11月26日(土)、27日(日)と、沢行2本立て‼
ところは比良・安曇川奥ノ深谷、鈴鹿・犬上川滝洞谷。
 
実は先月から11月13日(日)に滝洞谷を予定していたが生憎の雨で延期。
一番にこの谷に手を上げておられたN-Guyさんの予定空いている26日(土)、27日(日)の天気の良い方に延期することになったのだ。私とシブでどちらも天気が良ければ、どっちにしようかと綱引きがあった(笑)が、私が飲んで一旦27日(日曜)で決まった。もちろん、当初のメンバー全員参加。
 
その前日に新人のNB君を誘って奥ノ深谷を計画した。前々日には、NB君から滝洞谷も参加したいとの連絡。これで滝洞谷は7人の大所帯となった。しかし彼が前日に熱発で残念だが二日とも不参加となった。翌日の滝洞谷組二人(アサラト妖精、N-Guyさん)が合流してこちらは4人で溯行した。私たちは18年ぶりの溯行だったが全く記憶なしで新鮮だった。
 
 
静寂の滝洞谷ハーケンワーク、「迷路のゴルジュ」前で。
(左から37ちゃん、アサラト妖精、N-Guyさん、私、シブ、チカちゃんの6人)
 
滝洞谷、この時期にすれば冷え込みなくメンバー6人で楽しく溯行することができた。
昨年に引き続きのハーケンワーク。私とシブ以外は初めての滝洞谷には皆さんそれぞれ思いがあるよう。
昨年は時間切れで「迷路のゴルジュ」前で右岸をエスケープして下山したので、今回は作戦通りチームワークを駆使して「迷路のゴルジュ」を抜けることができた。
 
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11月26日(土)
比良・安曇川奥ノ深谷
 
沢中はほぼ落葉していた。
 
 
 
 
 
 
 
 
すべての滝登れそうなので、暑い時期に釜を泳いで滝に取り付けば楽しいだろうな。
 
 
 
 
 
 
 
 
甲良町温水プール・香良の湯(250円、営業20時まで)でさっぱり汗を落とし、温まる。
翌日の滝洞谷下山後も間に合った。
 
「ひふみ食堂」で腹ごしらえ
 
 
「道の駅 せせらぎの里こうら」で、小宴
滝洞谷の計画を上げ参加者が決まった時点で、シブから滝洞谷の要所に対してそれぞれリードの指示が出ていた。
大阪わらじの会の大先輩 岩崎さんが「洞窟ゴルジュ」「井戸底ゴルジュ」と名付けた箇所だ。
そんなことを色々と話す一時も楽しい。
 
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11月27日(日)
鈴鹿・犬上川滝洞谷
 
7時過ぎ出発
 
 
沢中の樹々は既に葉なし
 
最初の汚水の釜は膝までだったので、ジャブジャブ突破
ここ、昨年は、かまちゃんがザイルを引っ張っていったな!
 
「洞窟ゴルジュ」は、N-Guyさんのリード、全く危なげなく
 
「井戸底ゴルジュ」は、37ちゃんリード。私はその登り見れなかったが、シブから安定していたと聞いた。
わらじから離れていた時期、クライミングに精をだして身に付いた能力は伊達ではない。
 
 
続くスラブ滝。アサラト妖精にリードを託す。
果敢にトライ。3回仕切り直しトライしたが、今回は跳ね返される。
この頑張ったトライは身に心に刻みこまれたはずだ。再訪してクリアして欲しい。

 

わらじの大先輩・故川崎実氏をルーツとする大阪わらじの会“登攀渓”の系譜。

RED-EYE氏に続いて、その果敢な姿勢を目の当たりにしてその存在を意識した。

今年8月に初めて滝登攀リードしたのだから、これから楽しみである。

 
ここはリードを引き継ぎ任せてもらった。
 
「迷路のゴルジュ」の前で
 
その傍らにあった横穴
チカちゃんがヘッデン点けて入って行く。岩を外に出しながら進んで行くが風がないので多分通じていないだろうと戻ってくる。
「迷路のゴルジュ」を抜けた先に穴があり、そこも興味そそられるそう。
 
昨年、時間切れ「迷路のゴルジュ」は、アサラト妖精がリード。
やはりリードは、楽しいし面白いね!
 
 
 
 
 
最後の最後で汚水が溜まった深い釜が行く手を遮る。
その左岸巻きを、シブがN-Guyさんにリードを振る。出だしが岩場で良いハーケンワークになった。
 
 
通過したら直ぐなのにな~!
 
ここを越えるとしばしの河原歩きで、突然水が流れ始める(小川)。
この小川、石灰岩質の沢に吸い込まれてしまうのだろう。
 
右岸の斜面を高巻き、帰路に就くが尾根に出る前にヘッデン行動。日が短くなったのを実感。
過去四回、谷の右岸の尾根を無理やり下っていたが、今回は地形図の破線の道に出て下山する。この道に乗れば高速道路で快適だった。

最後に、私は2日間通して今回初めてラバーソール(ビムラム)の靴「FIVE TEN TrailCrossMidMTB」を使用。
1箇所除いてすべてこれを履いていたが、ぬめり感はM社製と変わらないと感じた。溯行や登攀時、下山も非常に履き心地がよく、耐久性がどのくらいなのかこれからどんどん使っていきたい。