MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。 

新NISAについては沢山の方が口座開設して投資信託を購入されている人も多いかと思います。 

新NISAだけでなくオフショア投資についても候補に選ぶ人は増えたもののまだ少ないかもしれません。

そこで今回は今回はオフショア投資と新NISAの賢い資産運用はどっちといったところで説明していきます。 

新NISAの魅力とは

新NISAは恒久化2024年1月から恒久化されましたが、一番の魅力は非課税枠が増えたことや一般NISAとつみたてNISAの枠を今まではどちらかでしたが、現在ではその枠は両方投資が可能といった点はあるかと思います。

ただ選ぶことができるものとしては2024年8月までですと、投資信託とETFであればインデックス投資信託238本、アクティブ型投資信託50本、そしてETFが8本が対象となります。

確かに沢山選べて、非課税枠も大きいとなると確かに魅力ですよね?

ただ投資なのでデメリットもあるのでその点についても説明していきます。

新NISAの残念なところ

新NISAについての説明を見て魅力的だなと思いますが、こういった残念なところは対応できていますでしょうか?

例えば、元本割れをすることや損益通算そして繰越できないこと、海外に引っ越しリスク、外国人税額控除対象外、そして未成年は口座開設ができないって点があります。

元本割れ

日経平均株価に投資されている人については8月の上旬にブラックマンデー以来の下落があったことで、初心者の方は大きなやけどをされたのではないかと考えられます。

損益通算そして繰越不可

複数の口座の利益と損益を合算することを言います。

損益通算について、利益と損益が合算した時にマイナスとなった場合は損失を通常3年繰り越せますが、新NISAは対象外であることから損益通算そして繰越控除の対象外となります。

海外に引っ越しリスク

これについては、海外勤務を長期でされる方限定になってきますが、海外への勤務の辞令が出た場合新NISAってどうするのかとなると、海外に赴任が決まって長期間済むとなれば日本では非居住者の扱いとなることから、新NISAを持つことが難しくなります。

ただ5年間以内であれば、救済措置を活用することができます。

ただ、その場合新規買い付けは出来なくなるのでその点は注意が必要です。

外国人税額控除対象外

所得税の非課税制度であることから非課税となっています。

代表的な例を上げましたが、未成年に関してはNISAに投資ができないことや投資信託も自分で選ばなければいけないこと、株式や株式投資信託やETF(上場投信)、そしてREIT(不動産投資信託)だけなので債券投資信託や現金ファンドなどの他の資産には投資できないって点があるので、本当にNISAが良いのかというと怪しい部分はまだありますね。

オフショア投資については、新NISAで上がったもの以外でも債券投資信託や現金ファンドにも投資が可能です。

次にオフショア投資の魅力と残念な点についても触れていきます。

オフショア投資の魅力・残念な点

オフショア投資というと皆様は「オフショア何それ?」「詐欺?」そして「怪しい」など沢山上がってくると思いますが、実際私も知る前はこのような状況でした。

まずオフショアは日本語訳すると沖合や海外のことを言い、アジア圏では主に香港やシンガポール、ラブアン島(マレーシア)、世界で有名なところとなるとケイマン諸島やマン島、ドバイ、そしてプエルトリコなどのタックスヘイブン地域を指すのが一般的です。

そこでオフショア投資の魅力と残念な点について触れていきます。

オフショア投資の魅力

オフショア投資に魅力については、①新NISAより高利回り(インデックス投資でも年平均利回り8%)、②元本確保の金融商品もある③海外の投資資産に分散投資可能④新NISAよりは最低金額は高いものの⑤積立形式で最低30000円(1ドル150円)で可能、外貨での投資が可能といった魅力があります。

新NISAより利回りが高い

新NISAであれば良くて5%くらいではないでしょうか?オフショア投資についてはS&Pといったインデックス系の金融商品であっても年平均利回りが8%と高いところもあり、変額タイプのものであれば良くて年平均10%を超えるものも普通にあります。

ただ新NISAでも複利で狙うことは可能ですが、オフショア投資も当然複利での投資が可能となります。

元本確保ができる金融商品もある

オフショア投資については条件はあるものの元本を確保できる金融商品が複数ございます。

この商品については積立型だけでなく一括で投資するようなヘッジファンドにも通常より格安で投資が出来たりするものもあったりします。

積立系でこのような商品があるのは本当に魅力ですね。

海外の投資資産に分散投資可能

新NISAですと国内で流通しているものや金融庁が選定したものに限られますが、オフショア投資については国内では少ない新興国系の投資信託だけでなく、債券投資信託や現金ファンドなどに分散投資が可能なので大不況対策にも適していると考えられます。

新NISAよりは高いけど少額で投資可能

新NISAと比較するとオフショア投資については最低金額が日本円で約30000円、変額であれば約15000円程度で新NISAと比較すると高いですが、サラリーマンの給料で投資するということは可能であると考えられます。

ここまで魅力について説明しましたが、オフショア投資については「詐欺ではないの」とか「怪しい」って所はまだわからないかと思います。

そこでオフショア投資の残念なところで触れていきます。

オフショア投資の残念なところ

最初の所やオフショア投資の魅力のところで詐欺や怪しいと思っている人が多いお伝えしましたが、オフショア投資の残念なところで説明していきます。

オフショア投資の残念なところとしては①情報が入らない②手続きが容易でない③信頼できるIFAや紹介者の見極めが厳しい④新NISAと比較すると手数料が高い⑤日本の税金が掛かる5つとなります。

それでは説明していきます。

情報が入らない

日本国内なので情報も入りづらい点があり、詐欺や怪しいといった考えを持つことは確かにわかります。

現実はどうかといいますと、S&Pなどの格付けではカナダ本社で香港支店がある金融機関ですとAA-と20段階中4番目の格付けとなっており、日本に支店がある金融機関としてはメットライフ生命と同じ格付けで、更にはニューヨーク証券取引所やトロント証券取引所、そしてフィリピン証券取引所に上場しており、第一次世界大戦前からある金融機関もあります。

このように考えるとこのような会社が詐欺をするとなると至難の業だと思います。

手続きが容易ではない

日本語でなく英語といった書類を書くこともあります。

信頼できるIFAや紹介者の見極めが厳しい

知っているところであれば、色々調べてここの口座を持とうとかあるかもしれませんが、海外となると最初に言った通り情報量が少ないというのもあるので、どこのIFAが良いのか紹介者が良いのかがわからない人も多いかと思います。

新NISAと比較すると手数料が高い

新NISAと比較すると手数料が高いものが多いです。

ただ投資の鉄則としてはリスクを取ってからこそ高利回りがあるとといったものではないかと思います。

日本の税金が掛かる

オフショア投資についてはタックスヘイブンの金融機関に投資すると説明しました。

タックスヘイブンなどの国に住まない限り、非居住者になるため現地の税金は0円となりますが、解約して送金するといった場合は正直どうでしょうか?

日本の税金が掛かってきますので、日本に住んでいる以上日本の税金を払わないといけないのでその点は日本国民の宿命と言えるでしょう。

この点は通常なら避けて通れません。

以上で説明を終わります。

まとめ

今回はここまでですが、新NISAとオフショア投資についてそれぞれ解説しましたが、情報量が少ない点については確かに詐欺って思う気持ちもわかります。

ただいつ大不況が起こるのかを考えたら、元本を確保できるような金融商品を持つことが一番の近道です。

利回りだけなら新NISAでも戦略がないことはないですが、日本も世界経済で回っている国の1つなので、大きな大不況が来た時でも、元本確保できるものに投資することが賢明だと私としては考えております。

新NISAとオフショア投資がどっちがいいのかについてもまだまだ話足りない部分もあります。

オフショア投資を考えている人は以下のアドレスまでご連絡をお待ちしております。

本気でお伝えします。

alive.kunihiro@gmail.com