昨年の5月と同じ会場 東京国際フォーラムホールCで行われた今回のコンサート。 期待を裏切りませんでした。


1曲目U-CHA-CHA から背筋に電流が流れその衝撃は一番最後まで止まることはありませんでした。 その歌唱は全曲において完調フルスロットル。感動が最初から最後まで続き、最後の曲のときには、「帰りたくない。このまま永遠にここにいたい」と思いました。 「私は歌う小鳥です」から「5つめの季節」の独唱さらに「おばあちゃん」「世界の終わりに」で涙腺が崩壊しました。 家族の死。いつかは避けられないけれど、その思い出は生きている限り消えません。 そして、生きている自分の周りの人に「もしも明日 終わりが来ようと それでも それでも 今日を今を大事に あなたと過ごしたい つながっていたい」と思いつつ生きていくのだと・・・当たり前だけど気づかない。大切なこと。そして「あなたどこへ・・・」 自分の中でこの言葉がぐるぐると反芻され、気が付けば、声を殺して泣いていました。 その後「I believe~海の底から~」で前半で一番大きな電流が体を駆け抜け、気が付けば「歌う人」でまた泣いていました。 休憩をはさみ、後半1曲目の「il mare dei suoni」のアリアで、心がその日一番揺さぶられ、「faraway」-「調和」で電流が駆け抜けました。 ピアノ弾き語りが多い「愛はこだまする」KOKIAさんと会場が一緒になって愛をこだまさせていました。 さらに、「この地球がまるいお蔭で」と「愛と平和と音楽と」で畳み掛けられ「KOKIAと一緒に歩いて行こう」と「足音」につながり、ピー助さんの掛け声で始まった 「世界を包む Ribbon in our heart」で最高潮を迎えます。そのあと、KOKIAさんの感謝の気持ちが詰まった「give & take」。私自身この曲が前から生で聴きたかったのでとても嬉しかった。 あっという間の約3時間が過ぎていきました。そしてコンサートならではの照明と音響の相乗効果。これはDVDで見てみようと思いました。 KOKIAという歌う人に出会えたことに心から感謝します。ありがとう
セットリスト
【第1部】
U-CHA-CHA
Hello passing days

人間ってそんなものね
道化
私は歌う小鳥です
5つ目の季節
おばあちゃん
世界の終わりに
I believe~海の底から~
歌う人
【第2部】
il mare dei suoni
Faraway
調和
愛はこだまする
この地球がまるいお陰で
愛と平和と音楽と
足音
世界を包む Ribbon in our heart
give & take


卒業式の前日にあった試験の出来がひどくて卒業式で伝えれなかった想い。
この曲と一緒にほろ苦い思い出がやってくるよ

さくらの花の咲くころに 渡辺美里