2023.4.1(土曜)、台高・古川岩屋谷へ行ってきた。
 
振り返ると17年ぶり4度目の再訪。
初めてこの谷に行ったのは、まだわらじへ入会する前の2002年。H矢さんに誘われたからだった。H矢さんには、色々と沢に誘っていただいた。この時も体力だけは十分とガタイの大きな先輩方に遅れまいとついていった。
下山後、下北山の池郷川の河原でビールを飲んだのが懐かしいなーと、シブと思いだしていた。今は、そんなこと出来ないけれど。
 
今回は、体験山行としてシブが企画。
その対象者は、かなりの大物の予感。四国高知の沢屋さん(Sさん)で私達ともSNSで繋がっている。本州で沢のパートナーが欲しいとの事。特にゴルジュ渓+登攀要素が好みのようである。
 
今回のメンバーは、大阪わらじの会:ノブリン、N-GAYさん、シブ&コージと、体験山行希望のS氏の計5人。
目的は、不動滝と銚子滝の登攀である。
 
シブの計画では、不動滝はわらじのメンバー、銚子滝はSさんで行こうかとしていた。
まあ結果はどうあれ、各自のライン取りで登攀してもらい、無事に下山することが出来た。
 
それでは、簡単に紹介を。
 
前日は和田川白谷からの下山が遅れたので念の為、新宮まで買い出しに走る。
花見小宴の後、少しの時間だったが熟睡できた。
 
 
池原ダムで集合の後、出発。不動滝へ。
 

今日の不動滝
今回は右岸ルートの予定

1P目:ノブリンリード
 
 

後続フォロー
 
不動滝1P終了点テラス
 
2P目:N-GAYさんリード
 
 
不動滝の頭
 
 
 
 
この滝は右から巻き、銚子滝へ
 
 
 
銚子滝
 
 
 
 
銚子滝は右サイドから
Sさんに登攀するって振ると速答で、「こんなに美味しいとこ行っていいんですか!?」と速答。
めちゃ頼もしい限り!
 
1P目:Sさんリード
直上の後、バンドを左へトラバース。快適。
トラバースが長いので、メンバーによっては中間支点は入念に。
 
後続フォロー
 
 
 
 
回収のノブリン
 
 
2P目も振ってみると速答。
2P目:Sさんリード。頼もしい。快適、最後だけスラブでいやらしいかな。Sさんの前で滑った。
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
回収のノブリン
 
50mロープでは届かなったので、少しだけ頭まで別ロープで伸ばす。
 
 
 
銚子滝の上にある小滝
 
私達は、今回は楽をさせてもらったし、二日続けて沢を楽しめ大満足だった。
皆さん、有難うございました。

最後に、Sさんと岩屋谷で1日過ごしてこの谷に初めて入った時の気持ちが次第に蘇ってきた。
“沢は自己を表現できる舞台で、その舞台で自己満足すれば完結する。満足してしまえば、終わり。
他者と競争してたら続かないのが沢登り人生。自分達の沢登りを続けるために、努力が必要だ。“