タイトルは「天から降るレタス」
なんのこっちゃなタイトルですがT_T
まぁ、タイトルには一応の意味がありましてね。
我が家の可愛いウサギちゃんの話でして
名をレディと言うんですけどね。
その子をネタにした話しなんざんす。
その昔、私がまだ若かりし頃
小さなアパート住まいだった私達に、笑顔と幸せを与えてくれた小さな家族です。
今は、三重県に住んでおりますが
その昔、我が家は神奈川県に住んでおりました。
ここ三重県に来る時も、この遠い道程を、電車に揺られ、新幹線に乗り
小さなウサギも共に旅してやってきました。
あぁ、懐かしいな。
そんな彼女に、オヤツのレタスを与える時
旦那様の彦星は、少し高い所から、ぶら下げるように与えるわけです。
視界に入らないレタスに、なかなか気づかないばかりか…
与えてくれる彦星を認識していないのか(ー ー;)
高く伸びあがればレタスが貰えるとばかりに
誰もいない部屋のあちこちで伸び上がっては、レタスが降ってこないかとキョロキョロするのでございます(笑)
あまりのおバカさに、家族が呆れ、そして笑い
癒されました。
だから、天から降るレタス。なんですね。
そんなレディも、年をとりました。
去年の12月、最近、元気がないような?
なんて思っていましたら、いきなり食事を取れなくなり…
病院に連れて行きましたらば
お腹に大きな腫瘍ができていました。
年を取り、体が小さい彼女には、手術も難しく…
気休めのお薬をもらっただけに終わりました。
ハチミツに混ぜると、薬を飲んでくれると先生に教わりまして
ハチミツを混ぜましたらば、嬉しそうにペロペロと全部舐めて。
僅かなりとも食事も取れているし、もう少し頑張ってくれるかな?と。
翌日、早朝。
レディは、冷たくなっていました。
誰に看取られることなく。
1人で亡くなってしまったのです。
ショックでした。
何故、寝てしまったんだろう?
何故、まだ大丈夫だなんて思ったんだろう?
すると、予期せぬ事に
私の目から、洪水のように涙が溢れました。
犬のメープルが来てからというもの。
存在感が強く、やたらとアピールも強烈な彼に、目は行きがちでした。
思わず、忘れてしまう事もありました。
ふと、寝ようかな?と思った時
レディはゲージにへばり付いて、存在感をアピールするのです。
私は思わず笑って言います。
「ゴメンゴメン。
あんたは鳴かないから、気づかないのよねー。たまには鳴いてごらん。」
こうして、頭を撫でると、嬉しそうにするわけです。
おやすみ、レディ。また明日ね。
ずっとそんな日々。
部屋の隅にはゲージがあり、そこにはレディがいました。
ずっと。
ずっとずっと、長い間。
目から溢れる涙に、自分でも驚いたのは…
これ程堪えるとは思ってなかったから。
もちろん、大好きだけど
コミュニケーションが豊富な動物じゃありませんし、犬や猫と比べてしまうと、やっぱり地味になりがちです。
でも、彼女とは歴史がありました。
10年の。
彼女はいつもここにいて、気が向けば話しかけ、たまには撫でて抱きしめて
側で喧嘩もし、笑いました。
そう。
家族です。
失くして、亡くなって、改めてやっと気付いた。
月並みの安っぽい言葉です。
常にそこにあった。常にそこにいた。
だから
気づかなかった。
いつも居てくれる、家族の有り難さ。
私は、数時間涙が止まりませんでした。
やっと泣き止んでも、名前を聞けばまた涙が溢れ、思い出しては涙が溢れる。
1人で逝かせてしまった事も、とても悔やまれて
意識がある内に、もう一度撫でてあげたかった。
ごめんね。レディ。
彼女のお墓は、我が家の庭に
ガーデニング用の丸いレンガで囲み、白い仕切りを立てて…
お姫様に相応しく、可愛らしいお墓に、また涙が…
ゲージから飛び出し、犬をも従わせた彼女は
きっとこのお墓は、気に入ってくれると思う。
天から降るレタス。
まだレディが若い頃の、懐かしいエピソードでした。
レタスはもちろん、お墓にいれましたよ。
人参にオヤツに、こだわったペレットも。
「なんか、食べ物ばっかだね」
食いしん坊だったからね。
いつもは、レディにヤキモチを妬くメープルも、最後まで鳴くことはありませんでした。
わかるんだね。きっと。
去年の、今頃の話し。
そして、過去のブログは、6年前の話しです。
家族。
大事にしようね。うん。そうしよう。