この頃、先祖から引き継いだ
神像を手放しました。

御神像

色々調べるとなにか違うのですが、
我が家では【いざなぎ、いざなみさん】と呼んでいました。

稲と鎌を持った男神の立像で、目には水晶が埋め込まれており、厨子に入っています。
神像が入った厨子は
「絶対に開けてはならぬ」と引継がれていました。

我が家に来た云われ

当主が旅で宿に泊まっているときのこと
男神が「あなたの家に行きたい」と夢に出て来ました。
御神像は、近くのお寺かどこかに置かれていたそうですが、持ち主の男性が訪ねてきて、神像を連れ帰ってはどうかと。
始めは迷っていたのですが、夢が3日続いたことで、神像を引取り持ち帰ります。

男神を布に包んで首から下げて帰宅し
玄関に入った途端、出迎えた妻が
「◯◯!頭が高いぞ!」と一喝。
それ以来、この当主の妻、孫がご神託を伝える役目となりました。

ご神託 事代コトシロ

過去幾人かの女性が、この御神像からのメッセージを受け取り伝えていました。

御神像のおかげか、我が家はよく栄えていて久遠寺には先祖の名前が刻まれた石柱が建っています。

次は私が負うはずでしたが、わざわざ縁を切っています。


御神像を手放す時

春と秋のお祭りには信者の方達がいました。

私は、この御神像から狙われているような悪寒を感じていてたので、霊能力の強い娘に継がせるのが怖かったのです。

自分の代で決着をつけようと、春のお祭りに赴きました。
信者さん達の前で厨子を開き、皆さんに御神像をお披露目し、
一番老齢の女性に神像を引き継ぎしました。

これ以来、一度も関わっていませんが、
この件から暫くは気配を感じ身震いしていました。
触らぬ神に祟りなし
コトシロがもうすぐ死ぬ、伝えよ。
と夢で見たと書かれていたブロ友さん、そんなこんなで結構ビビっていますよ〜