昨日は相手が相手だけに | 「嗚呼言ってやるさ!言ってやるとも!!」

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 サッカーJ2東京Vがホームで逆転勝利

 

 先月末の敵地新潟戦での大敗から先週の水戸戦はルーキー佐藤凌我の活躍で出直し勝利を掴んでからの昨日は開幕からなかなか調子が上がらぬ山口をホームに迎えての試合でしたが。

 

 試合は前半早々に山口が先制しましたが、直後にまたもルーキー佐藤凌我がゴールを決めて同点にした後、パスワークと縦の速さを組み合わせた攻撃から最後は山下諒也が決めて逆転し、そのまま前半戦を終えまして。

 

 後半もヴェルディがペースを掴む時間が多く、その中でベテラン小池純輝が決めて3−1としてそのまま勝利し今季初の連勝となりまして。

 

 この試合は時間帯がズレた事もありDAZNでフルタイム見てましたが、見てて思ったのは新潟戦の大敗から明らかにヴェルディのやるサッカーが方向転換したって事ですね。

 

 これまでは「トメルケール信者」な永井秀樹の考えが前面に出たサッカーをしていたのが、昨日はその辺りは程々でオフェンスに関しては相手ディフェンスの背後を突く縦ポンパスを織り交ぜた事で、山口側はそうした永井イズムで来ると思ってヴェルディ対策をしてきたものの、思惑が外れギャップが生じた結果がスコアにも反映されたかなと。

 その辺りは守備面でも見られまして、これまで軽い軽いと言われたヴェルディの守備へのアプローチですが、山口がボールを持った時には素早く激しいコンタクトに行く場面が多く見られましたね。

 

 この辺りヴェルディのサッカーがこれまでと180度変わったのは明らかに今のヴェルディの指揮権が永井秀樹からヘッドコーチの堀孝史氏に移行したって見て間違い無いかなと。

 

 ゼビオ的には下手に解任して違約金を払うよりも、フロント・強化部権限で以って指揮権剥奪をしお飾り状態にされた永井がヘソを曲げ自ら出ていく流れに仕向けるのがベストと判断したのかな。

 その辺り、昨日の試合後会見で永井は「山口の繋ごうとするサッカーは良かった」と発言しておりまして、今の自チームが体現するサッカーに対しては不満とも受け取れる態度を見せてますし。

 

 改めてトメルケールでは天下を取れない事が証明されましたな(笑)