このブログ、閉じようかどうしようか考えてましたが、やっぱり使おうかな、ってなりました。

 

今回は、表題のとおり。

念願のブロンプトンを手に入れたのです。

こちら。

文京区にある自転車屋さんがSNSで呟いて、それを見て、電話して、確認して…。

 

小遣いチマチマ貯めて違うもの買おうとしてましたが、即決です。お陰で忘年会はオールキャンセル。でもこちらの方が絶対いいのです。

こちらの方が絶対良いのです。

自転車を買っても子供の相手をしていると乗る時間なんてなかなか取れないだろうな、なんて感じでいましたが、それなりの年月を越えて漸くこの時を迎えることが出来ました。思い立ったが吉日な11月末日でした。

 

一応、購入先は自転車屋さんですが、どう見ても品ぞろえがブロンプトン贔屓な店構えではなく、町の修理屋さん的なところ(ごめんなさい)。このブロンプトンがどの様な経緯でこの店に来たのかは聞いていませんが、何かの縁で来たのでしょう。でも、ものの本にはこう書いてました。「もしブロンプトンが壊れてもそこいらの自転車屋さんに持って行ってはダメ。弄くり回された挙げ句、元には戻らないことが・・・」

ごめんなさい町の自転車屋さん。ここは早めの引き取りだと確信してました。SNSにも注意書きありと書いてあったのを聞き、チェーンテンショナーがユルユルと確認。ウィークポイントでもある箇所ではありましたが、その他にもフロントフェンダー切れてるの言わないし、たたみ方知らなかったし、オリジナル部品でないものたくさんだったしと、早めの引き取り確信内容がたくさんでした。

 

逆にこのお値段で良いの?って思うところもたくさん。

ほぼさび無し(たたみ込む時、ストッパーを止める部品の止めボルトのみ錆びてた。ホントこれだけ)。タイヤもヒゲが生えているスリック。デッドストック品をゴム類変えて持ち込んだかのようです。こんなに状態のよいのにこのお値段(言えません)、しかもそれまた値切って買いました。

いや~いい買い物しました。

 

そんなこんなでお持ち買えるため、会社帰りに乗って帰ろうと100均で自転車ライトを買って自転車屋さんへ。するとどうでしょう、自転車屋さんはサービスでLEDライトを付けてくれてました。ありがたやありがたや。

寄り道もあったので、都合13km程度で自宅まで走りました。慣れていない自転車でもあり、ドキドキしながらあっという間のサイクリング。自転車の状態も見ながらだったのですが、不具合な感じが。

なんて言うんでしょうか。チェーンテンショナーの話もあったのでそのせいにしてしまいそうなこととして、チェーンが空回りするようなガガっと空回りすることがしばしば。これは頂けない状況です。ギア抜けみたいな状態で力込めてこいでしまうとギアの歯が欠けてしまい状況としては悪化の一途を迎えてしまいます。納車初日にこれではたまりません。何とかだましだまし自宅までたどり着きました。

 

そこから事の整理、状況把握、これからの必要なことをとりまとめ、楽しいブロンプトンライフを迎えようとお勉強に励んでいるわけです。ギア抜けはなぜ起こるのか、チェーンテンショナーはどうすればいいのか、修理できるのか、ほかに修理が必要なところはないのか、等々。

諸先輩のブログやVlogを漁り、知識を得て、自分なりの仮定を立てながら調整、本日30分程度のサイクリングに出かけました。

なんと言うことでしょう。全く問題なしの状態となりました。チェーンテンショナーも問題なし。ギア抜けも問題なし(物理的な課題は残りましたが、これも問題となるようなことではなく)。怖いぐらいにバッチグーな状態です。どこかに書いてありましたが、一度全バラで組み直すのも愛着沸くからやった方がいい。やりたくなりましたが止めときました。止めてよかったかも。先延ばしでいつかはしようかな。

 

問題点ではないですが、このブロンプトンは英国製ではなく台湾製なのです。内装3段のいわゆるM3Lというブロンプトンです。ギアチェンジャーも内装3段もスターメーアーチャーとなっており、リアハブには00ー3の文字が。スターメーアーチャーは中期モデルまでで2000年にスターメーアーチャーも倒産の憂き目に有っているはず。ってことは中期最終モデル?でもギアチェンジャーはグリップ式なはず。ってことは合わせるように交換されたのでしょう、前オーナーが。

このチェンジャーが4段仕様となっており、そこが問題(でもないが)な訳です。ギアの調整のため2段目にするのですが、チェンジャーの2段目にすると3段目の位置でギアが空回りするのです。つまり1段目(1段)、2段目(2段)、4段目(3段)となるようで、3段目は空回りとなりました。こちらが気を付ければすむ話で、ギアを痛めるわけでもなさそうなのでこれはこれと言うことで認識。問題なしです。

 

1段目

 

2段目

 

3段目(使いません)

 

4段目(ここが3段)

 

もう一つ。ワイヤーの動きがよくない。

こんな感じとなってしまい、少しギアの入り待ち時間が生じます。これもオーナー側の認識でOK。

 

ズラズラと書いておりますが、何せ嬉しい楽しい時間が過ぎております。次は何しようか、何を交換しようか、オリジナルに戻していくがいいか、それとも老体に鞭打つカスタムがいいか、膨らむものが多すぎます。先ずは小遣いの回復を待つことが先決ですが(先立つものがなければ何も出来ませんから)、楽しませていただきます。