現在、風林火山のオーディションが進行中です。この機会に、どういう人が麻雀プロに相応しいのか考えてみます。

まず、現在麻雀のプロですが、プロの恥となっているので辞めてもらいたいプロをあげます。

 

最初に和久津プロ。

時代遅れのビジュアルは許せるとして、基本の挨拶ができないのは人間として失格です。

チームがセミファイナルに進出できるかどうかの瀬戸際に、控室でユニフォームを着て応援しないのも問題あり。Mリーグの酷い成績は、雀力だけではないということに早く気づきましょう。

来期もファイナルに進出できなければ、自動的に切られるでしょう。

近藤プロと魚谷プロが不調だったのは、そういうことなのでしょう。

私の見立てが間違っているかどうかは、来期で明白になるでしょう。

 

次に萩原プロ。

2020の成績は▲461と凄まじいマイナスでした。ちなみにブービーの29位は▲294。この記録は永遠に破られないでしょう。

無論、これでプロ失格というのではありません。

彼は時間制限のある十段戦においても、↓のように手を雀卓上に置いて、盲牌で動作を止めていました。

 

 

それほど盲牌が好きなら、ツモって引き寄せる間にすればいいものを、自分だけが楽しむために時間を止めるのは、自己中以外の何ものでもありません。ちなみにこのシーンで盲牌しているのは、天罰かのような4pでした。(いつかも天罰の4p、黒沢プロは幸運の7p)

そして雀力の事例ですが、十段戦の最終戦、皆さんは↓の場面で何を切りますか?

 

 

彼は5pを切って「昭和の3色おじさん」全開としました。ここは親でもあるので1sでしょう。

3色になるには2sと2pが必要でその確率は1/4です。先に2pが入った場合、両面待ちのピンフにすると思いますが、そうだとさらに半分の1/8(13%)となり、3色の可能性はかなり低いのです。

彼はここで5pを切って決め打ちとし、スジひっかけも狙ったつもりでしょうが、結果は↑の画像のように4pをツモってテンパイを逃し、↓のように東城プロに2s切りのリーチを許し、ハネツモの親被りとなりました。

 

 

解説の藤崎プロも「失敗でした」と烙印を押す始末。

ここでトップから2着となり、最終的には3着で終局。3回戦までのトータルが4着だったため、文句無しの敗退です。

彼は5段なので、この最初の5段戦で敗退となったわけですが、連盟はなぜこのように雀力もマナーもない者を無試験でしかも5段でプロ入りさせたのでしょうか。そちらの方が問題が大きいと思っています。

このままだと雷電は来期もファイナルに行けないでしょう。

萩原プロを切って、例えば協会の矢島プロを入れれば、ファイナル行きの確率は30%から70%に上がるとみています。

あと1枠は、最近運気が上がってきた宮内プロになるかもしれません。周囲を明るくする資質は貴重です。

 

今、矢島プロの「高打点鳴き麻雀」という本を読んでいるところですが、近藤本の10倍以上の価値があります。

魚谷プロは先日の桜花戦で鳴き麻雀に戻して結果がついてきたので、このスタイルを継続させるようですが、相手が下位だったので通用したにすぎません。上位相手では無理でしょう。もちろん、鳳凰リーグのA1では全く通用しません。

一例として、彼女はスピード重視ゆえに、他色の両面ターツがあれば、なかなかホンイツに行こうとしません。ホンイツにすると時間は少しかかっても打点は4倍となります。

是非「小島武夫、伝説のオーラス大逆転!!」の動画を観てほしいものです。同じ立場にあっても、彼女がホンイツで和了することはありません。6mも23mも落とさないからです。

もし、桜花の決勝卓に行きたいのであれば、唯一無二の方法があります。それは矢島本を読んで、そこに書かれてあること全てを吸収することです。

 

では、その矢島プロのこれぞプロの1打を紹介します。

インターネット選手権、ベスト32での場面です。2戦でのトータル勝負で2位までが勝ち上がりです。

1戦目、彼はトップでした。↓の場面、2戦目の東2局で彼が親です。

ドラでダブ東の東が出ましたが、あなたならどうしますか?

 

 

一発が消せるし、親マンが確定します。リーチ者には表ドラがないので、ほとんどのプロは喜んで鳴くでしょう。1戦目トップでも、勝ち上がりが確定したわけではないので・・・。

ですが、彼はスルーしました。

そして、このドラの東をアンパイとして切っていったのです。

つまり、固く打って、勝ち抜けさえすればいいという、実にプロらしいドライな選択でした。

結果、彼はこの2戦目もトップとなり、余裕でベスト16入りしました。

 

麻将連合の木村プロもこの選手権で勝負師らしい技を魅せてくれました。

↓ですが、1m、4mとトイメンからの親マン和了を見逃したのです。

そして、下家から出された4mを山越で見事に和了しました。

 

 

この場面、彼はトータル3位でした。そして、下家が2位なので直撃を狙ったのです。

頭では分かっていても、親で時間制限もないことから、とりあえず親マンを和了し、差を詰めるのが普通ではないでしょうか。ですが、5面待ちなので、海底3巡前あたりまでは下家から出るのを待つつもりだったのでしょう。

タイトルホルダーはやはり一味違います。

 

雀力があっても麻雀プロ失格の者もいます。

Mリーガーの村上プロです。

まず、いつも鼻をかむ音がうるさくて下品です。視聴者や同卓者への気づかいがみられません。

そして、過日のファイナル最終戦でのあの出来事です。

私の結論は南場の親が落ちたら、賞金が出る3位となるために、オーラス、シングル役満条件が残る和了なら問題なし。それが無理なら、園田プロが提案したように、テンパイ料で差を詰める打ち方をすれば良かった意味のない和了は恨みを買うだけ損。制度にも問題があるので、来シーズンの最終戦は起家から1234位の席順にすべき」です。

 

彼の行為はこのブログで紹介したラス確者と同じです。その者は最強戦店舗決定戦で役牌イチナキのノミ手で3者のトップ争いをシラケさせました。役満条件が残っているのだから、役満を目指すべきでしょう。役満が無理であれば、無意味な和了はせずに、トップ争いを見守ってほしかった。ラスでも最後は和了して気持ちよく終わりたかったのでしょうが、その薄っぺらな自己満足のために、熱い勝負の舞台をぶち壊せる資質は、人間としてどうなのでしょう。

 

念のため、Mリーグ最終戦前のドリブンズの控室の様子をアベマで確認しました。

村上プロは最高位戦では邪魔しないように打っているのに、なぜこの対戦ではこういう行為に出たのか、なぜドリブンズメンバーはそれでいいと彼を送りだしたのか疑問だったためです。

 

答えはそこにありました。

ドリブンズだけファイナルでトップがなかったからです。

それで、最後はトップで締めようと全員一致したのです。

しかし、これでは最後は何でもいいからアガって終えたいと、早鳴き安アガリしたあのラス確者と同レベルではありませんか。

村上プロはダンマリを決めて、彼を評価するコメントにはいいね!をつけて回りました。

そして数日後、ツイッターで「いろいろありましたが」でお茶を濁して終わりです。

何を書いても言い訳にしかならないと分かっているのでしょう。

 

じゃい氏を含め、絶賛者が多いことには驚きました。ですが、ファイナルで1回でもトップを取っていたなら、あのような行動に出なかった可能性が高かったのです。

表面しか見ていない者がこれほど多いのであれば、やはり最終戦はなんらかのルールを作るべきでしょう。

連盟ではオーラスに無意味な和了をした者にはペナルティが与えられますが、ライトな人間にはそれも理解できず、疑問に思うことでしょう。

 

麻雀プロに必要な資質はあります。雀力以外にです。いや、それを上回るものとして存在します。

矢島プロのように身なりに気をつけるとか、故小島プロのように魅せる麻雀を打つとか、藤田社長のように麻雀を普及させるとかそういう贅沢なことは言いません。

同卓者と視聴者を不快にさせないマナーをまず身に着けてもらいたいのです。

もし、視聴者で表面しか見ない者が増えたのであれば、そこは解説者がしっかりフォローすればいいのです。

 

来期のために、私は様子見の手を打ったのですが、どうやら手抜きのようです。

手抜きも立派な一手です。

来期の報復は避けられない状況となりました。

それはそれで面白く、村上プロを賞賛したライトな人は、それに気づかないから問題にはならないでしょう。

 

ですが、復讐は神に任せればいいのです。そうしないと、本来の純粋な競技麻雀とかけ離れてしまいます。

もし、ドリブンズが来期ファイナルに進出したなら、メンバーの判断は間違ってなかったということです。

もし、村上プロが来期のレギュラーシーズン、今期の8位より上であれば、彼の行為も正しかったということです。

そのどちらでもなく、そのどちらも大きく下回ったのであれば、猛省したほうがよろしいように思います。

 

では神の審判を待ちましょう!