先日、エンジェルスの大谷翔平選手が、立て続けに2回ボークを取られました。多くの大谷ファンは「あれは、どちらもボークではない!審判は辞めろ!」と叫んだことでしょう。

最初のボークは、足をプレートから外す前に上半身が動いた(又はグローブから球を取り出した)ためですが、微妙な判定でした。おそらく大谷選手がこれまで何度かボール、ストライク判定に不満を示していたために、厳しめにジャッジされたのだと思います。

問題はその時に彼が↓のような態度を示したことです。これは日本ではごく普通なのですが、米国では違います。審判をリスペクトしていないとして、彼はすぐに2度目のボークを取られました。

 

 

2度目は明らかにボークではなく、静止時間が少し短いというだけのもので、「審判のジャッジに不満を示すなら、これすらボークにするぞ」という脅し以外何ものでもありません。エンジェルスの監督が述べたとおりです。

今後は「郷に入りては郷に従え」に徹して、不満があるなら「ボークもチャレンジに含めてほしい」と監督に頼むことです。それが実現すれば、大谷選手の気持ちも晴れることでしょう。

 

Mリーグ最終戦の村上プロの意味なし和了もリスペクトを欠いたものでした。(音立て鼻かみもです)

自分のチームが3位の可能性すら無くなったのであれば、意味のない和了で場を壊すのではなく、優勝争いをしているチームをリスペクトして、和了しないというのがプロの常識(礼儀)であり、おそらく村上プロは2度とこのような和了はしないと思っています。

 

オーラスの条件を満たさない場合、見逃すことがよくあります。村上プロの行為をほめたたえたライトな麻雀人は、その場面で見逃さずに意味のない和了に対して「感動した」と言ってるのと同じことなのです。

ドリブンズはファイナルで1度もトップがなかったので、思い出トップをがむしゃらに取りにいったに過ぎず、熱戦をぶち壊すその浅はかな行為に賛美のコメを書く人があまりにも多かったのに正直驚きました。

プロだけでなく、10年以上麻雀をやっている人もしらけたことでしょう。

じゃい氏が村上プロの行為について問題ないと言い出したことで彼の雀力も透けて見えました。熱闘Mリーグで膨大なデータを「自分で調べました」とよく言いますが、そこにもスタッフをリスペクトしない彼の軽薄さがうかがい知れます。「じゃいの目」の内容もおそらくスタッフが用意したものでしょう。

 

そして園田プロの「意味なし和了でも、彼のMリーグでの通算成績にプラスになる」という考えも的外れです。

アベマズとサクラナイツの反感を買ったため、そのプラスになった分の何十倍ものマイナスとなってはね返ってくるからです。園田プロは「うちに不利になるようなことをやれば必ず復讐する」と言ってましたが、大きなブーメランとなってドリブンズに返ってくるとはなんとも皮肉なものです。

 

多井プロは大石蔵内助が討ち入りする前に、どのような気持ちであったかよく分かったことでしょう。

今は忙しく活動することで気を紛らわしていますが、Mリーグが始まったならメラメラと復讐に燃えるでしょう。

そんなことはしないと思っている人は、瀬戸熊プロがA1リーグに始めて昇級して、レジェンドの親を軽く流した後どうなったのか「連盟ニュース(無料)」で彼自身が吐露していますので、ご確認ください。

 

多井プロはウマ娘のガチャで、ピックアップサポートキャラがなかなか出ず、完凸キャラのサトノダイヤモンドが2回出た時に、↓のようにショックでふさぎ込みました。

 

 

「完凸キャラでなければ、使えないゴールドシップでもいいのに」と言い、その直後に出たのがそのゴルシだったため、彼は↓のように口を尖らせて「絶対許さないからな!」と叫んだのです。彼はサイゲームスに監視され、遠隔操作されるほど持っています(笑)

 

 

視聴者向けにわざとオーバーに表現しているとはいえ、ゲームでさえこうなのですから、本職の麻雀での怒り度はどれほどか計り知ることができます。

アベマズは全選手、サクラナイツは内川プロと沢崎プロが何らかの報復行動に出ると予想しています。

 

多井プロ、あなたの癖を指摘したことがありますが、だれかからそれを聞いて健康を保てるようになったのなら、お礼に「たかちゃんねる」でライスシャワーを育成しながらその馬を紹介してください。成長率のあるステータスが3種類と勘違いしているようですが、2種類ですので。

 

ライスは菊花賞でミホノブルボンのクラシック3冠を阻止し、メジロマックイーンの天皇賞春の3連覇をも阻止しました。その瞬間、軽い競馬ファンはライスに「邪魔するなよ」という冷ややかな目を送り、勝利馬としてリスペクトすることを忘れていました。

そこまでは、仕方ないとしても、宝塚記念で粉砕骨折し、その場で安楽死処置となった後のことです。

ライトな競馬人は手の平を返したように、ライスは凄い馬だったと高く評価し出し、京都競馬場内に記念碑が建立されるようになったのです。最後のレースとなった宝塚記念は、阪神・淡路大震災の影響で京都競馬場で行われたからです。

ライスを憎んでいた者が一転して花束を贈呈するありさまです。

 

 

この時、馬主、調教師、ライスはどういう気持ちだったでしょうか。

「勝利の瞬間は拍手せず、その後も刺客と言っておきながら、今になってリスペクトかよ」ではなかったでしょうか・・・。

 

最後に心地よいリスペクト事例を紹介します。

日本時間今月1日のエンジェルス対ジャイアンツ戦での1シーンです。

 

9回表、エンジェスは1-6で5点ビハインド。2アウトで大谷が代打で登場しました。

これはファンサービスとともに、彼を疲れさせないでホームランチャンスを与えるという監督の配慮によるものでしょう。

ですが3ボール、1ストライクからフォアボールで歩かせてしまいました。

これにはジャイアンツファンからもブーイングです。

ジャイアンツはそのお詫びと彼へのリスペクトからでしょうか、1塁野手をベースに付かせませんでした。

 

 

点差があっても、2塁走者がいない場合、日本ではありえないことです。

お詫びと尊敬のしるしに、彼にスチールの記録をプレゼントしたいかのように私には見えました。

そしてもっと驚くことが起こったのです。

大谷選手は大きなリードを取って2塁に楽々進むと、↓のように3塁野手がベースからかなり離れたのです。

 

 

これだけ離れると、盗塁されたらタッチが間に合いません。

3塁に進むと、パスボールやワイルドピッチで1点入ります。

そして1球目に彼が盗塁しないと分かると、↓のようにもっと離れたのです。

但し、ここはリスペクトというより、点差があるので、シフトを重視したとも見られます。

 

 

彼は戸惑いながら3塁に進みました。

その時です。3塁の塁審が帽子に手をあてて、彼にお辞儀をしたのです。

 

 

これは「あなたをリスペクトしています」というメッセージです。

大谷選手も軽く会釈をしましたが、プライドの高い大リーガーの審判でもこういう人がいるのです。

 

このように尊敬される人、尊敬する人になりましょう!