4月23日20時より開催された特別対戦にて、私は確信しました。伊達朱里紗プロは3年以内に女流桜花になると・・・。

↓は東1局の場面です(対面の伊達プロが親)。

 

 

彼女はここで西の地獄待ちにして18,000和了したのですが、まるで女寿人です(笑)

彼女には知性だけでなく、度胸があります。勝負師にとって度胸はとても大切で、勝負どころで逃げずに立ち向かうなら、その勇気に勝利の女神がほほ笑み、勝利をたぐり寄せることができます。

 

その度胸がないのが朝倉康心プロと萩原プロですが、Mリーグでの成績がそれを証明しています。

朝倉プロはラスを取らない麻雀がしみついているので無筋が切れないし、萩原プロは安パイを常に抱えて手を狭くし、粘りのある回し打ちではなく、すぐにベタおりをするからなかなか勝てない。

 

伊達プロの度胸の良さは、声優の仕事をこなしてきたことにも関係がありそうです。

同じ新人で注目を浴びている中田花奈プロ、杉浦まゆプロにはまだその度胸がないようです。それが普通ですが。

先輩でMリーガーの岡田紗佳プロにも度胸がありますが、伊達プロほどではありません。伊達プロはまだ怖いもの知らずとも言えますが、それでも大器を感じさせます。

勝負どころで無筋を切るとき、ビシッと強打しますが、新人とはとても思えません。

一方、岡田プロは日々努力をしていますので、おそらく女流No.1となるのは、この二人のうちどちらかでしょう。

 

あと大切なのは天運ですが、岡田プロはそれを持っています。ゆえに、特別対戦で女流No.1が亜樹プロ、高宮プロ、魚谷プロ以外だと分かった時、岡田プロか?と思っていましたが、伊達プロにもその天運がありました。

それを示すのが↓の場面です(伊達プロが↑からさらに連荘しての4本場)。

 

 

手前の私はスーアンコウのイーシャンテンでしたが、親の彼女は既にテンパっており、見事にツモスー和了です!

ツモスーの場合、よくリーチをかけますが、ダマにしたのは出ても18,000+1,200だからでしょう。

このあたりの状況判断もしっかりしています。

桜蕾からすぐに桜花になると確信できるのは、こういう面も勘案してです。

 

ちなみに、岡田プロと伊達プロの名前には紗(さ)があります。

「さ」は神を表します。さくらの語源は神の座(くら)からきています。

二人には神が宿っているのでしょう・・・。

とはいえ、岡田プロはあの事件で桜花Aリーグに昇級できず、屈辱のC2リーグのままです。桜蕾戦で優勝してAリーグに昇級したのは伊達プロでした。

つまり、伊達プロが一歩先んじているということです。桜花になるのは彼女が先でしょう。

今期の桜花決定戦は川原現桜花、古谷プロ、早川プロ、伊達プロとなることを願っています。

 

最後に情報を一つ。

将来確実に大物になる伊達プロと対戦したい方は、本日21時~23時にロン2にて同卓できます。狙ってみてはいかがでしょう?

箱にされた私は怖くて近づけません(笑)