悠久の不思議な歴史を巡る旅!【金戒光明寺・歴史編】! | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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[-悠久の不思議な歴史を巡る旅-]
【金戒光明寺編】

〈 歴 史 〉

金戒光明寺は・・・
京都市左京区黒谷にある
浄土宗の寺。
山号は・・・【 紫雲山 】
本尊は・・・【  阿弥陀如来 】

「黒谷さん」の愛称で地元では、
親しまれています。

知恩院、清浄華院、百万遍知恩寺と共に
浄土宗京都四ヶ本山の1つ。

比叡山を出た法然が、
承安五(1175)年、
この地にあった白河禅房を師の叡空から譲られ、
念仏道場としたのが始まり。

法然の没後、
後光厳天皇から「金戒」の文字を賜り、
金戒光明寺となった。

正長元(1428)年
御小松天皇から「浄土宗最初門」の勅額を賜る。

応仁の乱やその後の戦乱で諸堂を度々、
焼失したが、
その都度再興された。

三重塔は、文殊塔とも言い、
徳川秀忠の菩提を弔うために
寛永十一(1634)年に建立されたもので
重要文化財に指定されています。

巻末絵図によると
幕末維新時には、
松平容保率いる会津藩の本陣になった。
山上墓地北東には、
会津藩殉難者墓地があります。


≪ 見どころ・必見 ≫

岡崎神社の北にあたる丘上にあります。
浄土宗四ヶ本山の1つで、
黒谷とも白河禅房とも呼ばれています。
山内には、
山門、経蔵、阿弥陀堂、御影堂、
大方丈、三重塔等、
他18ヶ寺の塔頭寺院が甍を並んでいる。

豊臣秀頼が再建した阿弥陀堂には、
恵心僧都の最後の作と言われる
阿弥陀如来像が、
安置されています。
この像は
「ノミ納め如来」と呼ばれ、
胎内に彫刻の道具が
納められていると言われています。

御影堂の横には
法然の弟子となった熊谷直実が、
当寺で出家した際、
来ていた鎧をかけたと
伝えられている
「鎧かけの松」があります。

方丈東庭園は、
造園家の中根金作が、
作庭した枯山水庭園。


本日は、
金戒光明寺の歴史と見どころを
ご紹介しました。

それでは!
来週より
金戒光明寺の
悠久の不思議な歴史を巡る旅を
ご紹介していきます。


乞うご期待!!


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 龍虎 俊輔 
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