以下の3問を答えることで、あなたの今の雀力を診断することができます。
【第1問】ラス前、親の駒田プロが上家から出た6mを678でチーした場面です。4pはリーチ者に無筋です。
A:チーしない
B:チーして4pを切る
C:その他
【第2問】南1局、西家の駒田プロがドラの6pをツモってきたところです。
A:3p
B:5m
C:その他
【第3問】南1局、ハコの萩原プロが3pをツモってきたところです。
A:5s
B:5m
C:その他
では答え合わせをします。
第1問はケイテンを取るには少し早く、もったいない。ケイテンを取るなら4p切りしかありません。
駒田プロは鳴いて東を切りました。意味不明です。ケイテンを取りにくくした鳴きでしかありません。
得点はAが20点、Bが10点、他は0点とします。
第2問は5mを切れば、4pが先に入った場合、3色のテンパイを取れます。3pを選ぶ人が多いと思いますが、北が2枚切れ、マンズの形が悪いことから少しだけ劣ります。4mが先に入れば、3pを切ります。
駒田プロは6pを切ったので、私は「え?」「5mでしょ」とコメし、「マジョリティは3p」とコメした人もいました。彼女はこれからの人ですが、夕刊フジ杯でオーラスに役満(逆転満塁弾)を和了したので、持ってはいるようです。
得点はAが30点、Bが40点、他は0点とします。
第3問は杉浦まゆプロも取り上げ、彼女は2sを選択していました。麻雀センスがあるから、桜花リーグで一気にc2→Aリーグ入りを果たせたのでしょう。
黒木プロは5sを選択しましたが、萩原プロが5mを切ったことに疑問を抱き、直接本人に尋ねていました。その後、5m切りを褒めていましたが、5m以外の鳴きならハネマンであることに気づいていません。萩原プロもです。
萩原プロはドラの8sなら鳴く予定だったようですが、打点と手の広さから2s切りを正解とします。
得点はAが20点、Bが30点、他で2sなら40点(2s以外は0点)とします。
【診断】
0~50点は初級者、60~70点は中級者、80~90点は上級者、100点はプロでやっていける級とします。
雀力を上げたいのであれば、本日私のツイッターで紹介している多井プロの牌譜検証サイトをご覧ください。そこで感心したなら、彼の戦術本を読むといいかもしれません。
また、沢崎本も参考になりますが、流れを信じない人には猫に小判となります。
なお、私は自分より強い麻雀プロは、多井プロと沢崎プロの二人だけと思っています(笑)