ホドモエジムの隣の小高い場所に元プラズマ団の家があると聞いてやってきました。
ほんとだ、家がある。
家の前にはさっきの元プラズマ団の男性がいますね。
もう一人…誰だろう?
元プラズマ団「ロットさま ほら きましたよ!」
元プラズマ団の男性がこちらに気づいたようです。
ロット「ほう! プラズマ団に 興味が あるのか」
元プラズマ団「わたしたちの 話を きいてもらえれば
理解してもらえるかも しれません」
興味があるっていうか…
興味とはまた違うかも…。
でも気になるからお話聞かせてください。
ロット「お客人 悪いが ここに はいるなら
あなた という トレーナーが どんな 人物か みせてもらいたい」
え…、よく分かんないけど試されてる??
あの、どうやって??
ロット「そう ポケモン勝負 でな それで よろしいか?」
ポケモン勝負…!わかりました。うけて立ちます!
ポケモントレーナー・ロット
ハーデリア♂ Lv.27
ココロモリ♂ Lv.27
よく懐いてるし、いいポケモンだな~。
でも…なにか違うような???
ロット「ほう! ポケモンと 心が 通じているような 戦い方」
ロット「申し訳ない! 試すような まねをして 悪かった
元プラズマ団と いうことで いろいろ あるのだよ……」
なるほど…。
肩書きは変わろうと世間に認められるのは難しいってことなんだ…。
心中お察しします。
と、そこへヒュウが走ってやってきました。
ヒュウくん、そんな急いでどうしたの?
てかプラズマ団は?
ヒュウ「逃げられた!」
そなの!?
やっぱ逃げ足速いよねぇ。。。
ロット「そちらは?」
あ、こちらは友達のヒュウくんです。
さっき橋の上でお隣にいる方とプラズマ団が対立してたんです。
そのときプラズマ団が逃げてしまって
ヒュウくんが逃げたプラズマ団を追いかけていったんです。
ロット「ご友人? ならば ご一緒に」
だってヒュウくん。
今からここでプラズマ団のことをいろいろ聞かせてもらうの。
一緒にいこ!
建物の中に入ると何人かの元プラズマ団とポケモンたちがいました。
ロット「あらためて 名乗りましょう わたしの 名前は ロット」
ヒュウ「……アンタらも プラズマ団 だよな?
さっきの プラズマ団と なにが 違うか 教えろよ」
ロット「正しく いうなら 元プラズマ団だ」
ロットさんたちはプラズマ団をやめたということですね。
ロット「2年前の 件を きっかけに 罪滅ぼし として
持ち主と 離れ離れに なった ポケモンの 世話を している」
ということはここにいるポケモンたちはみんな奪ったポケモンなんですね。
ロット「で おまえは?」
ヒュウ「……オレは ヒュウ ヒオウギシティの ヒュウ」
あたしたち同じ町の出身なんです。
ヒュウくんのほうが年上ですよ。
ヒュウ「5年前 オマエら プラズマ団に
妹の 大事な ポケモンを 奪われた 情けない トレーナー だよ」
ヒュウくん…情けないなんて言わないでよ…。
ヒュウ「なにが 離ればなれ だ そうしたのは オマエらだろッ!!」
ロット「そうで あったか…… 誠に 申し訳ない……」
ヒュウ「謝るだけかッ! それで 終わり なのかよッ!!」
ヒュウくん落ち着いて…
ヒュウ「妹の ポケモンはッ!? チョロネコだよ チョロネコはッ?」
落ち着いてってばっ!!
ロット「おまえの いう ポケモンは ここには いない……
おそらくだが いまも プラズマ団に こきつかわれて いるのだろう」
まだ辛い思いを強いられているポケモンがいるんだ…
ロット「そして おまえの いうとおり 謝っても なにも 解決しない……」
ロット「だが 罪を認め 謝らねば 先に 進めないのだ……」
なるほどね…。
ロットさんをはじめとする元プラズマ団のみなさんも
今までしてきたことがどんな悪いことだったか反省してるんだね。
ヒュウ「もう いいッ! 謝られても 妹の ポケモン ここに いないんだろっ!?」
ねえ、ヒュウくんロットさんたち反省してんだからさ
この人たちに当たるのやめようよ。
ヒュウ「○○○! オレは ポケモンジムに 行く
もっと 強くなって プラズマ団を 全員 やっつけるッ!!」
あっ!待っってヒュウくん!!
ヒュウは走って出て行ってしまいました。
ヒュウくん……。
ロット「プラズマ団は 彼の ような トレーナーを……
あらためて 悔やむ…… なんと 愚かで あったか……」
きっとイッシュにはヒュウと同じ思いをしてる人もいるのは事実だろう。
ロット「○○○ ご覧の とおりだ わたしに できる お礼など ない
いや むしろ 代わりに 頼みを きいてほしい」
え?何ですか??
ロット「この ポケモン…… ゾロアの 面倒を みてくれぬか?」
ロットの隣にいたゾロアが足元にすり寄ってきました。
このゾロアはいったい?
この子も奪ったポケモンなんですか??
ロット「その ゾロアは Nさまの トモダチとして Nさまを 支えていた ポケモン」
N!?
あの、Nっていったい何者なんですか??
以前、親名が「N」のポケモンを捕まえたんです。
ロットによると、なんとそのポケモンたちは以前Nに力を貸していたポケモンだったのです。
そして他にもいるらしい。
ロット「Nさまは ポケモンの 心が わかる 力に 優れた お方
反面 人の 気持ちや 心を 理解する 力は まだまだ 未成育だったのだろう……」
ポケモンの心がわかるんですか!!
衝撃です。そんな人が居るなんて……!
ロット「とはいえ プラズマ団の 王として イッシュを 騒がせた 罪を つぐなえるよう
伝説の ポケモンとの 旅で 成熟なされていると いいのだが」
Nさんは今伝説のポケモンと旅をしてるんですか!?
なんかすごいことになってるなぁ…。
もうずっと会ってないんですか…。
じゃあ今どこにいるかは分かんないんですね。
建物の中にいる方たちにも話を聞いてみましょう。
奥に2人の女性が居ました。
彼女たちは愛の女神、平和の女神と呼ばれているそうです。
愛の女神「プラズマ団とは ゲーチスなる 男が
イッシュ地方を 支配するために つくりあげた 組織なのです」
愛の女神「そのために 用意されたのが Nという 若者でした……
彼は ポケモンの子 と呼ばれる 不思議な 少年だったのです」
Nはゲーチスに利用されたってこと??
平和の女神「Nは みなしご でした
なんでも 生まれて すぐ ポケモンたちと 話せるような 素振りをみせ 気味悪がられ……
森の中 ヒヒダルマや ゾロアと 一緒に 暮らしていたところ
ゲーチスに 拾われた とのことです」
そうだったんだ……。
ちょっと人と違うってだけで気味悪がられ、捨てられてしまうなんて……
ヒドイよ、ひどすぎる…。
その時から一緒にいたのがこのゾロアなんだね。
じゃあキミはNのこと誰よりも知ってるんだね。
ゲーチスはNのその不思議な力に気づき
利用するためにプラズマ団に連れてきたということなんですね。
あなたたちは?
平和の女神「わたしたちも Nの世話を するため 集められた みなしご なのです」
……っ。
人とは違う何かがあるからゲーチスが目をつけた…。
そしてプラズマ団の為にいいように使われていた、そういうことだよね…。
なんかツラくなったし、いろいろ考えさせられるな…。
表面上は悪いことをしていた人だけど
いろんな出来事、思いがあったんですね…。
元プラズマ団のみなさんはNが戻ってくることを待っている。
そんな帰るべき場所があるNは本当に恵まれている、そう感じる。
Nに会ってみたいな…。
2年前の出来事はよく知らないけど
その時の想い、そして今の想い聞いてみたい。
いつか会えますように。
ポケモンBW2
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なんか泣けるな~。
やっぱ深いよプラズマ団。
2年前Nの城にいたプラズマ団は解散後
N派とゲーチス派に分かれ今に至る。
ここにいるのはN派の方たち。
部屋の奥にいたミネズミを連れている元プラズマ団♀。
以前は懐いてしまったミネズミを毛嫌いしてたけど
今はちゃんと向き合っている。成長してるのがよく分かるね。
太った元プラズマ団は……知らん。
思い出リンク…、ヤバイ泣ける><
なんで何回も見れるような仕様にしてくれてないんだろう;;
セーブせずに何回かみることにするよ。
ともかく今後も気になるプラズマ団。
以下ロットの~。
元七賢人の中でNのことを一番思ってるのはロットじゃなかろうか。
BWの殿堂入り後のイベントを見る限り。
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話は変わりますが。
友達にサブマスの薄い本を借りました笑
薄いってか…そんな薄くないな。
サブマスというか「ましもし」
ノボリ×ヒトモシ(シャンデラ)
後程読みますうふ←