今さらですが しつこく敵を知りたいんです!
【「ゆうちょマネー」はどこへ消えたか 】菊池英博/稲村公望 著
「⒈」なぜ米国は郵政民営化を要求してきたのか!
日本政府に郵政民営化を要求してきたのは米国であり、その要求の背後にある理念が1970年代に米国で誕生した新自由主義(グローバリズム)というイデオロギーである。
…債務国に転落していた米国は海外に蓄積された富を米国に環流させることを対外政策の基本においた。
日本のマネーを米国のために使えるようしよう(日本財布論)として「ゆうちょマネー」に目をつけた。
1993年に米国では「郵貯の活用が世界経済の活性化につながる」(ケント・カルダー、米国誌『インターナショナル・エコノミスト』1993年5・6月号)という論文が出され、「ゆうちょマネー」は「(アメリカ国内の)景気対策に利用できるばかりでなく、対ロシア援助や発展途上国に対する援助、世界的な環境対策などの最も容易に投入できる資金源でもある」「(「ゆうちょマネー」が)世界の最後の切札になるだろう」と結論付けている(『市場と権力─改革に取り憑かれた経済学者の肖像」』、佐々木実著、講談社、2013、p231)。
日本では「ゆうちょマネー」が政府の財政投融資と公共投資の原資となっており、こうした政府投資が民間投資と一体となって、戦後の経済成長と石油危機以降の経済復興と安定成長の基盤として活用されていたのである。
したがって、彼の主張は「日本で 公共投資として活用されている『ゆうちょマネー』を日本に使わせないようにして米国で使おう」という趣旨である。
この論文を執筆したケント・カルダー(1948─)という政治学者はジャパン・ハンドラー(日本通で日本を操る学者・政治家)と言われており、現在でも米国の対日戦略の要で活動している。
彼は竹中平蔵氏(慶応義塾大学教授、元小泉内閣閣僚)を「親友」と呼ぶ仲だと言われる(前掲、佐々木実氏著書)。
「⒉」新自由主義はどこから出てきたのか
ネオ・リベラリズムと呼ばれる新自由主義思想を立ち上げたのはミルトン・フリードマン(1912─2006年)という経済学者である。…略…
新自由主義では「儲かると思うものは何でもやる、社会的倫理的・道徳観など考えなくてよい」というのが行動の原点である。 さらに彼は、「政府がドラッグを取り締まると、腐敗政治、暴力、法の尊厳の喪失、他国との軋轢などが起きるので麻薬は取り締まる必要はない」と主張している。
最近の日本で問題になっているブラックバイトといった人間性を無視する雇用形態は新自由主義の社会的道徳観の欠如から来ている現象である。
「⒊」どのような考えなのか
…続く…
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またまた丸写ししてしまいましたわ。
何故って 全部が、腹立つから 拡散したくて
これって 〖新自由主義の逆説教科書o( ^_^ )o〗
次々と共有したいことが続いて出てくるのですが、
どうぞ 皆様 この本を手に取り あるいは日本の国富を食い物にする手口。
しっかり勉強して
新自由主義に NOを!国民 庶民の共通認識 世論に構築出来るよう、分かち合いませんか
この本の最終章には、
日本人のゆうちょ社長への提言が書かれていますが、なんかえげつなく悪いことが継続的に行われている様子。
(今日は夜勤明けに 11時の大阪梅田教会のミサすら行けなかった。移動に40分で 10時の仕事終わりの時間に10:01でタイムカードを打てる私なら間に合ったのに。奉仕精神が悲しいかな身に付きすぎて 奴婢のようである。自分を非情に切り替え切り捨て色々な私を発揮出来るようには何回転も自分を全く回せない。非正規雇用者なのに殆ど社畜でしか無い。悲しい限りである。 新自由主義を私の敵 として研究出来ることはもはや 魂の平安喜びであり 私の祈りであり奉献でありミサ聖祭である。amen)
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《感想》
新自由主義とは、結果としてレプティリアンの地球支配を加速させるツールとなったことは否めない。当初「自己責任」「実力主義」「小さな政府」「公助よりも自助」このようなスローガンとして近づいてきた新自由主義。
政治家はどう受け止めたかと言えば「法律さえ守れば何をやっても問題無い」から「力ある者は法律を破っても罰せられることは無い」迄にイビツに拡大していった。それが利権政治の温床となり、企業経営者は「株主配当第一主義」を追及していった。安倍晋三自民党は内閣人事局を作り官僚の人事権を握り忖度政治を加速させた。
その結果、「森・加計・桜」事件が発生し、現在も尚、その永田町のイビツな論理「力のある者は法律を犯しても罰せられない」と言うマフィア政治家を増やし「今だけ・カネだけ・自分だけ」の売国奴を量産させている。
以上