4月16日(木曜)、ずーーーーっっと前から、行きたいと候補に挙げていた山桃ノ谷へ行ってきました。

 

この時期には珍しく季節外れの 「寒気の親分が降りてきて(気象予報士談)」、北では雪も降っていたようだが

ここは太平洋が近い東向きの沢。朝からずっと日差しが差し込み、正解だった。

ここも朝は寒く、日中も日陰の風は冷たかったが、動き出すと暖かくなり気にならなくなった。

 

沢での雰囲気は、河原に、綺麗な滑・滑滝、苔むした巨岩、ゴーロによって形成された岩間滝や段滝に折り重なれた中に大滝がバーンっと出てきます。シブも内容に満足だったようだ。

私は、特に癒し系ではあまり情報をいれない派なのだが、大先輩の川崎さんの「秘瀑」を見てしまっていたので喜び半減くらいで、「秘瀑」が出版される前から行きたかったので、新鮮さという点では勿体なかったなぁ~っと思ってます。

 

そこで特徴的な滝を少しばかり紹介します。

 

入谷してすぐゴーロの先にある2m滝。雰囲気良いです。

 

左岸壁から湧き出て滝になっています。5mくらい。

 

斜滝30m、裾広がりのドレスのようで優雅です。

 

直瀑40m、豪快です。

 

右又出合にかかる滝、40mほど。登れそうです。

 

この右又出合滝から本流(左又)は伏流になりますが、忠実に進むと流れも戻り、ほとんど最後までずっと水が途切れることなく尾根にあがれ溯行としては理想的な詰めです。谷中は炭焼き窯跡や杣道が当時の古人の活動が容易に想像できるのだが、沢中は荒れ少なく溯行者を飽きさせない谷だった。ぜひ溯行してもらいたいし、初心者も連れて行けるお勧めの谷だった。