2022年9月15日(木曜)、台高 東ノ川右岸支谷 シダノ尾谷右又へ行ってきました。

 

骨折明けの復帰戦、ヘッデン下山かなりハードになった。終日、ガスと霧雨の中でしたが、滝登り、泥んこ遊びが出来ました。

 

本当は、19日に体験山行で某谷で様子見復帰を予定していたが、台風14号が列島直撃するような気配があったので急遽早めてシブが企画した。私の骨折で、時間を持て余すのが嫌なシブは既に決まっていた沢行と沢行の間に、この溯行を企てたのだ。

急遽の企画にもかかわらず、アサラト妖精さんの参加表明で、3人での溯行となった。

 

この沢は、シブが「溯行21号 」にあるガマ谷の記録から気になっていたようで茂木さんからも勧められたいた。

その記録には、「..(省略)..水音が聞こえたので、支尾根を越えて右俣の連瀑を見に行く。F1の30m滝の下に出られた。上には見えないが滝が続いているのは間違いない。いずれ登って見たいと思っている。..(省略)..」と記述されてる。

こう書かれていれば、現在他に記録を見ないし、行かない理由は見当たらない。

骨折明けで鈍った足腰と怪我の治りの脚ならしとして、ここに決定した。実は、もう一つ候補はあったのだが。

 

 

丸塚谷本流を横切る林道橡谷西ノ谷線に駐車(C842、6:40/18:54)

 

丸塚谷本流左又の右岸尾根で竜口尾根を目指す

 

竜口尾根のC1206コル(7:55/17:38)からシダノ尾谷左又を下降

 

二又までは、ひたすらガレ場を下る。

悪場もなく退屈。

二又に近づくと、境界尾根の向こうに白い流れが見える。その尾根を跨いで左又にはいると、その白い流れの正体が現れた。(9:34)

 

下からでは30m滝に見えるが、実際は三段50mの大滝だった。

 

今日は、この沢筋の全貌解明が目的。

一段目(1P目25m) 左サイドのブッシュ茂るコーナーを登る。(10:00)

 

二段目(2P目15m) 滝身に出て岩溝状を直上

 

 

 

 

 

 

二段目、アサラト妖精さんの安定したフォロー

 

 

 三段目(3P目)は、そのままアサラト妖精さんがトップで登る。

 

 

 

三段50m滝の上には、スラブ状30m滝が立ち塞がる。(12:59)

逃げ場のない谷筋だ。

 

左岸をルーファイするが、岩壁群に阻まれる。

 

絶妙な巻きで頭へ(約1時間、C850、14:08)

先は大岩詰まるゴルジュ

 

時間掛かりそうなCS群が面前に(C885、14:35)

涙を飲んで、ここから引き返す。

 

下山時の三段50m滝、見えてるのは下段

 

下山もガスの中 

 

ここにはもう一度、足を運ばねばならない。

 

ひと月以上、沢から遠ざかっていた身体は正直で数日筋肉痛が続いた(^^)。やっと沢再開\(^o^)/!