前回テーマは、「塔」!
特に五重塔について、書きました。
今回は、寺院の「顔」のような存在である
山門(三門)がテーマ!
山門(三門)は、参道と本堂をつなぐ位置に
設置されているのは、
寺院に参拝した経験がある人なら
序盤に目にするものだから、
わかるよね(^_-)
ご存知ですか?
この山門(山門)には、
様々な建築様式があることを!
単層タイプの「一重門」
2階建で屋根が二重の「二重門」
上層のみ屋根を設けた「楼門」
上層に鐘を吊るした「鐘楼門」
ザックリとわけて
4つのタイプがあるんですよ。
例えば、
奈良・東大寺の南大門は、
東大寺の正門として1199年に造られた門。
そう!
鎌倉時代に豪放さを特徴とする
大仏様と呼ばれる建築様式の門。
上記のtypeで言うと、「二重門」。
そうそう!
南禅寺の三門も
このタイプの門になるかな。
この二重門タイプの三門には、
上層に仏像が
安置されていることが多いんですよ!
南禅寺の三門は、
特別に拝観できる時期が、ありますよ!
いつだったか・・・忘れちゃった(>_<)
拝観料は、300円!
御朱印代と同じだよ!
南禅寺は、
境内の参拝は、なんと!!
無料!!
だから、参拝客が多いし、
撮影でもよく使われてるよね(^_-)
その他にはね
これは、鎌倉・建長寺の三門です。
「重層門」と呼ばれるタイプです。
これは、足利鑁阿寺の三門です。
これは、鎌倉極楽寺の三門です。
これは、京都・青蓮院門跡の総門です。
これは鎌倉・円覚寺の三門です。
上層に観世音菩薩と羅漢が安置されています。
寺院を参拝する時は、
真っ先に本堂に行かずに
先ずは「山門(三門)」を
じっくりと拝観してみるのも
良いですよ!
龍虎 俊輔