storage of my life story 45 | 龍慈ryuukeiのブログ

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愛一元の世界ここに在り。
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祐二が笑顔で言った。

 

 

「僕だけでなく森川さんも、自信を持って峰子さんを推薦しますからね。」

 

「それは…どうもありがとうございます…でも…水着ありますよね(笑)」

 

「そうですね。ありますね(笑)」

 

「ハア……。」

 

「峰子さん、1分間テレビでスピーチしたら、沢山の人に峰子さんの言いたい事や、被害者の想いを代弁できます。看護学校を辞めるなら、新たなお仕事が見つかるかもです。こんな良い機会はありません。」

 

「それは、ホントにそうですよね。」

 

「はい、それに、これから貴女はマスコミにしつこく追いかけられるでしょう。」

 

「はい、多分、そうなりますよね。」

 

「僕が思うに、貴女は、マスコミから逃げ続ける生活を選ばないでしょう。」

 

「はい。逃げても仕方ないですから。」

 

「あのね峰子さん。マスコミにもヤバい奴が沢山います。平気で家に侵入して来る奴もいるかもです。峰子さんだけでなく妹さんも危ないんですよ。だから先に公の場に出ちゃうんです。」

 

「なるほど!先手必勝って言いますもんね!」

 

「えぇ。これはマスコミの方である森川さんの意見でもあります。皆スクープの為に行き過ぎた事をするんだそうです。」

 

「公平に堂々と皆に、話せる事を話せば良いんですね。私頑張ります。水着も頑張ります!」

 

「では、応募の写真を撮りましょう。」

 

「はい、よろしくお願いいたしますm(__)m」

 

 

 

峰子は満面の笑みで立ち上がった。