フォーカル Aria906の透明感があるのに耳に優しく浸透するような高音(中高域)と
DYNAUDIO AUDIENCE 52SEの楽しく心躍る弾むような低音。
もしAriaのツイーターと52SEのウーファーを使ったら
きっと素晴らしいスピーカーが出来るのだろうなと思ったりしていました。

 

FOCAL、Aria 906

 

DYNAUDIO AUDIENCE 52SE


しかし、スピーカーはユニットだけで音が決まるわけではなく
ユニットと同じぐらい箱(エンクロージャー)や
ネットワーク(及び最終的な音決めのチューニング)が大切だという事を

Z800-FW168HRを使ってみて感じました。

分析的に聴くと、Z800-FW168HRの音は悪くないです。
特にウーファーのFW168HRは、タイトで切れ味鋭くとても良いと思いますが
Z800-FW168HRで音楽を鳴らすと、このユニットならば
もう少し上があるんじゃないかと、どうしても思ってしまいます。

今、リビングではパラダイムの40BとZ800-FW168HRを使っていますが
音楽を鳴らして気持ち良いなと感じるのは40Bの方です。
(ちなみにDS-4NB70は分析的な音も音楽性も、どちらも1~2クラス上です)


4年ぐらい前のものですが、巨大掲示板5chにZ800-FW168HRユーザーからの

結構厳しい書き込みがありました。
ただ、確かに厳しい意見なのですが俺も同じように感じるというか・・・
ごにょごにょ。

 

 

***5chの書き込み***

 

Z800-FW168HRユーザー書き込み レス番号67

Z800-FW168HRユーザー書き込み レス番号70

Z800-FW168HRユーザー書き込み レス番号72

 

 


前にフォステクスのFW208NとFT48Dで作ったスピーカーを使っていた時も
自作品はユニットの性能では勝ててもリスニング性能ではメーカー品に及ばないと感じてました。

以前、FW208N+FT48D自作スピーカーとZ800-FW168HRの音が似ていると書きましたが
そう感じたのは、上記のような理由からかもしれません。

 

FW208N+FT48D自作スピーカー

思い通りの音がでずに、ネットワークを色々といじったので

手間もお金もかかりましたが、結局満足いく音にはなりませんでした。

 

 

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音の好みと部屋によって、スピーカーの評価は大きく変わってくるので
上記の意見は、あくまで自分にはこう感られたという事です。

音工房Zの公式サイトにあるユーザーレビューでは同じような感想がなかったので

こんな風に感じる場合もあるかもという事でブログに書かせてもらいました。

 

今日の一言

*逃げ道を作るのは大切。