お寺の庭を眺めていると
心が和んだり、癒やされたり、
物思いにふけったり
していると
庭に秘められた想いが、
心に届くんだよね(^_-)
庭からのメッセージが、
心に届いたということは、
心が揺れ動いた証なんですよ!
庭とは、
仏様の世界をこの世に表した偉大な空間!
そこから届くメッセージは、
仏様を人生の素敵なものへと
靡いてくれるメッセージなのかもね!
お寺の庭には、様々な形式がある。
先ずは、
奈良時代に自然の風景を模した庭が表れ、
平安時代前期には、
天皇や貴族が舟遊びを楽しむ優雅な庭
として誕生したのが、
「寝殿造庭園」
代表的な「寝殿造庭園」と言えば、
大覚寺嵯峨院(大沢池)。
平安時代後期になると
極楽浄土をこの世に表して
もてはやされたのが、
「浄土庭園」
代表的な「浄土庭園」と言えば、
毛越寺、平等院、浄瑠璃寺の庭園。
鎌倉時代に、始まった禅宗の教えは、
室町時代になり、
庭園の作成方法に大きな影響を
与えたと思う。
この頃、
作成された庭園は、
本当に素晴らしいものがあるんだよね
そう!
水を用いず、白砂と石のみで構成された、
高い精神性と抽象性を持った
「枯山水庭園」
この庭園が、日本における庭園史で、
頂点を極めたと思うんだよね(^_-)
勿論、
代表的な「枯山水庭園」と言えば、
この龍安寺の石庭ですよね(^_-)
そして、
安土桃山時代から江戸時代にかけて、
武家の居館に豪華な庭園として造られた
「書院造庭園」
又は
「回遊式庭園」
代表的なものと言えば、
この慈照寺の庭園
と
平安神宮神苑
ですかね。
また茶室の庭として誕生したのが、
「露地庭園」
こういうふうに、様々な形式の庭園が、
あるんですよね(^_-)
其々、色んな顔(表情)があり、
造った人の思いが伝わってくるんですよね。
仏様の世界を堪能してみませんか?
龍虎 俊輔