今週も休みが日曜だけだったので、28日(日曜)日帰りで、台高 千尋滝登攀へ。
先週から秋晴れの絶好のクライミング日和。この日も天気は良かったのですが、この滝は一日中日が差さず、背後の大杉谷を燦々と照らす太陽の光が羨ましかったです。というのも、今回、水際を極力攻めたので、シャワーも結構浴び、寒くて辛かった!
出合から溯行してすぐ。朝一正面から見た千尋滝。
下部にある二段滝をフリーで登ると、横に長細い釜のある基部に出ます。
1P目の中間部、水流をリードするシブ(約30m)
アプローチとここまでの溯行で、まだ体は温かったです。快適で楽しかったピッチ。
(真ん中付近に、シブがいます)
2P目、私リード(約30m)
バンドから始まる出だしの部分が微妙なムーブでジワジワ系でした。
そして、水流へ突入です。棚を乗越して、水流を右上していき、それと分かるポイントで左のトユ状の流れからテラスへ移り、ピッチを切ります。
3P目、シブリード(約30m)
ここも、水流近くを確実に登る。この辺りから日中なのに兎に角、寒かった。
3P目終了点
4P目、私リード(約20m)
最後は、滑状になっています。水流の右サイドを快適に登り登攀終了。
背後に広がる樹海と太陽の日差しが眩しい!
大杉谷千尋滝は、予想していた以上に、本チャンとして楽しめる大滝で大満足でした。
登攀ラインのある右岸は樹林帯が近くて逃げてしまうことも可能ですが、思い切って水流際を登れば非常に楽しめ満足できる内容になると思います。
ちなみに開通した大杉谷コースは、多くの登山者を迎えて、とても賑やかでした。
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