たかが世界だ、と猫は罵った。だがそれに反論は出来ず、未だ卑猥な空間が続く。今ならその理由も咎められる。
白い包帯と銀
スクアーロ復活を祝して小説書きました+ネタバレではないし、私の妄想ですから本編と全く関係はないです。シリアスで最後が甘々です。腐女子要素たっぷりなんで大丈夫な方はスクロールして下さい。
※ザンスク←ベル
白い肌に映える銀。
目の前には死んだ筈の愛しい姿。その姿は痛々しいものだった。細い体は白い清潔な包帯で巻かれ、大怪我な為車椅子に乗って。元気だったスクアーロの面影は全くなかった。
煌めく銀色の髪は健在なのに表情は全く無表情だった。ザンザスはそれを見た途端、悲しくも初めて自分が悪役だと思い知らされた。
抱き締めたくても自分の所為でこうなった事を自覚しているのか、手をスクアーロに伸ばせられない。それにスクアーロはこっちを全く見ていないのだ。スクアーロの瞳には誰も、何も映ってはいなかった。
「スク…「スクアーロッ!」
ザンザスがスクアーロに声を掛ける前に金色の王子がスクアーロに声を掛けた。
だが、反応はなく金色の王子ことベルフェゴールはザンザスをキツク睨んだ。前髪で目は見えないものの殺気で何を訴えたいのかは分かっていた。
「ボスの所為だよ。スクアーロ生きてるけど生きてないじゃん…!」
「………」
ベルフェゴールの言葉にザンザスは何も言い返す事が出来ない。そのままなのだ、ベルフェゴールの言っている事はザンザスにもちゃんと分かった。
心臓や脳は生きてる
けれど、神経と心は死んでいる
もはや、人形状態なのだ。
「なあ…死ねよ。ボスがスクアーロをあんな目にあわしたんだよ?分かってんの?なぁッ!」
ベルフェゴールはザンザスを責めるようにそう言うと何も見つめていないスクアーロを抱き締めた。
少しピクリ、とスクアーロが動いた。が、それもすぐに動かなくなりまるで電池の少ない時計のようだった。
「…触るんじゃねぇ、ベル。離れろ」
「何?もうスクアーロはボスの所有物じゃないんだよ?離さない」
好戦的なベルフェゴールに眉を寄せ、ポケットの愛用の銃に触れるもスクアーロの目の前だ。ザンザスは争い事を避けるべく銃には触れず、深く深呼吸をすると鋭い目つきでベルフェゴールに言った。
「黙れ。それは俺のもんだ。御前には渡さねぇ」
「ボスの言葉なんか聞かない。スクアーロは俺が守る…」
守る、ベルフェゴールがその言葉を発した途端スクアーロは覚醒した。そして、口を開く。
「ざ、ん…ざす?…べる…?」
先に呼んだのはザンザスの名前、だけどベルフェゴールは気にしないようにしてスクアーロは抱き締める。
名前を呼ばれたザンザスは無言でスクアーロに手を伸し、頬を優しく撫でる。それは何時ものザンザスでは考えられなくてスクアーロは恐る恐るザンザスの手に触れると不思議そうにザンザスを見つめた。
「…おかえり」
「…あ?た、ただいま?」
そして、ザンザスはスクアーロの手を握ろうとスクアーロの頬から手を離そうとした時。
「王子の存在勝手に消さないでよ。…狡いよ、ボス」
「何が狡いんだぁ?ベル」
「…ボスばっかり見てないで俺も見てよ。不公平じゃん」
その言葉にスクアーロはベルをじっと見つめた。もう言ったそのまま事をやってのけるスクアーロにベルフェゴールは声を上げ大笑いした。
ザンザスは肩を震わせ、必死に笑いを堪えている。
「な、なんだよ!?ちゃんと見たじゃねぇかぁ!」
笑いを堪えるザンザス。笑い転げるベルフェゴール。スクアーロは意味が分からないまま眉間に皺を寄せた。
「あははっ……やっぱりスクアーロも狡いよ。俺、もう行くから…二人でイチャイチャしてれば?」
そういうベルフェゴールの表情は髪で見えないもののザンザスには悲しげに見えた。その表情には諦め、の文字があったのだろうか。そして、スクアーロは未だに意味が分からないと言った表情をしている。
「スクアーロ、おかえり」
もう一度だけそういうとザンザスはスクアーロを抱き締め、喜びを噛み締めた。
幸せを絡み取れた
御前は生きていて
光は俺に集うような気がした
最後にこう頭の中で思ったのは意外にもザンザスだった。
END
※ザンスク←ベル
白い肌に映える銀。
目の前には死んだ筈の愛しい姿。その姿は痛々しいものだった。細い体は白い清潔な包帯で巻かれ、大怪我な為車椅子に乗って。元気だったスクアーロの面影は全くなかった。
煌めく銀色の髪は健在なのに表情は全く無表情だった。ザンザスはそれを見た途端、悲しくも初めて自分が悪役だと思い知らされた。
抱き締めたくても自分の所為でこうなった事を自覚しているのか、手をスクアーロに伸ばせられない。それにスクアーロはこっちを全く見ていないのだ。スクアーロの瞳には誰も、何も映ってはいなかった。
「スク…「スクアーロッ!」
ザンザスがスクアーロに声を掛ける前に金色の王子がスクアーロに声を掛けた。
だが、反応はなく金色の王子ことベルフェゴールはザンザスをキツク睨んだ。前髪で目は見えないものの殺気で何を訴えたいのかは分かっていた。
「ボスの所為だよ。スクアーロ生きてるけど生きてないじゃん…!」
「………」
ベルフェゴールの言葉にザンザスは何も言い返す事が出来ない。そのままなのだ、ベルフェゴールの言っている事はザンザスにもちゃんと分かった。
心臓や脳は生きてる
けれど、神経と心は死んでいる
もはや、人形状態なのだ。
「なあ…死ねよ。ボスがスクアーロをあんな目にあわしたんだよ?分かってんの?なぁッ!」
ベルフェゴールはザンザスを責めるようにそう言うと何も見つめていないスクアーロを抱き締めた。
少しピクリ、とスクアーロが動いた。が、それもすぐに動かなくなりまるで電池の少ない時計のようだった。
「…触るんじゃねぇ、ベル。離れろ」
「何?もうスクアーロはボスの所有物じゃないんだよ?離さない」
好戦的なベルフェゴールに眉を寄せ、ポケットの愛用の銃に触れるもスクアーロの目の前だ。ザンザスは争い事を避けるべく銃には触れず、深く深呼吸をすると鋭い目つきでベルフェゴールに言った。
「黙れ。それは俺のもんだ。御前には渡さねぇ」
「ボスの言葉なんか聞かない。スクアーロは俺が守る…」
守る、ベルフェゴールがその言葉を発した途端スクアーロは覚醒した。そして、口を開く。
「ざ、ん…ざす?…べる…?」
先に呼んだのはザンザスの名前、だけどベルフェゴールは気にしないようにしてスクアーロは抱き締める。
名前を呼ばれたザンザスは無言でスクアーロに手を伸し、頬を優しく撫でる。それは何時ものザンザスでは考えられなくてスクアーロは恐る恐るザンザスの手に触れると不思議そうにザンザスを見つめた。
「…おかえり」
「…あ?た、ただいま?」
そして、ザンザスはスクアーロの手を握ろうとスクアーロの頬から手を離そうとした時。
「王子の存在勝手に消さないでよ。…狡いよ、ボス」
「何が狡いんだぁ?ベル」
「…ボスばっかり見てないで俺も見てよ。不公平じゃん」
その言葉にスクアーロはベルをじっと見つめた。もう言ったそのまま事をやってのけるスクアーロにベルフェゴールは声を上げ大笑いした。
ザンザスは肩を震わせ、必死に笑いを堪えている。
「な、なんだよ!?ちゃんと見たじゃねぇかぁ!」
笑いを堪えるザンザス。笑い転げるベルフェゴール。スクアーロは意味が分からないまま眉間に皺を寄せた。
「あははっ……やっぱりスクアーロも狡いよ。俺、もう行くから…二人でイチャイチャしてれば?」
そういうベルフェゴールの表情は髪で見えないもののザンザスには悲しげに見えた。その表情には諦め、の文字があったのだろうか。そして、スクアーロは未だに意味が分からないと言った表情をしている。
「スクアーロ、おかえり」
もう一度だけそういうとザンザスはスクアーロを抱き締め、喜びを噛み締めた。
幸せを絡み取れた
御前は生きていて
光は俺に集うような気がした
最後にこう頭の中で思ったのは意外にもザンザスだった。
END
頭上の水面
※腐女子要素たっぷりなんで大丈夫な方だけスクロールしてください+
カノン独白(サガカノ?)
ポタリ…
海底神殿の外、急に体中に激痛を伴い透明の生暖かいものが頬を伝った。
涙だ―
気付いた瞬間に雨が激しく降ってきた。
体中激痛に侵され、震える体を両腕で抱き締めた時、はっと気が付いた。
自分を捨てた、あの兄が今日この時死んだのだ。
普通ならばすぐ気が付く筈、だがもうカノンとサガの心は離れてしまっていたが為に反応が遅くなった。
双子座の影。
常にカノンは教皇に言われ続けた。
『サガがもし仮に死んでしまったら、御前が双子座を守るのだ』
何て都合の良い話だ、サガとカノンの力は互角に近い。教皇にとってカノンの利用価値は物凄く高かった。
だがサガが居るうちは、ただの邪魔者でしかないカノン。
心の中でもう死んでいない教皇に「ざまーみろ」と毒づいた。だが、思ってみた所でどうにもならない事なのだ。
未だに涙が止まらないカノンは雨が降る頭上の水面を見上げて
「地上なら、こんなに綺麗な水面を下から見上げられなかっただろうな」
そう言って、自分の守る神殿へ踵を返し戻って行った。その後ろ姿は復讐者の黒いものを纏った海龍とはちょっと違った、昔のサガが隣りに居た頃の切ないカノンの後ろ姿に似ていた。
END
カノン独白(サガカノ?)
ポタリ…
海底神殿の外、急に体中に激痛を伴い透明の生暖かいものが頬を伝った。
涙だ―
気付いた瞬間に雨が激しく降ってきた。
体中激痛に侵され、震える体を両腕で抱き締めた時、はっと気が付いた。
自分を捨てた、あの兄が今日この時死んだのだ。
普通ならばすぐ気が付く筈、だがもうカノンとサガの心は離れてしまっていたが為に反応が遅くなった。
双子座の影。
常にカノンは教皇に言われ続けた。
『サガがもし仮に死んでしまったら、御前が双子座を守るのだ』
何て都合の良い話だ、サガとカノンの力は互角に近い。教皇にとってカノンの利用価値は物凄く高かった。
だがサガが居るうちは、ただの邪魔者でしかないカノン。
心の中でもう死んでいない教皇に「ざまーみろ」と毒づいた。だが、思ってみた所でどうにもならない事なのだ。
未だに涙が止まらないカノンは雨が降る頭上の水面を見上げて
「地上なら、こんなに綺麗な水面を下から見上げられなかっただろうな」
そう言って、自分の守る神殿へ踵を返し戻って行った。その後ろ姿は復讐者の黒いものを纏った海龍とはちょっと違った、昔のサガが隣りに居た頃の切ないカノンの後ろ姿に似ていた。
END
エロイカより少佐を込めて(意味不
なんだかエロイカにハマりました。
元々軍人物が好きで、三千世界の鴉を殺しも見ていたんですが…
アタタタ…
絵 は い や !(切実
少女漫画の絵が大嫌いで何であんなキラキラしてんだーとか
次元が違う
先ず、モーホー風味なのはよしとしよう。
キラキラ目も1000歩譲ってよしとしよう。
だけど昔の絵は嫌いだ…!イタタタだからね
でも正直
ドリアン(伯爵)×クラウス(少佐)は好きだ+
なんかいい。やっぱり銀髪黒髪フェチ?
