もう直ぐ梅雨が迫ってきていて、週末は貴重な快晴晴れ

沢にはやることが目白押しですが、26日土曜日は重要な約束があったので朝からパンプ大阪へ。
朝開店時間に到着すると、すでにジュニア世代の若い子達が沢山保護者に連れられて来ていた。きっと6月に近畿ユースクライミングカップがあるかだろう。
 
リードエリアを見ると、すでに一人の女の子が登っていた。見るものに何かを感じさせる光を放つその登りは明らかに違っていた。13をトライしていたと思うが惜しくもオンサイトはならなかったようだが、その後数トライ後にRPしていた。そのトライの合間に彼女がエゴマニアックを二日間5トライ目にRPした三重の中学一年生だと知った。
 
それにしても彼女の登りは感嘆。13の後、12後半を連続で登る。彼女自身、ジムの掛け時計で時間を測っているしビレイをしている母親もストップウォッチで計測していた。事前に幾つかのルートをすべてオブザベしているにしろ、トライ中にホールドやスタンスを探すことは勿論ないし、その細身の身体から繰り出されるしなやかなムーブにはパワーは感じさせないが美しい。ロワーダウンしてきても呼吸ひとつ乱れていない。

今までたくさんの子供達をジムや岩場で目にしてきたが、その中でも彼女はピカ1と感じた。
今年ホームジムで奈良の子供達の面倒を少し見るようになった私達が、この日彼女を見れたのは、ある意味とてもラッキーだったと思う。

さて日曜日は中奥川へ

林道を走っていると日曜には珍しく植林の切り出し作業中で道を沢山のスギが積み上げられていた。リフト作業のおっちゃんに話すと、この先通れんというだけで明らかに邪魔者扱いの感じだった。揉めるのも嫌なので、アッサリ引き換えして向流谷へ。
 
入谷すぐ印象に残る滝やナメが連続し、ハイライトは白傘滝50m。
イメージ 12段となっていて下段が40mはありそう。両岸は嵓、裏見の滝となっていてこれも忘れられない滝の一つとなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この滝を越えると谷は平凡になり、あとは麦谷林道まで詰めるだけでした。
 
下山は、退屈な植林のなかを飛ばしながら、昨日の彼女や将来有望な子供達の話題で盛り上がった。