パラリンピックのこのシンボールマークは私は動く」いう意味があります。

 

 

女子マラソンに出場した道下選手は光を感じる程度の視力しかなく、「私は社会のお荷物では」と周囲にこぼしていました。

そんな彼女ですが、盲学校で前を向いて走っていた時、体育教師が目を止めて彼女にマラソンを勧めたそうです。

そして、今年のパラリンピックで見事金メダルを獲得しました。

 

 

障がい者になって、未来がないと塞ぎこむ者がいれば、前を向いて動く者もいます。

交通事故で片足を失った時、「もう自分の人生は終わりだ、自殺したい」と思う人がいれば、「片足だけでラッキーだった」と思う人もいます。それぞれの未来は、その後大きく異なります。

 

では麻雀の話をします。

↓9月4日の最強戦で、岡崎プロがドラの南を切ったシーンです。

 

 

決勝戦なので、トップがファイナル進出となります。南1局、彼は2位に5600点差をつけてのトップにいます。

下家のリーチ宣言牌の7pをポンして、南を切ったところです。

一発消しも兼ねてポンするとしても、私なら7pの4枚壁でとりあえず9pのトイツ落としをしながら南か4pを待ちます。最強戦ルールなので、チンイツもホンイツドラドラも同じ8000点です。(彼は1pをポンしています。)

 

トップで二人リーチに生牌(ションパイ)のドラは、私には切れません。南場でもあり、放銃すればまず8000はあるとみるからです。

ですが、彼はそれを迷うこともなく切りました。結果はマンガンの放銃となりましたが、勇敢に前に出たことは評価できます。解説の松本吉弘プロも自分にはできないと感動していました。

 

そしてオーラス、岡崎プロがリーチをかけました。トップの尻無濱プロはイーシャンテンでしたが、親がテンパイしていないと読んで、北のアンコウを落としで降りました。親がノーテンで流局なら、彼の優勝です。99%のプロが同じ選択をするでしょう。

ですが、その数巡前に彼は1分以上の大長考をしました。これは問題とみます。

もし、あなたが麻雀の神様なら、常に前に出ている者と大長考したり降りて優勝を狙う者のどちらを勝たせたいと思いますか。

私は尻無濱プロが北で降りた瞬間、岡崎プロが優勝しそうだなと感じ取りました。

前に動いた者と後ろに動いた者の差はすぐに明らかとなりました。

ハイテイで岡崎プロは高目の6mをツモって優勝したのです。

 

 

続いて↓は昨日のFocus Mのシーンです。

1戦目のオーラスで斎藤豪プロは4sをツモって和了しましたが、この時私は次もラスだなと予感しました。

 

 

自分でラス確して終えると、ツキを無くすからです。

この和了は2000点です。6m切ってフリテンリーチをして3mをツモれば、12000か16000点です。後者なら、3着となり、36000点の役満以上の和了となります。

流局で終局となっても2000点の収入なので、ツモタンヤオと同じです。まだ7巡目なのに、自分で自分の首を絞めて終わっています。

案の定、次戦はハコラスとなり、トータルがマイナス200を超えたため、Focus Mの場から退場となりました。

今の彼ではタイトルは無理でしょう。今期ギリギリC2リーグに残りましたが、来期も危ういとみます。

彼は天鳳位を取ったようですが、天鳳位プロが皆パっとしないのは、トップの価値、瞬間の価値を感じられないからだと思っています。

「他の者にあがられるよりはまし、ここは少しでも加点して次に期待しよう!」

天鳳位だけでなく、9割のプロがこう判断するでしょう。

寿人プロならフリテンリーチしたのではないでしょうか。

かつて某リーグ戦で朝倉康心プロが解説の時、ラス者が役牌を1枚目から鳴いて、1000点で早々にあがってラス確したことがありました。

朝倉プロは前述のようなことを言いましたが、私は「これでは次も勝てない」とコメントし、事実その後はラス続きでした。

トップを取ってこそのプロなのに、ラスを自分で確定させておいて、その次にいいことがあるわけがありません。

麻雀の神様がそばで見ているなら「情けないヤツだな」と思うことでしょう。

 

前を向いた打牌にはいいことがあります。

とはいえ、これはどのような時でも降りるなと言っているのではありません。

前を向いた降りなら問題はありません。たとえば、先ほど和了した者からリーチがかかり、自分もテンパイしているところに、一発で無筋を引いた時なんかがそうです。

 

滝沢プロが風林火山を辞めた時もそうです。

彼とロン2で会話しましたが、その会話どおりにサムライである彼に、好ましい結果が待っていました。彼はBリーグに昇級もしました。

女流プロを育てる番組で、出演者に滝沢プロのリーグと自分のリーグを知っているかとわざわざ尋ねて、自分が上のリーグにいることを誇示していたプロがいましたが、彼は今期降級して、次期はC3リーグです。

 

また、櫻井プロが先日プロを辞めましたが、これも勇気ある撤退です。飽きていたのは正直な気持ちでしょう。降級と風林火山のオーディションで惨敗だったのが、辞めるきっかけとなったようです。わずかの差での降級が神からのサインだと認識したのでしょう。

私も同じようにサインを察知して、ロン2を先日退会しました。

 

断る勇気も大切です。

汚れた魂の者と一緒に生活するなら、自分も汚れていきます。オーラが同じ色になっていくのです。「朱に交われば赤くなる」です。いいことは起きません。

交際したとたんに降級したり、悪いことがよく起こると感じたなら、ずるずると引き延ばさずに、きっぱりと別れることです。そうした別れ話を持ちかけた時、その者の本性があらわになるので未練も起こらないでしょう。

 

自分の魂を美しく保ち、さらなる魂のレベルアップを目指せば、必ず希望の光が見えてきます。

天使の階段が自分の方にやってきて、光の中に入ることができるのです。

意味不明と思いますが・・・(笑)

 

 

私はロン2で使っていた時間を地球の再生のために費やすことにします。

天使たちと会話をしながら・・・。

私の言うことは信じなくても、天使の存在は信じたほうがお得です。

望んだ未来となりますから・・・。

あなたが麻雀プロならタイトルを獲らせてくれますし、そうでないなら理想の人に会わせてくれます。

長くなりそうなので、この続きはまたの機会に。