悠久の不思議な歴史を巡る旅!【比叡山延暦寺編】 | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

歴史作家の龍虎俊輔本人によるブログ。

国内旅行、寺社仏閣、京都に関してを題材にして、
言いたい放題。+「☆本日はこんな日だ!☆」
「百鬼乙女関連記事」
一読したら、Facebookの「いいね」を押してね。
Twitterをやってる方は、ツイートしてね。

[- 悠久の不思議な歴史を巡る旅 -]
≪ 比叡山延暦寺 ≫

多くの名僧を輩出した
日本仏教の聖地であり、仏教の総合大学である
比叡山延暦寺の歴史探訪の旅は、
本日が、日目

本日の旅も
延暦寺東塔エリアを探訪する
比叡山延暦寺の歴史探訪ツアー
続きとなります。

それでは!私と一緒に
悠久の不思議な歴史を巡る旅に
出掛けましょう!

不思議8
〔 山王院(千手堂) 〕
2日目の歴史探訪でご紹介した
弁慶水を少し東に歩き、
奥比叡ドライブウェイに架かる橋を
渡ったところにあります。


『都名所図会』には・・・
智証大師の本房にして山王の神、
常に影向の地也。
千手観音を安置す

と記されています。

『伝説の比叡山』によると
天平の昔、
都から比叡山へ千手観音が
飛来してきた。
名工の手になる
見事な霊像であったので、
時の帝は、
すぐに勅使を派遣して
都へ迎えようとした。
しかし、
盤石の如く端座した霊像は、
如何に手をつくしても微動だにしないので、
勅使たちは、
なすすべもなく、
すごすごと都に帰ってしまった。


785(延暦4)年
比叡山に登った最澄が、
この霊像を見つけ、
草庵を結んで安置したという。
後に
弁慶が、
弁慶水を閼伽として参籠したのは、
この霊像だという。


千手観音と言えば、
菩薩様の1つになります。


千手観音菩薩が、
京の都から比叡山に飛来したという
何とも信じ難い伝説


こういった伝説の話というのは、
よくあるケースなんです。


不思議な伝説としては、
面白い話かもしれませんね。


本日の歴史探訪の旅は
ココまで!


明日からの歴史探訪の旅は、
西塔エリアとなります。


乞うご期待!!


※※※※※※※※※※
 龍虎 俊輔 
※※※※※※※※※※