さっそく 来たぞ!!」



完全にヤーコンさんの策略通りですね。さすが社長!




ヤーコン「こうして 各地の 強豪が 集い 盛りあがっていけば

ポケモントレーナーたちの 力量も 高まる……

ではなく ホドモエは さらに 発展して 金も もうかる!」



一石二鳥ですね。


お金のことも忘れてないあたりさすがヤーコンさん!


観光客とか増えそうですね。

ホテルとかもっと増やしちゃう?




ヤーコン「じゃあな! おまえらも どんどん 参加して 盛りあげてくれよ!」



はーい。また参加しますね!





いやぁ、ホドモエトーナメント楽しかったね!



ヒュウ「んー トーナメント 初参加 初優勝 したかったぜ!」



ふふ、初参加、初優勝はあたしがいただきました!




チェレンさんもまた参加します?



チェレン「イッシュの ジムリーダーも トーナメントに 参加して 腕を 磨くことに なるだろうね」



おおー。これはどのジムリーダーも負けてらんないね!

ジムリーダーがジム挑戦者以外とバトルするのってなかなかみれないから

このトーナメントかなりいいよね!







さーて、会場を出ようかな?



あれ?あそこにいるのはアクロマさん…。

なにしてんだろ??



アクロマ「数多くの トレーナーが ポケモン勝負を 通じて ポケモンの能力を ひきだす

この仮説を 確かめるため わたくしは さらに 戦いつづけ

いつか 真理に たどりつくっ!」



いろんな人と勝負をしたり、見たり

そうすることでアクロマさんの言っていることもいつか正しいと言えるようになるのかな?




難しいことを言ってるけど、やっぱりアクロマさんは気になる存在。








ポケモンBW2モンスターボール


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



ここでのストーリーは意外と考えさせられるようなこと言ってる気がします。



人の意見に耳を貸す。

それは自分の経験や知識を増やすために必要なことだと思う。


もちろんその情報が全て正しいものかどうかは言い切れない。

それをもとに自ら調べたり自分なりの言葉・文章でまとめることができれば

成長できた証なのではないだろうか?



流され過ぎてもよくないし、一点張りで融通が利かないのもダメだと思う。


でもなにか一つ確信があればぶれたりしない。


自分の意見を持ち主張できる人になりたい。






この記事長すぎて途中でなに書いてるかわかんなくなったよ!!(((( ;°Д°))))