基本的に今バイトでやっている接客は好きではない。
いちいち自分を人に合わせるのが大変だ。
愛想のいい客や徹底して根暗な客、いきなり膨大なテイクアウトメニュー(カフェラテ10個とか)頼む客もいる。

以前ミスドでバイトしていたが、前の方が楽ではあった。
まずミスドはフランチャイズであったため、結構ルーズに仕事ができた。
今は直営店であるためか皿の置く位置を一センチくらいまで細かく注意してくるのである。

もうひとつはミスドはレジが3つあって、オーダーから提供まで個人プレーでサービスできたが、今はレジ一つであるので注文受け、仕込み、提供が分業されていてその連携が必要となっている。非常に面倒くさい。客だけでなく、他のアルバイトともあわせなくてはならない。自分は結構動きがトロイほうなので、俊敏な人と一緒に仕事する場合、その分気を使う。中には短気な人もいて、そうなるとこちらのペースも乱れがちになって効率が悪くなる悪循環となる。

最近バイトで物忘れや配慮不足、聞き逃しが非常に多いが、このバイトを嫌う気持ちが陰に作用しているのだろうと思う。現に真面目に働いていない。ぶきようだし、そもそも同じ時給なのだからという共産主義国家の怠け者労働者と化している。自分は店では時給泥棒である。よく言えば足軽・雑兵、雑牌軍か。

足軽、雑牌軍……、そうか!発想の転換をしよう。戦争ごっこのイメージでやればまだ気楽になれるのでは? 

戦争では相手を攻撃することによって対応(撃退)するが、接客ではサービスによって相手を撃退(?!)するのであるッ! 左方向自動ドアに標的発見!「敵さん(!?)来なさったな」とこんな具合。戦場では敵を倒すことが最優先であるのと同様、ベロー〇ェでは接客こそ最優先なのである。如何にサイドワークが忙しく、心中「俺の灰皿拭き邪魔しやがって」などと思ったとしても、直ちに転進しなければならない。兵は拙速を尊ぶのである!

………、これが22歳の大の男のバイトに対する態度なのか?情けない、悲しすぎる…。

でも虚勢張るよりは、自分の位置・状況をしっかり認識するほうがいいと思う。現状に対処し、目標に向かって邁進しよう!
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さて、懐メロについてであるが、もともと守旧派志向の自分が更に懐メロに興味を持ったきっかけがあった。三年のとき教職の関係で藤沢法暎先生の社会科教育法の授業をとっていたが、先生は社会科の教師こそ人一倍社交性を持たなくてはダメだ、という方針で、受講生に班を作らせ、班毎に発表させるようにした。(こうなると生徒は社交性@班内を持たざるを得なくなる)

自分の班は戦時下の教師たちを描いた三浦綾子の「銃口」を劇でやることとなった。そこで自分は一配役として「男の純情」(歌手は藤山一郎。ちなみにあの「人生劇場」と作曲・作詞ともに同じコンビである)を独唱させられるはめになったのである。

その時は音源がNHKドラマ「銃口」中のBGM(sp原盤からのものと思われる。)しかなく、ビデオを先生からお借りしてその歌の箇所だけ何度も再生して覚えたが、何分音痴であるため、発表当日は「歌広」に一人でこもって練習&リハ(!)さえした。

発表まで嫌々やっていたが、予想通り音痴な発表になった悔しさと当時サークルで結果を残せなかったことによる傷心状況から妙にこの歌が気になりだし、ネットで検索しまくっているうちに須佐卓郎さんのサイトにたどり着いたのである。

話が長くなったから、続きは次回!


著者: 三浦 綾子
タイトル: 銃口〈上〉