「初詣」にある魔法の言葉・・・ | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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歴史作家の龍虎俊輔本人によるブログ。

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【初詣】
初詣とは、勿論、お正月のこと!
お正月には、日本各地の寺社が、初詣客で賑わっていまよね(^_-)
元来、初詣は、神道の行事なので、神社だけの行事なんです。
お寺の行事ではないんです。
では!なんで、寺社の両方で初詣の行事があるのか?

その答えは、明治時代にあります!
明治時代の神仏分離政策以前は、神仏習合で多くのお寺と神社は、
一体化していた影響で、お寺でも神社でも初詣を行なう習慣が、
根づいたということなんですよ(^_-)

お寺では、初詣とは言いません!
お寺での新年の法要は、「修正会」と言うんですよ!

修正会とは、年初めに前年の過ちを悔い改め、
正しく修めるという意味なんです!
なので
年初めにパワースポットで福をいただこうという気持ちだけで
祈るだけでは不充分なんですよ!
新年を迎えるにあたって、
先ずは、「去年の反省」をすることが大事なんですよ!
新たな年に向けての決意」を述べるのは、二の次なんです!
そしてその次に
一年の幸せをお願いして仏様に祈る」ことが
一番、最後にするんです!

意外と知らないと多いんじゃないかな(^_-)
新年の決意」と「仏様に祈る」ということしかしていない人、
多いですよね?

この時、お願いする前に言うと、
願い事が叶う魔法の言葉があるんですよ!
その言葉こそ、「おかげさまで」という言葉なんです。
「おかげさまで」という仏様への感謝の挨拶
最初にすることが大事だということなんです!

それとね(^_-)
ご自分が、どこの誰かって仏様にも判っていただくためにも
「◇◇◇県◇◇◇市在住の何某です」
と名乗ることも忘れないでね(^_-)

「おかげさま」と心が言うことで、仏様は感謝の心を
喜んで下さいますから、それだけで、慈悲の心が、
いつも以上に高まって、願い事をしっかりと叶えて下さいますよ!

「ところで、初詣っていつ行けばいいの?」

一般的には、正月の三が日か松の内ですかね。
松の内は、関東と関西で違いますから注意してね(^_-)
関東では1月7日迄関西では1月15日迄

ただ、お寺では大晦日の夜から元旦にかけて
108回の除夜の鐘がつかれますよね(^_-)
この除夜の鐘には、
心に籠っている108の煩悩を取り除く意味があるんですよ!
実は、除夜の鐘は、旧年中に107回つかれ、
最後の1回を新年につくのが、一般的なんですよ!

「なぜなんですか?」

煩悩に煩わされないように生きたいという願いが
込められているからなんですよ(^_-)

そういう意味からすれば、
年をまたいで最寄のお寺に出かけて、除夜の鐘を聞きながら、
煩悩に塗れた一年を過ごしたご自身を反省し、
新年の鐘を聞いた時に清々しい気持ちで仏様に手を合わせる

のがBESTなんですよ(^_-)

僕は、毎年1月5日に神田神社へ初詣に行くことにしています。
新年に初参拝をするお寺は、必ず、清浄光寺にしています。

龍虎 俊輔