舞うように 悠然と遊び


駆けるように 優雅に広がり


その一つ一つが さも戯れるが如く


楽しそうに 笑っている


自由に空を舞うその姿は 何物にも囚われず


ただただ思うがまま 風に乗り続ける


やがて舞い降りる その瞬間まで


妖精はそれに乗り 遊園地のように


楽しんで 笑って 時を忘れる


夕焼けとともに 光を湛え


散りばめられた宝石のように 輝き出す


突然の大きな風に 全ては散り散りとなり


一つは水面へ 一つは大地へ 一つは空へ


妖精の導きで それらは戻り 再び舞い始める


優雅に 悠然と さも戯れるが如く


広がり 自由に 舞い続ける


それは 春の知らせ