二日続けてで申し訳ないのですが、詩ですw



静寂の世界に響く一つの音


リズムよく 決められたように


その音はある種の恐怖を紡ぎ


その音はある種の安らぎを与え


ただただ 拡がり続ける


天のライトに映し出される影は


音に呼応するかのようにその姿を変え


幾度も 幾度も変え


やがて影は一つの柱となる


それと同時にリズムを為していた音も消え


静かに 静かに闇に染まる


静寂な世界に寂しげな一吹きの風が鳴る


そっと空を見上げ 一粒の雫を地に落とし


雫は瞬間 その地を覆うかのように


広がり・・・ そして消える


そして再び リズム良く音が響く


静寂な世界に 拡がり続ける


コツ・・・コツ・・・と